みなさんこんにちは。FinT広報担当です。
FinTは、「みんなの強みを活かして、日本を世界を前向きに」をパーパスに掲げ、前年比200%で成長中のマーケティングを強みにしたSNSソリューションカンパニーです。
2019年より3年間で社員数は10倍増、2023年には海外を中心とした事業を複数スタートし、さらなる成長を目指し様々な挑戦をしています。
今回は、サイバーエージェントの内定者ビジネスコンテスト優勝、FinTでの新規事業立ち上げ責任者、最年少でのマネージャー抜擢など、輝かしい実績を誇る、”弱冠22歳の怪物大学生” 熊谷 聰威 (くまがい そうい)へのインタビューです。
その徹底した「ユーザー憑依」と売れるプロモーションを連発する「企画・プランニング力」から、大手企業のブランドマネージャーの方々からも信頼を勝ち取り、成果を出し続けています。そんな熊谷に、日頃からどんな姿勢で業務と向き合っているのか、彼の思考プロセスに迫りました。
【こんな方におすすめです】
- とにかく上を目指して突き抜けたい
- 圧倒的な成果を出したい
- 将来的に起業や独立を考えている
- もっと裁量持って組織や事業に貢献していきたい
このように思われている方の参考になれば幸いです。
|熊谷 聰威 (くまがい そうい)
1999年生まれ。SNSマーケティング事業部 インフルエンサー事業責任者。サイバー・バズにて1年間メディアのインターンリーダーとして活躍したのち、2021年8月にFinTへ入社。12月から新規事業の立ち上げ・マネジメントを担当し、インフルエンサー事業責任者を経て、来季よりFinT史上初の新卒でのプランナーチームマネージャー就任。内定していたサイバーエージェントでは2022年度Cycom(ビジネスコンテスト)優勝。
サイバー子会社で1日7時間のインプットを行い1ヶ月でリーダー就任
ーーそもそも長期インターンはどうして始められたのでしょうか?
長期インターンを始めたきっかけは、早稲田大学の起業家養成講座に行ったことでした。
元々大学2年生の8月までは、タピオカ屋でアルバイトをして、週5で飲みにいくというような「ザ・大学生」みたいな生活を続けていましたが、コロナで暇になってしまったんです。
そんな時にテレビでSHOWROOMの前田さんのインタビューを拝見して「かっこいい」と思うようになり、その前田さんが自分が通っている大学の「起業家養成講座」に来るとのことで、一目みにいくために講座を受講しました。
ーーきっかけは前田さんへの憧れ。
はい。ただ、そこで前田さん以外の若くして起業し社会にインパクトを与えている方々のお話に心動かされて、自分も社会にインパクトを与えられる人間になりたいと思い、ビジネスを経験するために長期インターンを探し始めました。
当時のインターンは営業系が多かったんですけど、サイバー・バズはメディア領域での募集をしていて、面白そうと思い、長期インターンを始めることにしました。
ーータピオカ屋さんからの差がすごいですね(笑) 入社後はどのようなことをしていたのでしょうか?
入社してからは、メディア事業部に配属いただき、1ヶ月でリーダーに就任して、チームやメンバーのマネジメントに取り組んでいました。
リーダーに就任してからの詳しい話はできませんが、かなりの成果を出し続けることができました。自分がやめてからも設定していた目標KPIが伸び続けていたので、しっかりと仕組み化まで持っていけたのだと思います。
ーー1ヶ月でリーダー就任、、!すごいですね。何が成果に繋がったのでしょうか?
ありがとうございます。
振り返ると2つ理由があるかと思います。
1つめは、毎日7時間のインプットを行い、業務のキャッチアップを早くできたことです。
通常なら独り立ちするのに、3ヶ月〜半年くらいかかるのですが、自分は出勤前の朝5時~9時、出勤後の20時~23時と合計7時間毎日インプットを続けていたので、すぐに戦力になれたのだと思います。
2つめは、成果が出ることだけに注力していたからだと思います。元々、自分がリーダーになるまでは、全ての学生やライターにもある程度平等に仕事が割り振られていましたが、自分がリーダーになってからは、成果の出せている学生・ライターを徹底的に分析し、チームとして、成果を最大化するには?を思考し続けて、案件の采配もシビアに調整をしていました。
学生上がりのリーダーなら、「みんなに成長機会を」「みんなでやる」というのを重んじる方もいるかもしれませんが、自分が事業責任者の方に求められていたのは成果だったので、ただひたすら成果がでることだけに集中していました。
ーーなぜそこまで成果にこだわりきれたのでしょうか?
