エキサイトの5つのバリュー「好奇心を起点にする」「当事者意識でやりぬく」「世の中に寄り添う」「素直さとリスペクトで学ぶ」「得意なことで繋がり合うチームワークで」を体現するエキサイトのメンバーのリアルをお届けする連載「Exciter」。
第13回は、インフラ事業部でエンジニアとして活躍する寶田 優一朗さんにインタビュー。就活時に描いていたキャリアプランとエキサイト入社後のキャリアについてや、寶田さんが思うエキサイトで働く魅力について話を伺いました。
プロフィール 寶田 優一朗
2017年3月立命館大学大学院を卒業後、エキサイトに新卒入社。入社後はメディア事業のエンジニアとしてエキサイトブログの開発に携わった後、ヘルスケア事業のエンジニアとして、エキサイト電話占い、エキサイトお悩み相談室などの開発を担当。2019年に全社を横断するインフラ部に異動。エキサイト全体のインフラのオンプレからAWSへの移行プロジェクトを牽引。直近は全社共通の決済システムの開発に従事している。
多くの技術を吸収できる環境を求めて決めたファーストキャリア
ーー学生時代のご経験と、どのような観点で就活をされていたか教えてください。
プログラミングは大学生から始めました。授業を通じてプログラミングの楽しさを感じていたのですが、1年生の頃、研究室巡りがきっかけで情報セキュリティに惹かれて。3年生から情報セキュリティを専門とした研究室に入り、そのまま大学院まで研究をしていました。
Webセキュリティの領域を研究していたので、就活ではセキュリティを専門とする企業か、エキサイトのようなWeb系の企業で悩んでいました。そんな中、研究室の教授が、セキュリティを考える上で周辺の知識は必要不可欠で「セキュリティは総合格闘技だ」と仰っていて。自分自身も研究をする中でそのことを実感していたので、就職先ではプロダクトを作っている企業でいろいろな技術を身につけたいと思い、Web系の企業を中心に見るようになりました。
ーーその中でもエキサイトを選んだ理由は何でしたか?
将来セキュリティ関連の仕事をするためにも、色々な技術を吸収できる環境があることを軸に就活をしていました。中でもエキサイトは様々な領域で事業を展開していて、サービスによって扱う技術が異なる。自分が求めているような色々な技術を吸収できる環境がありそうだなという印象でした。
また選考過程で社員から話を聞く中で、エキサイトは若手から裁量があり、選考を受けている企業の中で1番自分から学びにいけそうだとも思いました。やりたいことを受け入れてくれるこの環境なら、私が描くキャリアプランが実現できるのではと感じ、入社を決めました。
エンジニアの開発環境を大きく変えた、AWS移行の大規模プロジェクト
ーー入社してみてギャップはありましたか?エキサイトに入社後のキャリアを教えてください。
ギャップはなく、思っていた以上に将来に繋がる様々な経験を積むことができています。
1年目は、メディア事業のエンジニアとしてエキサイトブログの新規サービス開発に携わりました。主にAPIの開発を担当していたのですが、当時としては珍しいAzureがインフラ環境に使われていて、取り組み甲斐がありましたね。
2年目には部署異動となり、ヘルスケア事業のエンジニアとして「エキサイトお悩み相談室」を担当しました。今思うと、様々な経験を積みたいという希望が伝わって部署異動ができたのかもしれません。メディア事業ではAPIの開発に特化していたのに対し、ヘルスケア事業ではフロントエンドからバックエンドの広い範囲の実装を担当できて、一気通貫で開発するという点では1年目とはまた違う経験を積むことができました。
ーーその後はインフラ事業部に行かれてますよね。どういった経緯で異動されたのでしょうか?
大学時代から低レイヤへの関心が強くインフラへの興味があったのと、セキュリティとインフラは領域が近いこともあり、エキサイトに入社した当初から、ゆくゆくはインフラをやりたいと考えていたんです。人事が定期的に実施していたキャリアプランのアンケートにも「入社5年目くらいにインフラにいけたら嬉しい」と書いていましたし。
自分がイメージしていたよりは少し早かったのですが、3年目の7月にはインフラに異動になり、「サービス開発を通して技術を吸収した上でインフラをやりたい」という描いていたキャリアプランを実現できました。
ーーインフラではどのような業務をされてきましたか?
