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こんにちは!HRDグループの内田です。
今回の入社エントリは異色の経歴の持ち主であるプロダクト開発エンジニア、一之瀬さんの登場です。
タイトルを見て驚いた方も多いと思いますが、一之瀬さんの元職業はなんと消防士!
いったいどういう経緯でドリーム・アーツに辿り着いたのでしょうか?ぜひ最後までご覧ください!
こんにちは。ドリーム・アーツの一之瀬です。2024年6月1日にドリーム・アーツに入社しました。
この記事では元消防士から、異世界なIT企業であるドリーム・アーツのエンジニア職に転職して感じたことについてお話します。
未経験でのエンジニア転職を考えている方、ぜひ最後までご覧ください!
自己紹介
▼名前:一之瀬 侑紀(いちのせ ゆうき)
▼ドリーム・アーツで担当していること:「SmartDB(スマートデービー)」という製品のエンジニアとして、新機能開発や不具合修正をおこなっています。
参考:SmartDB®【大企業の業務デジタル化クラウド】 (dreamarts.co.jp)
▼マイブーム:古着にめちゃくちゃハマっています。下北沢や高円寺、フリーマーケットに行って、古着を探してくることが楽しくて仕方ありません。
古着探しをしている私
私のこれまで
救急救命士の専門学校を卒業し、消防士(救急救命士)として5年間働いていました。消防車や救急車に乗って災害現場に行き活動することが主な業務で、その他の時間は訓練や事務処理をおこなっていました。
印象に残っている現場も多いですが、中でも傷病者の方やその家族の方から直接感謝の言葉をかけてもらった現場のことはよく覚えています。食事中や夜中でも関係なく出動があるのでとても大変でしたが、同時に非常にやりがいのある仕事をしていたなと思います。
消防士時代の訓練の様子です
転職のきっかけ
消防士を続ける中で、目指したい姿がないことに気がついたことが転職を考えたきっかけでした。
残りの人生を、一生安泰と言われる公務員を続けるか、他のことに挑戦するか。この2つを考えているときに「42 Tokyo フランス発のエンジニア養成機関」の存在を知りました。” フランス発のエンジニア養成機関 ” という響きに心惹かれ、挑戦することに決めます。
入学試験に挑むためには生半可な覚悟だと後悔すると思ったので、消防士を退職して試験に挑みました。「42 Tokyo」に入学したのちに、ドリーム・アーツに入社することになります。
ドリーム・アーツを選んだ理由
「42 Tokyo」在学中、協賛企業であるドリーム・アーツが主催する「Tuning the backend Contest 2023」というエンジニアイベントに参加したのが、ドリーム・アーツとの最初の接点でした。その後参加した企業説明会で3ヶ月の長期インターンがあることを知り、まずはインターン生として業務を経験することにしました。
参考:42 Tokyoとドリームアーツに通底する「協創」の風土: 「Tuning the backend Contest 2023」メンターインタビュー | 株式会社ドリーム・アーツ
実際にドリーム・アーツで働く中で、自分の企業選びの軸となる部分とピッタリだったところが2つありました。
一つはドリーム・アーツの組織文化です。私は「誰と(どんな人と)働きたいか」ということを重要なポイントとして転職活動をしていました。ドリーム・アーツでは、社員同士がお客さんのために建設的対立をしながら協力して業務に取り組んでいる姿や、お互いに敬意を持って接している姿が自分にとって違和感のない環境でした。前職では誰のための仕事なのかを見失ってしまうこともあったので、方向を見失うことなく仕事ができそうだなと思えました。
もう一つは、20年という歴史ある製品を提供し続けている点です。その製品開発に携わることはエンジニア未経験の私にとって、製品設計や開発方法、保守運用、インフラ、監視など幅広い領域に挑戦できる環境だと思いました。エンジニアとしてのキャリア形成の第一歩として素晴らしい環境なのではないかと、魅力的に感じました。
「Tuning the backend Contest 2023」終了時の集合写真(写真:野本ビキトル)
現在の業務とやりがい
現在はSmartDBという製品の開発業務を中心におこなっています。他には、製品に対する問い合わせの調査も担当しています。
開発部隊はいくつかのチームにわかれており、私のチームは同年代のリーダーを中心に7名ほどで開発しています。その中には製品に長く携わっているメンバーもいますが、気軽に相談ができ、アドバイスをもらいながら開発することができています。チーム内では常にコミュニケーションをとっており、それぞれがどんなことをしているのか分かる点も良いなと思っています。
もちろん最初からうまくいったわけではありません。初めて開発に携わったときには、歴史あるコードを変更することへの責任感に恐怖を覚えました。当時担当していたのはログの出力の改修でしたが、チームメンバーのサポートを受けてなんとかリリースに至ったときには、ほっとした気持ちと同時に大きなやりがいを感じました。
まだまだ知らない知識や技術が多く、日々学ぶことも多い仕事です。入社して半年経ちますが、ようやくチームメンバーとの会話の中で理解できることが増えてきました。議論して答えを導き出すことができたときには素直にうれしく、モチベーションにもつながっています。
入社して感じた前職とのギャップ
他の業種を身近に感じられるところがギャップでした。入社前はエンジニアとして働くことにばかり目を向けていて、製品がどのようにお客さんのもとで使われるようになるのかまでは想像できていませんでした。
しかし、エンジニア未経験での入社ということもあって、入社直後は、カスタマーサクセス部署に3か月間仮配属となりました。カスタマーサクセスでは、お客さんが自律してプロダクトを活用し業務改革を進められるよう、導入支援や利活用支援をおこなっています。この仮配属期間があったおかげで、これから自身が開発に携わるプロダクトを使っているひとがどのようなひとなのか、どのように使われているのか、を認識することができました。
くわえて、開発部署への本配属後も、オフィスではフリーアドレスのため、営業やカスタマーサクセスのメンバーが近くにいることが日常です。お客さんに提案している様子を見たり、話している声を間近で聞く機会があり、エンジニアであってもお客さんを身近に感じることができています。
『作って終わり』『改修して終わり』ではなく、継続的に提供し、使い続けてもらうことの大切さを実感できるのは、部署の垣根なく一緒に仕事をする環境があるからこそだと思います。自分が関わる製品が実際にたくさんのユーザーに使ってもらっていることを実感することができ、良い環境だなと思っています。
先日、ベテランからインターン生まで幅広い世代で夜ご飯に行きました
最後にメッセージ
今は挑戦の毎日です。分からないことだらけで、調べて実践して、相談して、また試して、そんなことを繰り返しています。
自分が実感しているのは、『分からない』という状態を楽しめるかどうかが大切だということです。新しい課題に挑む中で立ち止まることもありますが、ドリーム・アーツには気軽に相談できるチームや環境があります。
ドリーム・アーツのスローガンである『協創』のもと、課題解決に向けて一緒に開発しませんか?