通学中はスマホよりも中吊り広告に夢中だったほど、広告が大好きな広告運用局・阿部雛乃。大学卒業後は念願の広告業界に就職し、さらなる成長を目指す場所としてDIGITALIFTを選びました。
入社から半年で複数のクライアントを担当し、Valueを体現し続けながら活躍する阿部は、「DIGITALIFTは、成長していくヒントがごろごろ転がっている会社」と語ります。
彼女はどのようにしてDIGITALIFTに出会い、DIGITALIFTで働くことを決めたのでしょうか。広告に恋をした幼少期から現在までを振り返り、DIGITALIFTで働く日々について話を聞きました。
通学の友はスマホ<中吊り広告
──── 阿部さんは前職も、広告代理店で働いていたそうですね。学生時代から、広告の仕事に興味を持っていたのでしょうか。
広告の仕事に携わることは、私の夢でした。子どもの頃からテレビCMが大好きで、将来の職業を意識する中学生くらいの年齢になってから、ずっと広告業界を目指していたんです。
広告が好きになった理由は、「商品やサービスの魅力を一言で伝えられるなんて、すごい!」という感動がきっかけでした。
新聞に挟まっているチラシ広告も好きでしたし、電車の中吊り広告も大好きで。電車通学の時間は、スマートフォンではなく広告を見て過ごす時間になっていました。
大学も、いずれ広告代理店で働くことを意識して選んでいます。
いくつかの国立大学のオープンキャンパスに参加してみたところ、「複数の技術領域を見通す力」の育成を目指す学科に出会いました。10のメジャーから自由に専攻を選ぶダブルメジャー制を採用していて、ここでなら広告制作に必要な学びを十分に得られるのではないかと直感し、入学を決めたのです。
卒業後は上京し、デジタル広告の運用代行を行う広告代理店に就職しました。運用という仕事を選んだのは、大学時代にポスター制作を経験し、クリエイティブの才能が致命的にないことを自覚したからです(笑)。
自分の特性を生かしつつ広告の仕事に携わるのであれば、制作側より運用側の方が力を発揮できるだろうと方向転換しました。
──── DIGITALIFTには2023年の5月に入社されました。どのようなきっかけで、転職されたのでしょうか。
前職は学びが多く、とても充実した環境だったのですが、次第に思うような日々を過ごせなくなってしまったのです。
三年目になると人事異動があり、入社時から面倒を見ていただいていたメンターでもある上司が離れてしまいました。それだけでも不安だったのですが、そのタイミングで責任の大きな仕事が重なってしまい、精神的にしんどくなってしまったのです。
大好きな広告の仕事を嫌いにはなりたくなかったので、思い切って転職を決意。お世話になったので申し訳ない気持ちもありましたが、新天地で再び頑張ることを決めました。
脱・運用するだけの広告運用担当者
──── 数ある広告代理店のなかで、DIGITALIFTに入社した理由を教えてください。
転職エージェントを利用していくつかの企業の面接を受けたのですが、DIGITALIFTは他の企業に比べ、「いつかこんな人になりたい」と思える人が多くいたのです。
私は計測タグの設定をはじめとするテクニカルな部分に苦手意識があるのですが、DIGITALIFTには、これを完全に網羅しつつ、コピーライティングなどのクリエイティブにも強い運用者が何人も在籍しています。
特に複数人いるマネージャーを束ねる朝長さん(シニアマネージャー・朝長広樹)の知識レベルは凄まじく、彼の下で働きたいと強く思いました。
私の持論ですが、広告運用は「管理画面を見れたらそれでいい」職業ではないと思うんです。サービスの体験を改善したり、ユーザーの心理状態を把握できたりと、広告を適切に届け、売上をつくる一連の流れを完璧にこなせて初めて一人前だと思っています。
朝長さんは、まさにそれができる人です。彼のように目指すべき人がいたことで、「ここしかないだろう」と転職を決めました。
──── 現在の業務内容について、詳しく教えてください。
広告運用局に所属し、クライアントの広告運用を担当しています。ただ広告を運用するだけでなく、GTMの活用支援やGA4への移行支援など、テクニカルな業務も私の役割です。これらの業務は知識豊富な社員のみなさんの支援があって成り立つものであり、まだ入社してから間もないですが、成長を実感できています。
新たに取得した知識やスキルを生かせたのが、コスメの製造・販売を行うクライアントさんの案件です。一度の会計で商品を複数購入するユーザーの割合と、どの商品が買われているのかを洗い出し、サンクスページでクロスセルを生む提案サポートをしました。
