こんにちは!フィルターバンクの採用担当です。
私たちフィルターバンク株式会社は、個人・法人の信用や評価を調査し、誠実さに基づく情報を提供する企業です。新社名と共に、企業の採用ミスマッチ防止や機会損失の緩和に貢献することを目指しています。
今回は、弊社の役員の1人である大熊さんにインタビューを実施しました!
ぜひ最後までご一読ください。
プロフィール
フィルターバンク株式会社 取締役
大熊 元気 / Motoki Okuma
静岡県出身。高校を卒業後、大阪で22歳まで美容師として従事。退職後は、アルバイトとして入社した不動産の仲介会社にて正社員に。その後、人材派遣会社や通信会社で営業や人事、スーパーバイザーの経験を経て、当時勤めていた通信会社にて入社後1年で役員に就任。その後同社に営業に来た大宗社長と出会い、サービスの内容に魅力を感じてパートナー契約を結ぶことに。通信会社の倒産をきっかけに、2021年3月にフィルターバンクに入社。現在は取締役兼セールスGr.・カスタマーGr.の責任者を務める。
目次
プロフィール
役職と実力のギャップを埋めるための挑戦
大宗社長との出会い:パートナー契約を結んだことが始まり
大義のあるサービスを持っていたフィルターバンクに惹かれた
セールスGr.とカスタマーGr.のこれからについて
成長痛をマイナスに捉えない人が理想
お客様や社会にとって重要度の高い会社にしていきたい
役職と実力のギャップを埋めるための挑戦
_それでは、早速インタビューを始めていきたいと思います!
大熊さんがフィルターバンクに入社されるまでの経歴を教えていただけますか?
18歳で高校を卒業してから大阪に出てきて、22歳まで美容師をしていました。
美容師を辞めたあとは、不動産の仲介会社にアルバイトとして入社したんですけど、そこで3年くらい働いたあと、人材派遣の会社に正社員で転職しました。その会社は家電量販店や携帯ショップを統括する業務委託を受けていて、25~27歳くらいまではそこでSV(スーパーバイザー)の仕事をやっていました。
当時は丁度ソフトバンクからiPhoneが出始めた頃でしたね。
_不動産や人材…。様々な業種の会社に勤められていたんですね。
はい。不動産の会社も、人材派遣の会社も、どちらも数値目標に厳しい雰囲気で…泥臭い営業会社ばっかりでした。(笑)
その後、当時一緒に人材派遣の会社でSVをしていた同僚の紹介で、人材派遣の会社を辞めて通信会社に入社することになりました。
元々は平社員で入社したんですけど、入社後1年でいきなり役員になりました。
全然実力が伴っていなかったので、ひたすらギャップを埋めることに奔走していた時期もありましたね。役員って言うと、「これくらいできないとダメでしょ」みたいな色眼鏡で見られるので…。
最終的にその通信会社は300人くらいまで従業員が増えて、僕も12年ほど在籍していました。
_入社後1年で役員をされるなんて、大変なことばかりだったと思います。具体的にはその通信会社でどのようなお仕事をされていたんですか?
通信系の会社なので、会社としてはインターネット回線や携帯電話の販売代理のビジネスをやっていました。結構自由度の高い会社だったので、通信業以外にも色々と事業を立ち上げていて、社内ベンチャー的にセクションを立ち上げたりもしていましたね。
そこで僕は人材系の事業として、求人広告の営業を始めたんです。元々人材派遣の会社にいたこともあって、たくさん取引先がいたので、人材系のビジネスもいけそうかなと思って。
いわゆるマイナビとかリクナビとか、皆さんが知ってるような求人広告の媒体を、ライセンスを取って販売していました。
大宗社長との出会い:パートナー契約を結んだことが始まり
_大宗社長との出会いについても詳しくお聞きしたいです。
大宗社長とは、その通信会社を辞める2年前くらいに出会いましたね。
僕がその通信会社にいた頃、サービスを使ってほしいって営業に来たのが大宗社長で、そこで初めて出会いました。
当時の社長は東京のお客様の開拓をやっていたので、本来だと大阪は営業エリア外だったんですけど、たまたまスイッチして来ていただきました。
まずはサービスの内容を聞いて、直観的にすごい面白いなと思ったのが本音です。
僕自身としては前職で人事をやっていたこともあって、採用についてはこれまでにいっぱい失敗を経験してきたので。
面接時には気付けなくて、良い人だと思って迎え入れた新入社員が、入社後に周りから「なんでこの人採用したんや」って言われたり…。入社前と後でギャップがあるなっていうことはよく感じていました。
_社長が営業に来られたのが出会いのきっかけだったんですね!そこからどのように一緒にお仕事をする流れになったんですか?
