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26卒の皆さんへ ②~自分の経験が活きる志望動機の作り方~

こんにちは。エンドライン株式会社代表の山本です。

前回より連載の26卒の皆さんへ シリーズです。前回はこちら↓

26卒の皆さんへ ~未来を切り開くための就職活動へのエール①~ | エンドライン株式会社
こんにちは、エンドライン株式会社の山本啓一です。就職活動を迎える26卒の皆さん、いよいよ新しい旅が始まりますね。この旅は、未来への扉を開く重要な一歩です。今回から数回にわたり26卒の皆様へメッセ...
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良ければお読みください(^^♪



就職活動をする皆さん、志望動機についてしっかり考えていますか?「ITが好きだから」「AIに興味があるから」といった理由だけで終わらせていませんか?これでは、多くの学生と同じような内容になり、企業には響きません。

企業が本当に求めているのは、「この会社の価値観やビジョンに共感して、一緒に未来を作りたい」と思っている人材です。ただ「興味がある」ではなく、「自分の経験や価値観が、その会社でどう活かせるか」をしっかり伝えることが大切です。


私自身の経験から伝えたいこと

私も、最初から明確な目標があったわけではありません。大学を中退し、芸人やフリーターとして様々な仕事を経験した後、27歳で初めて就職しました。そして、31歳で会社を設立しました。

正直に言えば、最初から「のぼり旗を売りたい!」と思っていたわけではありません。ただ仕事をこなしながら、「これでいいのか?」と自問自答する日々が続きました。

そんなある日、大成功しているラーメンチェーンの社長とお話しする機会がありました。その方も、「自分の選んだ道が正しいのか、本当にやりたいことなのか」と、40歳を過ぎても悩んでいたと話してくれました。成功している人でもそんな風に悩むんだ、と思い、自分の迷いも自然なものだと感じました。




のぼり旗の「本当の力」を発見したうどん屋時代

創業して7年目、私は新しい挑戦として小さなうどん屋を始めました。店舗は昼間はうどん屋、夜は居酒屋という形態で運営していましたが、冷凍うどんを使っていたこともあり、なかなか集客がうまくいかない日々。広告費をかける余裕もなく、「どうやったらお客さんに来てもらえるだろう?」と悩んでいました。

そんなとき、お客さんに「どうしてうちのお店に来たんですか?」と尋ねると、意外な答えが返ってきました。

「外に立ててあった、あののぼりを見たからだよ。」

それまで「ただの販促物」としか思っていなかったのぼり旗が、実際には集客に直結していることを目の当たりにしました。そして、それからいろいろ試してみることにしました。

たとえば、「肉うどん」ののぼり旗を立てた日は肉うどんが売れる。「辛みそうどん」ののぼり旗を立てた日は辛みそうどんが人気になる。のぼり旗が、その日のお客さんの注文を左右する力を持っていることに驚きました。


この経験を通して、「のぼり旗はただの装飾品じゃない。お店の想いを伝え、集客の力になるツールだ」という確信を持つようになりました。



うどん屋での経験から、「のぼり旗には人を動かす力がある」と気づいた私は、「のぼり旗を通じて人を、街を、を盛り上げたい」という想いを抱くようになりました。それは単に商品を売ることではなく、クライアントのお店やビジネスを応援し、一緒に成功を目指す仕事です。

のぼり旗を通じて、「ここにあるよ!」「これがおすすめだよ!」という声を形にして届ける。それによって人と人がつながり、街全体が元気になる。この思いが、私たちの会社のMission「人を、街を、モリアゲる。」につながっています。

そんな私から見て、浅はかな志望動機やスキルだけでは、社会で本当に必要とされる存在にはなれないと思っています。


迷うことは悪くない

学生の皆さんも、「自分は何をしたいのか」「どんな仕事が向いているのか」と悩んでいるかもしれません。でも、それは決して悪いことではありません。むしろ、そうやって悩む中で、自分の価値観や本当にやりたいことに気づいていけるのです。

大切なのは、目の前の小さな経験を通じて「自分が何を大切にしているのか」を見つけることです。そして、その価値観に合う会社を探し、自分の言葉で志望動機を語ることが、就職活動の成功につながります。

決して諦めずに、いつかたどり着きます。それは30代かもしれないし、40代かもしれません。タイパという安い言葉では計り知れない人生の旅になります。


自己分析は「自分の価値観を知ること」

自己分析というと、「自分の強みと弱みを洗い出す」というイメージがあるかもしれません。しかし、それだけでは十分ではありません。大切なのは、過去を振り返り、そこで何を感じ、何を大切にしてきたのかを知ることです。