根本は、目立ちたい、とかだったと思うんですけど
純粋に勝負に勝つとか成果が出ることが楽しいんですよね。
そのために、今は「常にポジションが1つ上の方の仕事を取りに行く」にはどうすればいいか、どうしたら今後任せていただけるか、と言う思考はし続けていました。
ーーそこから、FinTにインターン転職を?
インターン転職を考えることになったのは、ある程度基盤が整ってきたことで、新しいチャレンジを行える機会が減ってきた点から転職を考えました。
その上で、次なる自分の成長としては、「新規事業の立ち上げ」にチャレンジすることだと考えていたため、それができるインターンを探していました。
そんな時に大学2年の8月に参加した「起業家養成講座」でゆいさん(現FinT代表)も登壇しており、インターン生にも責任者として裁量ある仕事を任せているというお話をしていたのを思い出し、FinTでインターンをすることにしました。
「やるからには圧倒的No.1に」サイバー藤田さんにも感じる「悔しさ」
ーーFinT入社後4ヶ月で新規事業責任者に。どういった経緯だったのでしょうか。
はい。まず入社前に、経営陣の方々に「新規事業をやりたい」という話をしており、「3ヶ月で圧倒的な成果を出せばいいよ」と言われていました。
そのため、何がなんでも圧倒的な成果を出すように頑張りました。
入社後は、平均2~3ヶ月で1人で案件を回せるようになるところを、圧倒的なインプットで1ヶ月で1人で回せるようになり、その後、大手広告代理店経由の大型クライアント案件(当時社内最高売上)の話に手を上げ実行の部分で成果を出しました。
その後TikTok領域にも参入していきたいという経営陣の声にも「TikTokに詳しいです。(TikTokのアプリインストールしたこともないけど)」と手を上げ、TikTokの猛勉強を行い、「社内でTikTokのことは熊谷に聞けば良い」という立ち位置を確立しました。
結果として、新規事業立ち上げを誰に任せるかという点で、第一想起していただけるようになり、任せて頂くことができたのだと思います。
ーーまさに有言実行ですね。何がそこまで原動力になるのでしょうか?
そうですね、、とにかく勝ちたい気持ちが強いんだと思います。小学5年生の時に空手の全国大会で準優勝した際に培われた「やるからには圧倒的No.1になりたい」「自分の手で成功させたい」という気持ちが、今にも活きているんだと思います。
例えば、今回のW杯日本代表が大いに盛り上がりましたが、あれで成功しているのは紛れもなくサイバーエージェントの藤田さんです。リスクをとってまで意思決定した先にあそこまで数字に残る成功を納めており、藤田さんに対しても悔しさを感じます。それ以外にもどこかの企業がPR企画で成功していれば悔しいですし、街ゆく中で面白い広告があれば悔しいです。
範囲を限定させた上でトップを目指すと、比較対象が限られてしまい自分の成長機会損失になるので、あえて範囲を決めず成功したいと考えています。23卒でNo.1を目指すとなると藤田さんは比較対象に入らないですが、広告業界の中でNo.1を目指すとなると藤田さんは比較対象に入る、みたいなイメージです。
年間4億の案件を受注、チーム売上も5倍に。
ーー立ち上げ期はCOO直下で進められていましたよね。具体的に聞いてもいいですか?
そうですね。やまぴーさん(COO 山下)と一緒にZ世代マーケティングという、FinTの中では新しいパッケージを作り、事業化を目指していました。
その時に初めて、COOと一緒に直接仕事をする機会があり、自分の見ている世界との差、実力の差に驚きました。できないことだらけだったので、めちゃくちゃ悔しかったです。
フィードバックを受け続け、ようやく形にできたのが、FinTが今全社的に展開をしているマーケティングの上流から企画、提案に入る営業スタイルです。
ーー今期のFinT躍進のきっかけはそこにあったのですね!
はい。Z世代マーケティングでやっていた上流のマーケティング戦略部分から入りこみ提案する形は、今FinTが持っているソリューションプラン(インフルエンサー・アカウント運用・広告運用など)のどんな時にも必要なことだよね、ということになり、上流から提案できる営業スタイルを社内で構築していくために、元々在籍していたインフルエンサーマーケティングの部署に戻りました。
その上でのミッションとしては、インフルエンサーマーケティングチームの売上目標達成と、チームメンバーの育成です。売上的な成果としては、自分がリーダーになってからチームの売上は5倍にまで成長することができました。
ーー流石ですね、、!でも、そもそもなぜ上流の企画から携われるようになったのでしょうか?