これを実現できたのは、データ分析ツールを使いこなすスキルが身に付いたからであり、ただ広告を運用するだけではない、広告運用者としてあるべき姿に一歩近づけた出来事だったと思います。
────入社して間もないうちから成長を感じられているのは、なぜなのでしょうか。
最大の理由は、規模も業種も異なる複数のクライアントを任せてもらっているからだと思います。
前職では基本的に大きなクライアントのみを担当しており、そこに全力を注いでいたのですが、現在はメインで担当するクライアントに加えて、通販番組や学校法人など複数のクライアントを担当しています。
入社して半年足らずでこれだけの機会をもらえることに感謝していますし、これまで触れることのなかった業界の広告運用に携わることで、知識も視野も広がっていると感じています。
また、複数のクライアントを掛け持ったことで、リソースの使い方がうまくなったと思います。限られた時間の中でも、成果を出せるようになってきました。
さらに、DIGITALIFTは社員の提案をどんどん反映してくれる環境なので、自分の考えに自信が持てるようになり、仕事に積極的になれたのだと思います。
働きやすい環境は尊敬から生まれる
──── 入社してから半年が経つ阿部さんから見て、DIGITALIFTの魅力はどんなところにあると思いますか?
たくさんありますが、一つ挙げるなら「人」です。一緒に働く人のことを考えられる、親切で誠実な人が本当に多いと思います。
大きな成果を上げるには、仲間と力を合わせることが重要だとみなさんが理解しているので、周囲へのサポートが厚いのです。
そうした姿勢に感化され、私の仕事にも変化がありました。例えば、広告運用局はコンサルタント(営業などクライアントワークを担当する職種)の方と仕事をする機会が多いのですが、社内で見えるコンサルタントの動きや、Slackのコミュニケーションから見えるコンサルタントの業務状況から、次に彼らが求めるであろうタスクを先回りして済ませておくように心がけています。
すると、作業を依頼する手間が減り、彼らはより重要度の高いタスクに時間を割ける。もちろん逆も然りで、私が一緒に仕事をするコンサルタントは、私の状況に目を配りながら自分の仕事をされています。
お互いのことを考えながら仕事をするカルチャーがあるからこそ、職場はすごくアットホームで、なおかつ高い成果が出続けている。本当に気持ちよく働ける職場です。
成長機会が「ゴロゴロ」転がっている
──── 阿部さんは今後、DIGITALIFTでどのようなキャリアを描いているのでしょうか。
自分に自信が持てるくらいにスキルを高めたいと思っています。
今はプレイヤーであり続けたいという気持ちがあるのですが、それは自分よりも知識とスキルを持った先輩社員たちがいるからで、まずは尊敬しているみなさんと技術で語り合えるレベルに至りたいと考えています。
ただ、広告運用の世界は変化のスピードが速いので、どこまでいっても終わりがありません。仕事だけが人生ではないと思っているので、行けるところまで全力疾走してみて、気が変わったら新しい生き方を模索してみるのもアリな気がしています。
そのときが来るまでは、DIGITALIFTという最高の環境を生かして、思い切り成長していくつもりです。
──── DIGITALIFTで働いた半年間を経て、どのような人が活躍できる環境だと思いますか?
私が一緒に働きたい人でもありますが、「働いている限り、常に成長を追い求められる人」だと思います。
DIGITALIFTは、Valueのひとつに「変化は作れる」と掲げていて、この言葉には「現状維持はすなわち衰退であり、成長するために変化していこう」という意思が込められています。
成長を放棄する人はDIGITALIFTに相応しくありませんし、逆をいえば、小さくともチャレンジし続けられる人は、きっと活躍できるはずです。
私は後者でありたいですし、そういったマインドを持った人のそばで働きたいので、キーワードは「成長」と「変化」になるのかなと思います。
DIGITALIFTには、周囲に勝るスペシャリティを持ったメンバーがたくさんいます。みなさんは自分が持つ知識と経験を惜しみなくシェアしてくれるので、DIGITALIFTは「成長していくヒントがごろごろ転がっている会社」だといえるはずです。
成長欲求と知的好奇心を持つ人にとって、ここは最高の環境になる。私が約束するので、少しでも興味が湧いたら、エントリーをお待ちしています。