僕がやっていた求人広告と掛け合わせたら、ちゃんとスクリーニングがかかって優秀な人材を採用出来ますって胸を張って提案ができるんじゃないかと思って、その社長の商談のタイミングで、「一緒に売らせてくれ!」ってすぐに言いましたね。「これ、くっつけて売ったら良いじゃん!」って。
そこから、今のフィルターバンクと僕が当時在籍していた通信会社でパートナー契約を結んでスタートしたっていうのが、始まりでした。これが多分5.6年前くらいかな。
もちろん実際に僕の会社でもサービスを使って、調査してみて初めて候補者が経歴詐称していたことが分かったり、「これ、調査してなかったら大問題になってた可能性あるな」っていうこともありました。僕自身がそういうことをお客さんの立場から体験して、サービスとしての魅力を感じながらセールスが出来ましたね。
_社長インタビューの内容と合わせると、だんだんパズルがはまっていくような感覚です。(笑)
大宗社長との運命的な出会いの後、パートナー契約はすぐに進んだんですか?
そうですね。社長側も、全然いいですよっていう感じで。
そこからは、月1回くらいの頻度で、お互いに状況を共有するミーティングがスタートしました。ビジネスパートナーと言いつつも、公私ともにいろんな話をしていたので、すぐに意気投合しましたね。仕事は仕事でちゃんとやって、飲みに行くのも月1くらいで行ってたかな。
でも、残念ながら結局その通信会社は、コロナで倒産したんですよ。中国から通信の機材が入ってこなくなって、業績がガクッと下がってしまったんです。
社長のインタビュー記事にも書いてあった通り、そこからの流れで、あの画像のLINEです。(笑)
大義のあるサービスを持っていたフィルターバンクに惹かれた
_その後、フィルターバンクに入社されたとのことですが、入社を決められたきっかけはどのようなことだったんですか?
やっぱり大きなきっかけは勤めていた通信会社の倒産ですね。他の会社からも声はかけてもらっていたので、正直転職活動はしていなかったです。
転職する上で、まずは何をやるのかっていうことをすごく考えました。これから入社する会社が、規模感を問わずに伸びていくようなサービスを持っているかとか、将来性があるかとか。
なので、前職からの繋ぎで単純に年収が高いところに行くっていう考え方は全くありませんでした。自分のキャリアアップや年収は一旦度外視して、給料は後から上げればいいかなと。
当時結婚していましたけど、妻には「これから上げていくから、今は少し踏ん張って」って話していました(笑)
その中でフィルターバンクに決めた理由は、ちゃんと大義のあるサービス・商品を持っている企業だったからですね。一緒にやっていく人間が社長だったからっていうのもあるし、「第二創業でこれから伸ばしていく」っていうビジョンを持っていて、それを傍で直接よく聞いていたので。
_元々サービスに興味があったということもありますが、社長の考えに対しても、同じ方向に向かっていくイメージがあったんですね。
そうですね。社長って、何に対しても振り切って楽しむタイプなんですよね。頭で考えて、自分の立ち位置を気にして直ぐに動けない人が多い中で、「この人、振り切るな~」っていつも思います。
でも、モヤモヤ考えすぎない人って、早く失敗を踏んでどんどん新しいことをやっていけるので、僕のイメージとしてはこういう人が大成すると思っています。
セールスGr.とカスタマーGr.のこれからについて
_大熊さんが実際に入社されて、大宗社長と大熊さんとで新たなスタートを切られましたが、大熊さんの役割・今後の考えについて教えていただけますか?
元々ずっと営業をやってきたので、基本的には営業を担当してほしいと言われていました。当時は社長しか営業をしていなくて、社長以外が調査員っていうところに僕が入社したので、まずは営業部門を作ろうと動きました。
最初の1年間は軌道修正のような年でしたね。新しいことに取り組むというのが少し難しい時期があって、なかなか伸ばすに伸ばせないみたいなことも多かったです。
でも、そこから採用活動も始めて、少し時間はかかりましたけど、徐々にメンバーが増えていきました。実際は2年ほどで今の体制まで持っていけました。
_現在はセールスGr.とカスタマーGr.に分かれていて、体制が整っているイメージなんですが、これからもっと変えていきたい部分はありますか?
