テクノロジーソリューション事業部恒例BBQでの一枚
【ギャプライズジョイン以前】
大学3年時に一年間大学を休学してカナダのバンクーバに留学をしていました。目的はいくつかありますが、一番は「正解のないものに対して、自分で考えて行動をする力を養うこと」でした。
なので学習の仕方から、住む環境、日々の過ごし方まですべて自分で決定し行動できるワーキングホリデー留学を選びました。
まず最初にした"決定"は、「現地の学校には通わず、独学で勉強すること」です。
現地には多くの日本人がいたのですが、ほとんどの人が一旦「失敗しないように安全策を取る」(とりあえず学校にいく、とりあえず学校にいけばスキルが習得できる、まず日本人同士で英語を話す)という考え方をしている気がしました。
たしかに、私たちが子供の頃から受けてきた教育は、「先生が求めている正解を出せた生徒が評価され、褒めて貰える教育」でした。なので正解の分からないこと、新しい正解を自ら作り出すこと、他の人と違う方法を取ることに対する恐怖心が強いことは仕方ないと思います。
でも英語の勉強はわざわざ学校に行かなくても本やYoutube、MOOCを使えば無料でできますし、スピーキングに関してもネイティブスピーカーと話すのが一番上達が早いのは自明の理です。(そもそも学校の受動的なシステムが好きじゃないので大学受験の際も予備校に行かなかったタイプです(笑))
なので学校には通わず、午前は図書館・カフェで徹底的にインプットし、午後はカナダ人の友人達に対してアウトプットすることを決めて行動しました。
留学当初、ネイティブスピーカーと話す時間を確保するのに大分工夫をしました。例えば家の近くのバーに一人で行き、そこにいるカナダ人に片っ端に「日本語に興味ない?日本語教える代わりに英語教えて!」と声をかけ友人を作ったりもしました。また、街にいるホームレスの方々に煙草を渡す代わりに1時間程度話し相手になってもらったりもしました。(ネイティヴスピーカーと話すことだけを目的とすれば、学校に通うより何十倍も安く済みます)
留学に関しては話すと長くなるのでここまでにしますが、留学の経験で「自分で考え決定し行動すること」が最も自分を成長させてくれることを学びました。
カナダでの経験が今の僕の価値観に大きく影響を及ぼしていますし、ギャプライズで働く上でとても役立っていると自負しています。
【ギャプライズ入社のいきさつ】
留学先のカナダから帰国後、外資系エネルギーメーカー、IT企業にて長期インターンシップをしていました。そこで知り合った方からギャプライズのことを聞き、色々と情報収集をしている内に気づいたら面接を受けていました。
就職活動中、僕の中で企業選びの軸は3つありました。
①自社プロダクトが強いこと
競合優位性の低いプロダクトが行きつく先には、必ず価格競争があると考えています。
以前インターンシップをしていたドイツのエネルギーメーカーでは、太陽光発電パネルのモジュールを扱っていましたが、新規参入してくる中国企業のプロダクトに対して優位性を見出せず、結果価格競争に破れ日本から撤退してしまいました。以上の経験からも「自社プロダクトが市場において競合優位性を見出せているのか否か」は企業を選ぶ上で重要なファクターとなりました。
②自走していい環境か否か。
かなりせっかちなので、とある企業のように新入社員を横に並べてゆっくり徐々に教育していく環境は僕には合わないと考えていた為です。
③ワクワクするか否か。
最後は直感。働いている人、やっていることにワクワクするかで決めようと思っていました。
【ギャプライズにジョインしてみて】
企業選びの軸で挙げた3つすべてが実現できていると思います。
①自社プロダクトが強いこと
現在、イスラエル発の最先端WEBマーケティングツールSimilarWebのカスタマーサクセスを担当しています。第二のシリコンバレーと評されるイスラエルのプロダクトということもあり知名度・競合優位性・機能すべてのレベルが高いです。「『仕事だから』と自分を押し殺して、自信のないプロダクトを売ることほど辛いことはない」とよく言われますが、ギャプライズにおいては、どのプロダクトに関わることになっても、そのようなことは起きないと自信を持って言えます。
②自走していい環境か否か。
求めればどんどんチャレンジさせてもらえる環境です。逆に、待ちの姿勢だと少し辛い環境かも知れません。優秀かつ自走できる方々が集まっているので毎日沢山の刺激を受けながら働けています。
③ワクワクするか否か。
毎日ワクワクしかないです。業界的に変化が多いこともあり常に自分の知識・常識をアップデートしていく必要があります。知的好奇心が高い人には最高の環境かと思います。
また僕のような知識も経験もまだまだな人間が、大多数の人が知っているであろう大企業の経営層の方々や、Google・Microsoftで事業トップをしていた方と毎日お仕事で関わらせて頂けることは、ギャプライズならではの魅力です。さらには、大学卒業と同時に起業し会社経営をされていた方、SimilarWebの事業部を日本で立ち上げ売上世界一位になった方など、枚挙に暇がないほど素敵な方々とも共に働くことができます。
しかし、入社の一番の決め手は、面接後に事業部長である土井さんと会食させて頂いた際の出来事です。
土井さんに「尊敬してる人いますか?(ビジネス界の著名人が出てくるかな)」と聞くと、
真顔で「麻婆豆腐作った人」と答えました。当時の僕はこのミステリアスな回答にガッツリ心惹かれました。(冗談じゃなく本気でビビッときました)「あ、この方と同じ会社で働けたら楽しそう」と直感的に思ったのは今でも覚えています。
【今後】
2018年9月に大学を卒業し、10月から新卒として入社予定です。
サブスクリプション型のビジネスモデルが台頭している昨今において、カスタマーサクセスの重要性は日に日に高まっています。「ギャプライズのカスタマーサクセスが日本一」と評されることを目標に、日々会社全体でPDCAを回しています。
「いつも心にエンタテインメント」。ギャプライズの経営理念です。
“ENTERTAIN”という単語には、「楽しませる」の他に「もてなす」「考慮する」という意味があります。
つまりその本質は、相手をよく知り、ハッピーにする方法を考え、主体的にコミュニケートしていくこと。マーケティングにも通じますが、相手を知り適切なタイミングで相手に関わること。
そして、それが広く世界にハッピーを生み出す上でも、重要な指針であると考えています。
まずは自分たち自身がハッピーとなり、世界をよりENTERTAINできれば、世界にイキイキをより生み出せると考えています。
ギャプライズは、そのイキイキで世界を変えていこうとする仲間を募集しています。