きっかけとしては、とある企業様でのインフルエンサーアサイン依頼のオーダーでした。「こういうインフルエンサー(年齢/性別/特性など)をこの規模で(人数)、こういう投稿で(キャンペーン内容)」でお願いしますというようなものです。
普通であれば、その企業様の指示通りにインフルエンサーをアサインし、ディレクションするのみですが、自分はアサインする40名ほどのインフルエンサーの分析と勝ちパターン(こういう投稿がおすすめ)をスライドで全人数分作成し、それを提案しました。元々、200万回再生の目標値を設定していた案件だったのですが、結果として400万回再生を記録し、店舗の売上も2倍になり、企業の担当者様が大喜びしてくださいました。
それ以降2回目のオーダーでも同じように支援し結果を出すことができたので、3回目以降からは、予算とお題だけ渡されて、企画の根本から任せていただけるようになりました。
「顧客視点に立つ」ではなく「顧客になる(憑依する)」
ーー成果が圧倒的ですね。まぐれではなく再現性も高い。何が要因だったのですか?
成果を出せた要因としては2つあるかと思います。
1つめは、競合分析を徹底的にやりきったからです。競合他社が類似商品でキャンペーンを出している事例を何百件も洗い出し、「どのタイミング」「どういうチャネル」「どんなキャンペーン」をやっているのかを分析します。その中で上手くいってるキャンペーンの共通項を発掘し、クライアントのキャンペーンにも転用しています。
2つめは、ユーザーに憑依することです。FinTの行動指針にも入っている言葉ですが、これが1番大事だと考えています。「顧客視点に立つ」ではなく「顧客になる(憑依する)」ようにしています。
例えば、アニメとのコラボでキャンペーンを考える際には、そのアニメファンの生態系を理解するために、ファンのTwitterアカウント半年分(100ツイート)以上を全て見て、ファンの普段考えていることや、反応していることの理解に努めます。これを約50名ほど取り組みました。
ヘアケア商品のPRなどでは、実際に売り場に行き、全てのシャンプーを購入して試し、分析しています。アトラクション系のご相談ですと、オフィスから車で2~3時間くらいかかるところでも実際に訪ね、遊んでみてから消費者としてどう思うかを理解しようとしています。
その結果、Twitterで5万リツイート、3回連続の日本トレンド入りなどの成果を出すことができ、業界トップのメーカーの方々に上流から任せて頂けるようになったのだと感じています。
サイバーエージェントでビジコン優勝後、内定辞退
弱冠22歳最年少マネージャーの見据えている未来
ーー話は変わりますが、新卒でのFinT入社、決め手は何だったのでしょうか?
前提として、自分はできないことをできるようになりたい、上を目指したいというのがあります。その中で、当時その時期は、新規事業立ち上げも経験ができ、COO直下で視座・実力の差を体感していたので、次なるチャレンジは「経営側に入り込んでいき会社を大きくしていくこと」だと考えていました。
ーーでも、かなり内定先も魅力的だったと思います。期待もされていたのではないですか?
そうですね。サイバーさんではビジコンで優勝もし、内定もいただいており、たくさんの入社されている方とお話ししましたが、いい意味で大手企業で段階的にステップアップするイメージが頭の中で描けていました。
その点FinTはより経営側に回っていくことはイメージできても、その先のステップアップは会社の状態によりけりなので、全く想像がつかないことも逆にワクワクしていましたし、魅力的でした。
かつ、新規事業立ち上げからインフルエンサーマーケティングに戻ってきてからは年内でマネージャーになるという宣言もしていたので、FinTを辞める選択肢がなかったです。
ーーこれから先に見据えている会社と個人に対しての未来を教えてください。
会社が上場するまでの売上を全て自分が創出できるように頑張りたいです。その上で日本一のマーケターになりたいと考えています。
そのために、まだまだ自分のノウハウやスタイルが属人化しすぎてしまっているので、より体系化していき、会社の底上げに貢献し、急拡大の立役者になりたいです。
その上でどんどん経営側に入っていきたいと考えています。
ーー最後に、FinTに興味のある方に一言お願いいたします!
改めてFinT入社後の自分を振り返っても、まだ大学生にもかかわらず、他の会社では社会人5年目以上の人が持つであろう裁量を、容赦無く渡してくれるところがFinTの好きなところです。だから僕はここを選びました。
もしこの記事を最後まで読んでくださった方の中で、
・最速で圧倒的に成長したい
・自分次第で最高に裁量を持てる会社で働きたい
というような志向性の方がいたらFinTは最高の環境だと思います。ぜひそういった方は、その覚悟の可能性を最大化するために、一緒にFinTの急拡大を担っていけたらと思います。
少しでも興味のある方はお話ししましょう!
ご応募お待ちしています!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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-FinTのエースインターンに聞いてみた「入社理由と希望進路」