たとえば、アルバイトや部活動で頑張った経験があるなら、そのとき何にやりがいを感じたのかを思い出してみてください。そのやりがいが「あなたの価値観」を表しています。そして、その価値観に合った企業を見つけることで、充実した社会人生活が送れるでしょう。


また、過去に誰かに貢献して「ありがとう」と言われたとき、嬉しかった経験はありませんか?その瞬間が、実はあなたが大切にしている価値観を教えてくれています。「貢献すること」が自分の喜びだと気づいたら、貢献を大事にする会社でこそ、あなたの力を最大限発揮できるはずです。

そして、その価値観と会社の理念やビジョンが一致していることを伝えられれば、企業にも説得力のある志望動機として響きます。


一方で、価値観が合わない会社を選んでしまうと、入社後に「なんか違うな」と感じてしまい、早期退職につながることもあります。だからこそ、自己分析を通じて自分の価値観を知り、それに基づいて企業を選ぶことがとても重要です。


ちなみに、私は元々お笑い芸人をしていたので、人を笑わせたり、その場が盛り上がる、人間たる所以のその熱量が大好きです。それが当社のイベント「九州sports飲み会」「フクオカ人事飲み会」に表れています。

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志望動機は自分の経験とつなげよう

くどいようですが、もしあなたがこれまでに頑張ったこと、達成感を味わったことがあれば、それを思い出してみてください。その経験を通じて、自分が何を大切にしてきたのか、何に喜びを感じたのかを掘り下げてみましょう。

たとえば、「人に喜んでもらえることが嬉しかった」という経験があれば、それがあなたの価値観です。その価値観をもとに、「この会社で人々を笑顔にする仕事をしたい」という志望動機を語れば、企業の心に響くはずです。

私たちのMission・Vision・Purpose

私たちの会社では、以下の3つを大切にしています。

  • Mission(使命):「人を、街を、モリアゲる。」
    のぼり旗や販促物を通じて、人や街を元気にしていく仕事をしています。
  • Vision(目指す姿):「世界中をモリアゲる。」
    日本だけでなく、いずれは世界中の街や人々を元気にしていきたいと考えています。
  • Purpose(存在意義):「影響の善循環~7happinessの追求~」
    これは、働くメンバーやその家族が幸せになるような経営を目指すことを意味しています。いま完璧に実現しているわけではありませんが、「みんなで一緒に良い会社を作っていこう!」というメッセージを込めています。


なので、これに同意した人しか入社ができないようになっています。

自己分析のヒント

  1. これまでの経験を振り返る部活動、アルバイト、趣味など、自分が一生懸命取り組んだことを思い出してみましょう。そこで感じた喜びや達成感が、あなたの価値観を教えてくれます。
  2. 価値観を言葉にする過去の経験をもとに、自分が何を大切にしてきたのかを考えます。たとえば、「貢献」「挑戦」「仲間との協力」「成果を出すこと」など、自分にとってしっくりくる言葉を見つけてみてください。
  3. 価値観に合った会社を探す自分の価値観に合う企業を見つけることで、入社後も充実した時間を過ごすことができます。その会社が掲げる理念やミッションに共感できるかを、しっかり確認しましょう。



まとめ

就職活動は、大手に入ったからOKではありません。条件があったからOKでもありません。自分の人生を見つめ直し、未来に向けた新しい一歩を踏み出す貴重な機会です。ただ「興味がある」だけではなく、自分の過去の経験や価値観を深掘りし、それを会社のビジョンや理念と結びつけることが、説得力のある志望動機を作る鍵になります。


私たちエンドライン株式会社では、Mission「人を、街を、モリアゲる。」、Vision「世界中をモリアゲる。」、Purpose「影響の善循環~7happinessの追求~」を軸に、社員一人ひとりの価値観や個性を尊重しながら、「一緒に良い会社を作ろう!」という想いで日々活動しています。これらに共感し、一緒に未来を築きたいと思う方を心からお待ちしています。



自己分析を通じて、自分が何を大切にしてきたのかを見つけ、それに合った企業を選ぶことが、充実した社会人生活の第一歩です。私たちと一緒に「モリアゲる」仕事に挑戦してみませんか?悩むことも迷うことも大切なプロセスです。あなたの可能性を信じて、一歩を踏み出してください!

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