フラッグに転職してきた方に「なぜフラッグを選んだのか」、その理由を聞いてみました。今回は元・クライアント、取引先からフラッグに転職してきた、東京本社 法人営業部の小山純平さんにお話を聞きました。
── 現在のフラッグでの業務内容についてお伺いできますか?
東京本社の法人営業部でチーフとして働いています。主にクライアントに対するフロントとして、案件の掘り起こしや提案、獲得した案件の進行管理、最終的には請求関係の管理も行っています。チーフというポジションでもあるので、マネージャーと連携してメンバーのマネジメントも行っています。
── 小山さんは元々はクライアントだったわけですが、まずは前職での業務についてお伺いできますか?
前職は約10年間、食品メーカーに勤務していました。新卒で入社して、半年間は食品工場で研修を行い、その後、4年間は福岡で営業をしていました。スーパーマーケットやドラッグストアに商品を販売する業務ですね。その後で本社に異動となり、広告宣伝部で5年間、TVCMを作ったり、イベントをやったり、店内プロモーションもやっていました。また、広告宣伝とは別に、海外販売や通販などもやっていました。
── かなりいろいろな経験をされたと思うのですが、その中で転職を考えたのはなぜですか?
広告宣伝部では、いろいろなプロモーションを考え、実行して、うまくいく時もあればうまくいかないこともありましたけど、みんなで一致団結して、何かを作りあげるっていうのが面白かったんですね。ただ、前職の場合、いつ、どこに異動になるのかというのはわからなくて、プロモーションを続けたいと思ってもできないかもしれない、と考えたのがきっかけです。
── いろいろな業務の中で、一番楽しいと思えるものがプロモーションだった、ということですね。
そうです。それで転職をしようかな、どんな転職先がいいかなと考えた時の選択肢としては、広告代理店があったり制作会社があったり、後は自分たちでサービスを作って売っている楽天のような会社も浮かびました。
その中で、将来的にプロモーションを深く知れるのはどこだろう、しかも自分が面白く働けそうなところと考えた時に、それは「制作」もできる会社ではないかと。上流からプロデュースだけをするのではなく、実際に制作もする仕事の方が勉強になるだろうと思いました。
その時にはフラッグと付き合いがあって「面白いことを考える会社だなぁ」と感じていたので、当時の担当者で現在のマネージャーに相談した、というのがフラッグ入社の経緯です。
── 競合ではないですが、取引先への転職ということで、多かれ少なかれ気を遣うのではないかと思いますが、転職を知った同僚からの反応はいかがでしたか?
全く違ったジャンルの会社に行くので「大丈夫?」とか、「制作会社って大変じゃないの?」という反応がありました。ただ、フラッグに関しては「面白いことをやっている会社だよね」っていう評価をいろいろな人からもらっていたので、「またどこかで仕事を一緒にできるといいね」ということで、応援してくれていました。
── 当時はクライアントと担当者だった関係が、今はマネージャーとチーフ、上司と部下になったんですね。その関係性って最初は難しかったりしませんでした?
いや、私は全然大丈夫なんですが、むしろマネージャーが気を遣っている気がして、申し訳ないなぁ、と思っています。それよりも、前職ではいろいろな案件でフラッグと仕事をしていたのですが、私がその担当者というポジションからいなくなることで担当が変わって、フラッグの売上が無くなるみたいな自体になったら良くないなぁ、と思っていました。「あなたはクライアントのままでいてください」みたいに言われたらどうしよう、みたいな。
── フラッグに入ってみて、雰囲気や社風でギャップを感じたことはありましたか?
元々は、「東京本社はカフェテリアで無料のランチがあるよ」って聞いてたんですけど、コロナ禍で一切使えていない、というのが…
── そうですよね。コロナ禍が始まるタイミングでの転職でしたよね。
あとは、ある程度の裁量は与えられますし、イメージ通りではありました。ただ、その裁量というのが、本当に自分がやりたいことがあって、自分で動かないと何も起きないんだなていうこともわかりました。上から指示が来て、中間のポジションで噛み砕いて、下に伝えるみたいな感じではなく、自分で考えて動かないといけないな、と。
── メーカーから制作会社への転職となりましたが、前職までの経験を活かせる強み、みたいなものってありますか?
前職ではいろいろなメーカーさんとの、メーカー同士のつながりも多かったので、そこに声がかけやすいというのはあります。メーカーを怖がらないので、「ちょっと転職したんで、お話聴いてくれませんか?」って連絡がしやすいのは強いと思います。そういう意味で言えば、広告代理店とも取引があったので、代理店を恐れない、みたいなところもありますね。
── では、今後やってみたい仕事や案件はありますか?
現状は、製品のローンチ前後のプロモーション企画、花火を打ち上げるような企画はよくやってるんですが、その後のお付き合いってのが私自身あまりできてないなぁ、と思うので、クライアントと一緒に何かを育て上げるというのはやってみたいな、と思います。
── どんな人がフラッグに向いているでしょうか?
自分のやりたいことがある、ということでしょうか。何か自分の趣味や好きなものがあり、それを仕事でもうまく活かしながら動ける人が向いていると思います。
営業というポジションで言えば、社内のいろいろなチームと仕事をするので、明るい人がいいですね。間違えることはあると思うんですが、それで落ち込みすぎない人がいいです。
フラッグのことをご存知の方が転職先にフラッグを選んでくれるというのは、とてもありがたいですし、誇れることだとも思っています。関係者からの紹介で入社するスタッフも増えています。もし、興味を持っていただけたら、ぜひ現在募集中の職種について、見てみてくださいね。
株式会社フラッグ 採用情報
それでは、また。