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【2021年度 事業報告】1次産業支援事業

■1次産業支援とは?

1次産業支援とは、地域の農業・林業・漁業などの生活の基盤となる産業に対して、販路拡大や地域内流通の拡大を通じて、地域の経済を活性化するために行っている事業です。特にこの領域は、人々の生活に密接に関係し、衣食住を支える根幹となる産業でありながら、後継者不足や生産量の低下など数多くの課題が山積みとなっている領域でもあります。


この領域で弊社としては、二つの事業を展開しています。
一つは直売所事業。もう一つが地域商社事業です。
直売所事業では、道の駅や地域の直売所を運営し、地域内の商品流通を拡大していく取り組みです。また二つ目の地域商社では、地域に魅力あるものを発見し、外に販路を作ることで外貨獲得を目指している事業です。

■FoundingBaseが取り組む理由

FoundingBaseでは、「自由」をUpdateするをMISSIONにこれまで事業を進めてきました。自由というのは好き勝手にやる、という意味ではなく自らに由る、という意味で自由という言葉を置いています。


1次産業では、非常に多くのしがらみがあります。価格も地域外や海外の野菜が安く入ってくる中で、市場と向きあう必要があります。また後継者が不足している中で、生産量を担保しなければならない状況や、新しく就農するにしても土地の面積や生産量が決まっており、最終的な生計を立てることが非常に難しい特性を持っています。
こうした「他由=(誰かに意思決定を委ねられている状態)」が産業全体で続くことは、日本の地域で生活する上で、クリティカルな問題だと考えています。こうした産業に「自由」を増やすため、弊社では創業当時からこの領域で活動を行っています。

■島根県津和野町(地域商社事業)

島根県津和野町では、創業時から農業事業者の商品流通の拡大を目指し、事業を推進してきました。具体的には「まるごと津和野」と呼ばれる、津和野の名産品や野菜を定期便・ECサイトで販売を行う事業を行っています。

津和野では「まるごと津和野」と呼ばれるECサイトを運営しています。また2021年度からFOUNDING SELECTIONと呼ばれるECサイトも運営し、津和野の商品を掲載してきました。



今年度は、商品掲載数に注力して取り組みを加速させていきました。今年度掲載した数は15品目以上におよび、多くの人にご購入をいただきました。商品の掲載数を上げるにあたり、これまでの既存の商品をただ掲載するのではなく、セットでの販売、かつそのセットにも意味を持たせて発信にこだわりました。

またFOUNDING SELECTIONで掲載した商品では、お醤油のセットや、津和野で取れたお茶などのセットが大変人気でした。ただ商品を掲載するのではなく、生産者の想いなどもお伺いし、商品づくりに反映をしています。今後は商品だけではなく、体験なども中心に取り組みを行いながら、津和野の魅力を発信していきます。

■大分県豊後高田市(直売所事業・地域商社事業)

大分県豊後高田市では、玉津まちの駅『夢むすび』という場所で直売所の運営を行っています。この直売所は10年以上、地域の方々で運営していた場所で、地域の皆様がパートスタッフとして働いています。お弁当の製造やおせちの販売など、加工品も取り扱っており、地域内外に対して豊後高田市の魅力を発信する拠点として活動しています。



今年度は、『マルシェ』事業に注力をして事業を展開していきました。マルシェ事業は、玉津まちの駅『夢むすび』を目的地として多くの人が訪れる場所にしていく取り組みでした。マルシェについては地元の方にたくさんきていただけるように、周辺地域へのビラ配りなども地道に行ってきました。また無闇に行うのではなく、優先順位を設定し、その上で行っていきました。
また、提供する商品についても試行錯誤を行いました。豊後高田市にはファーストフード店やチェーン店などがないため、気軽に食べられる場所があまり多くはありませんでした。立地なども勘案し、提供する商品を決めて、週替わりで提供するための生産体制や、開発のためのフローなどを整備していきました。地元の食材を活用した商品をつくることでできたことや、大分市などから古着屋さんが出店するなど、多くの方々に関わっていただくことができました。