もちろん賛否はありますけど、当社が扱うバックグラウンドチェックって今が普及期だと思ってるんです。NHKのテレビ番組でもSNSのチェックが度々取り上げられていたりしますよね。
そんな中で、営業としての最初の形は生み出せたと思っていますが、お客様のフォローアップが全然足りていないと思っています。
なのでカスタマーGr.に関しては、これからどんどん人員を増やしていきたいですね。セールスGr.は、営業手法がまだまだ単一的であると思っているので、もっとサービスの認知度を上げるっていう意味でも、ウェビナーや人材系のイベントへのブース出展もやっていきたいです。
あとは、人が増えていく過程の中で、自分の裁量権を持って回していけるポジションを作っていく必要性があるなと感じています。いわゆる中間管理職のような、次の責任者となる人をちゃんと育成することが最重要だと思っています。
成長痛をマイナスに捉えない人が理想
_これから新しいメンバーを増やしていきたいとのことですが、これから入社する方に向けて、求めていることや描いている人物像についてもお伺いできればと思います。
そうですね。うちは絶対的に伸ばしていく会社なんで、大きな成長痛が度々ある会社だと思うんですよ。成長痛って、大変じゃないですか。その大変さをマイナスに捉えない人に入社してほしいですね。
例えば、マラソンで苦しいときに、結果的に立ち止まっても良いから自分のペースで走り切ったときの達成感を見据えて頑張れる、みたいな人が社会人としても理想だと思っています。
仕事をする上でのスタンスって人それぞれだと思います。例えば、「お金が欲しいから仕事してます」っていう人もいれば、「一緒に働く仲間が良い人達だから」とか、「会社が向かう方向性に共感している」とか。みんな、ベースで何かしら持ってると思うんですよね。
でも、その中で求める人物像っていうところでは、基本的に自分に対しても人に対しても、諦めない人が良いかなと思っています。会社が成長期である中で、新しい業務もバンバン振られるけど、恐れずにチャレンジしていけるような、そんな人に入ってきてもらいたいです。
_それでは少し視点を変えて、現在フィルターバンクで一緒に働くメンバーと信頼関係を築く上で、重要視していることがあれば教えていただけますか?
一番は、何事にも逃げずにちゃんと向き合うことですね。
これまで営業畑で駄目になっていく人をいっぱい見ていて、循環して強い人だけが残っていくみたいな会社にいたからこそかもしれないんですけど、全然もっと活躍できる人いたんだろうなって思います。もちろん上記も経営方針の一つではあり、否定ではないんですけど。
だけどうちは、ちゃんと追い求めていくストイックさを持ちつつも、働く仲間とか、伸ばしていく方向性だったりとか、社長が思い描くビジョンにちゃんと共感してくれることが重要だと思っています。
会社のビジョンに共感して入社してきた人に対して、例えば1on1を実施するとか、悩んでることがあったら飲みに行って話を聞くとか、些細なコミュニケーションを大事にするとか。関係性が出来ていないところに何を言っても刺さらないので、まずはちゃんとその人のことを分かってあげられるようにしていますね。
うちはみんなすぐ反応してくれるし、在籍メンバーの関係性はすごく良いと思います。ただ、関係性が良いだけだとサークルみたいになるので、お仕事をする上で各々が役割意識をしっかり持って、良いバランスで居られることが大事かな。
僕自身も、役職は対外的には必要で、社内はあんまり関係ないというか、気を使わないでほしいっていつも思っています。
あとは、今いるメンバーに対しては自身が挑戦できる範囲で、熱を帯びて仕事してほしいなって思いますね。社長や僕のこの温度感に、一緒に混ざってほしいです。
でも、熱を帯びていない理由はあると思うので、そこを解消できたら、熱を帯びるまでいかなかったとしても、真剣に仕事に打ち込める環境になると思います。そこはマネジメントする側として、きちんと向き合っていきたいですね。
お客様や社会にとって重要度の高い会社にしていきたい
_それでは最後に、フィルターバンクの会社としての目標や大熊さんの想いを聞かせていただけますか?
そうですね。僕は社長のビジョンに深く共感しているので、社長と同じ夢や目標になるのかなと思うんですけど、【この業界でリーディングカンパニーを目指す】ということですね。要は、いろんな意味合いでトップを目指すということを目標にやっています。
現時点ではまだトップではないというところで、圏外からのスタートからどんどん業績が伸びてきているので、まずはトップシェアを取るということが第一ですね。
そして、もっとサービスの内容を良くしていって、お客様に喜んでもらえるような会社にしたいです。お客様はもちろん、社会にとっても、重要度の高い会社にしていきたいなと思っています。
_ありがとうございました!
社長との出会いや大熊さんご自身の想いをお伺いし、私たちとしてもこれからのフィルターバンクとしての挑戦がますます楽しみになりました。
フィルターバンクでは、チャレンジしやすい環境を構築し続け、全員が働きやすい組織づくりを目指しています。
社員インタビューをお読みいただき、少しでもご興味をお持ちいただけましたら幸いです。
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