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Workshop 2023.06.14 ベテランエンジニアが教える構築自動化!! AWS CloudFormation

こんにちは!エイトビット研修担当です。

今回は、6月14日(水)に開催しました、エイトビットのベテランエンジニアが主催する勉強会の様子をお届けします。

題材はインフラ構築の自動化! 今回はクラウドの全世界シェア30%強を誇る AWSの「CloudFormation」を使用した内容になっています。AWSは初めて触る方にもわかりやすくていいですよね!
ちなみに研修室が新しくなってから初めての勉強会ですのでその辺も個人的にわくわくポイントです。

インフラ自動構築勉強会 AWS CloudFormation

タイムテーブル

勉強会のタイムテーブルはこちら

19:00~ 開場
19:30~19:40 オープニング

[勉強会本編]
19:40~20:00 Step1 「クラウドにもっと興味を持ってもらう」
20:00~20:15 Step2 「構築自動化を体験してみる」
20:15~20:30 Step3 「業務に活かすポイント」
20:30~20:40 クロージング 質疑応答


勉強会の対象者はこんな方たち

・クラウド未経験エンジニア
・初めて勉強会参加します!という方
・IaC (Infrastructure as Code)に興味がある方
・AWSに興味がある方、構築経験がある方
・流行りの技術に触れたい方


登壇者のご紹介

K.Oさん / エイトビット

IT業界20年以上、AWS経験10年以上、凄腕です。
本当に技術がある人って自慢話とかしないですよね?まさにそんな感じの人格者でもあります。


構築自動化『CloudFormation』を知ってもらう

AWSに限らずですが、環境の構築規模が大きくなるにつれ設定箇所が多くなり、想定以上に手間や時間がかかる状況に陥りがちです。『CloudFormation』は、そんな構築に必要な設定をコード化して記述することで、簡単に素早くAWS内環境の構築・設定変更・破棄ができるサービスです。
まずは『CloudFormation』の紹介とリソース作成の大まかな流れを伝えていきます。


CloudFormationのテンプレートについて解説

テンプレートとは、作りたいリソースの設定パラメータを記載したファイルです。言い換えるなら設計図ですね。この設計図には作りたいものの「あるべき姿」を書き写します。
テンプレートはJSONまたはYAMLが対応しているので、そのどちらかに記述することで作成する事がきますが、最初からフルスクラッチで書くのは難しいので、AWS公式が公開ているテンプレートを使って必要箇所を埋めながら作るのが無難そうですね。

で、そんな感じで作成してテンプレートがこちらです↓↓↓
長いですが、AWSをぽちぽち設定した事がある人ならそこまで迷う事はなさそうです。

作成したテンプレートを実際に使ってみる

作成したテンプレートをアップロードをして実行します
お~!できてますね!EC2も問題なく立ち上がっています。これは便利すぎる!!!!

余談ですが、CloudFormationで作られたリソースについてはCloudFormation用のタグが自動で付与されるようです(一番下の画像)
ここの部分を見ることで、そのリソースが手作業で作られたものなのか、CloudFormationが作成したものなのか簡単に切り分けができそうですね。

その他、知っておきたい機能について

変更セットという機能は、作成済みスタック内で一部設定を変更したいときに使います。
変更セットは、今設定されてテンプレートと変更後のテンプレートの設定差分を確認し、変更箇所のみ反映してくれます。
すごく良い特徴としては変更セット適用前に変更箇所やリソースに及ぼす影響を確認できるところですね。CloudFormationに限らず、同じ自動化系のAnsibleやTerraformでもあるのですが、パラメータの変更によりリソースの削除→再作成が発生ケースはよくあります。
リソースが設定変更になるのか再作成になるのかは非常に重要なので適用前に簡単に確認できるのはとてもありがたいですね!!

Infrastructure as Code…AWS CDK

CloudFormationの関連でちょっとだけ開催予定の勉強会内容を告知します。
勉強会題材:AWS Cloud Development Kit (AWS CDK)について。
どんなものかというと・・・

AWSリソースを作成・管理するサービスです。
AWS CDKは今回やったCloudFormationと連携しているサービスなのですが、JScriptやPythonなどの言語で書いたコードをビルドすることによって内部でCloudFormationのテンプレートに変換され、それを元にスタックを作成する動きをします。
すごいですね。プログラミングによるインフラ作成ですか・・・

インフラエンジニアにもこれまで以上のプログラミングスキルが求められる時代になります。
逆にいえば開発エンジニアがインフラを作成できる時代になってきました😁
ますます目が離せないIT業界です。次回の勉強会もお楽しみに!!

今回参加していただいたエンジニアの感想

インフラエンジニア5年以上 T.Y さん
AWS SAAを取得してクラウドフォーメーションについての知識はありましたが、実際のAWSコンソール画面で教えていただきどのように処理されるのかを画面上で知る事のできる貴重な経験となりました。

講師メッセージ:ご参加いただきありがとうございました。
確かに資格学習だけだと理解できない部分は多いですよね。
学習で得た知識をアウトプットできる場をどんどん作っていきますので
        今後の勉強会にご期待ください!!

インフラエンジニア 3年 R.K さん
自己学習では得られないものが多くあり、awsや自動化に興味を持つきっかけとなりました。
研修内容としては、ある程度のaws前提知識が必要であったため、事前資料や用語辞典のようなものがあれば、初学者でももっと取り組みやすくなると感じましたが、こういった「分からない」や「モヤモヤ」が自己学習につながるとも思います。
また、業務でawsを使っているからこそ知りえる知識や経験を共有していただけるのは大変ありがたいです。

講師メッセージ:ご参加いただきありがとうございました。貴重なご意見も助かります!
        おっしゃる通り、わからない事やモヤモヤをエネルギーに変換して
学習していただけることを願っています。
とは言え、実はクラウド初学者向けの勉強会も計画中ですので興味があれば
是非ご参加ください!

勉強会にご参加いただいた皆様ありがとうございました!

今回の勉強会の参加者は東京・大阪合わせて60名以上と大変多くの方にご参加いただきました。
キャリアの手助けになるような勉強会をこれからもバシバシ開催していきますので次回以降もお楽しみに!

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