おせち事業では、年末のギフトとしておせちを発信。こちらは新規商品数も増やし、お値段や内容量なども昨年の振り返りから改善。情報発信も映像を活用して発信するなど、より生産者の想いを感じて「つながる」をテーマにした広報を展開していきました。
おせちの事業では地域の事業者含めて多くの人が関わります。その想いを届けるためにも弊社スタッフが生産者の生産現場へいき、出荷の様子なども撮影。その生産プロセスなども含めて届けるように工夫をしました。


結果として、2021年度の事業売上目標は達成し、2022年度でさらなる飛躍を目指しています。
今後夢むすびでは、直売所とECでの販売(地域商社)の2つの事業を同時に展開していきましたが、地域の魅力を発信する拠点として今後は、よりダイレクトに商品を顧客に届ける仕組みを作っていきたいと思います。

■福島県国見町(地域商社事業)

福島県国見町では、関係人口×農業の文脈で事業を行ってきました。福島県の国見町では主に桃などのフルーツが有名です。国見町では「クニミノマド」と呼ばれる関係人口づくりに寄与する事業を行っており、地域の人と都市部の人が交流しながら、国見町の良さを体験するプログラムを提供してきました。


その中でも、今回は「桃の木オーナー制度」という事業を行いました。桃の木オーナー制度とは、農家さんが栽培している桃の木のオーナーになり、栽培・収穫までのプロセスに、オーナーとしてオンラインやオフラインで関わりながら、収穫を共にするプログラムのこと。県内・県外から多数のお申し込みをいただき、新規でお申し込みをいただいた方が40名以上にもなり、多くの人が国見町に関わるきっかけを作ることができました。


現在活動をしているメンバーを中心に、広報にも力を入れたり、実際の体験設計なども丁寧に、かつ国見町の事業者の皆様とも一緒になって進めることができました。

■高知県東洋町(直売所事業)

高知県東洋町は、高知の東側に位置しており、2021年度から事業が始まった場所です。取り組みとしては、直売所事業を運営しており、『海の駅 東洋町』というビーチに面した場所で、地元の農作物や海産物を購入することができる場所です。ビーチに面していることもあり、毎年多くの観光客やサーファーの方が訪れる場所となっています。


夢むすびと同様に地元のパートスタッフの方が働いている場所での事業運営となりますので、より地域と協働しながら取り組みを進めています。実際に地域の方々に、魚の捌き方をレクチャーする機会を作るなど積極的に関わりをもち、事業を推進しています。


現在1名の弊社スタッフが地元の事業者の方々の想いをヒアリングし、発信するなど広報活動にも注力しています。Instagramも弊社で運用してから200名以上フォロワーが伸びるなど、地道な改善を進めております。今年度もより一層のUpdateを進めていきたいと考えています。


■2022年度の展開

これまで2つの事業で展開を行ってきましたが、直売所事業はより地域へと溶け込むために、お客様に近いところで商品サービスを展開すること、また仕入れも顧客のニーズにフィットしたものを届けられるような体制を構築していきます。また地域商社では、その地ならではのモノ(商品)・コト(イベント)・トキ(ツアー)を提供することで関わる人の幅や深さをより一層深めていきたいと考えています。FoundingBaseでは、拠点数も拡大していくため、関係人口のより広い選択肢を提供できるサービスを創造していきたいと思います。

■来年度の新規の取り組み地域

2022年度は静岡県南伊豆町で、ふるさと納税に関する事業を行っていきます。南伊豆町は、伊勢海老や海産物が豊富に取れる場所です。ふるさと納税にも力を入れており、来年度は地域の事業者の皆様と連携をして、地域の魅力を多くの方々へとお届けする事業を創出していきます。今後も1次産業支援事業にご期待ください!







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