異動した当初はインフラの運用業務を通して勉強するところから始まりました。入社4年目頃にインフラ環境をオンプレミスからAWSに移行する全社的なプロジェクトが動き始め、約2年ほどかけてプロジェクトを進めていったのですが、それまで全社のインフラを一括で管理しなければならなかったものを、各開発のエンジニアが簡単に構築でき、何でも試しやすい環境に変えるという、これまでの業務の中で1番大規模なプロジェクトでした。
苦労もありましたが、エンジニアの環境を大きく変え、更には会社にもスピード感をもたらすことができた達成感は何物にも代えがたかったですし、完遂時にはプロジェクトメンバーで月間の全社MVPを受賞することができました。本当に嬉しかったですね。プロジェクトを終え、現在は全社共通で使っている決済システムの運用や、新機能開発を進めています。
2度の部署異動での経験がキャリアに与えた影響とは
ーーエキサイトでの経験は寶田さんのキャリアにどのような影響を与えていますか?
自分がやりたかったサービス開発からスタートし、インフラを経験するという考えていたキャリアプランが当てはまって、やりたいことができたという感覚がとてもあります。開発は開発でとても楽しかったですし、そこでの経験は明らかに今のインフラ業務に活きているんですよね。インフラはサービス開発をするための基盤となる部分なので、インフラだけの経験だと開発する人の気持ちが分からなかったり、どこにコンセンサスを取るべきかが分からなかったりするので、開発エンジニアとしての経験があったことでインフラの仕事ができていると思います。現在、取り組んでいる決済システムの開発でも、開発エンジニアとしての経験を活かしながら進められている実感があります。経験したことを活かして社内で様々な業務ができるというのはとても大きいです。色々な業務に触れるということはそれだけ吸収するべきことも多いので、都度勉強し、日々の業務で得た知識でまた新しいことに挑戦できるという循環で、常に自分ができることの幅が広がっていっているというのは自分の成長に大きく繋がっていると思います。
ーー今後はどのようなことにチャレンジしたいですか?
今担当している決済システムは、未知な部分も多く難しい類のシステムです。そういったものにチャレンジできている環境にもとても満足していて、今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。また、弊社が提供する全サービスのセキュリティにも取り組んでいて、AWSのセキュリティに関連する怪しい活動を検知する仕組みの実装をしました。次のステップとして、検知結果の調査をするための、可視化ツールやログの検索基盤などついて良いものを作ろうと取り組んでいるところです。他にも、色々なことをやらせてもらえる貴重な環境の中で、新しいことにもどんどん挑戦して自分のキャリアに繋げていきたいです。
好奇心を起点に新しい技術をキャッチアップし事業に活かしていきたい
ーー理想としていたキャリアを歩んできた寶田さんですが、どんな方と一緒に働きたいですか?
高みを目指して自分もその方に引っ張られて上がっていくような、向上心がある方と働きたいですね。特に、技術は常に新しいものが出てくるので、アンテナを張ってどんどんキャッチアップしていきながら事業に活かしていくことは大きなやりがいですし、そういったモチベーションのある人と一緒に働けたら嬉しいです。
実際、エキサイトは生成系AIの活用に積極的で、各サービスでChatGPTを活用した機能実装を進めていたりと、新しい技術を取り入れていこうというマインドがあります。私自身も日々情報収集をしている中で面白そうな技術があったらつい触ってしまうんですよね。特にセキュリティやインフラ関係だとなおさらで、時間を忘れて熱中してしまうなんてことはよくあります。
ーーそれは好奇心からですか?
完全に好奇心からですね。純粋に面白そうだなと感じたものに飛びついています(笑)。それが最終的に業務に活きてきたら良いですし、考え方や思想だけでも業務に取り入れられる部分は多くあります。
それぞれのキャリアプランに合わせてチャレンジできる環境が魅力
ーー最後に、エキサイトで働く魅力を教えて下さい!
個人に合った多様なキャリアを積める。技術力を伸ばしたい人やマネジメントの経験を積みたい人、ビジネスへの興味が強い人などそれぞれのキャリアプランに合わせてやりたいことができる。自分がどうなりたいか、キャリア形成が柔軟にできるのはとても大きな魅力だと感じています。
例えば、エンジニアとして働く友人の話を聞くと、異動のしやすさや、1人のエンジニアが担当できる範囲は企業によって異なるなと感じます。企業によっては職種が細分化され、その職種に当てはまった業務だけをやるといった働き方もあると思います。
一方で、エキサイトのエンジニアは「なんでもやる!」という感じなので、好奇心が強い方や、幅広く色々な領域にチャレンジしたいという方には、おすすめです。
あと、コミュニケーションが取りやすい人が多いというのは常に感じていて。2度の異動で3部署経験し、多くの社員と話しましたが、どの部署でも人間関係上のストレスを感じたことは一切なかったです。業務を進める上で1人で完結することはほとんどないので、どんな人が働いていて、どんなコミュニケーションを取っているのかは働く場所を選ぶ上で重要なポイントの1つなのかなと思います。ぜひカジュアル面談や選考を通してエキサイトの雰囲気を感じていただけると嬉しいです!
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