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delyが運営する、日常のお買い物体験をお得に変えるサービス「クラシルリワード」。リリースからわずか半年で「買い物サポートアプリNo.1(*1)」となりました。
今回のnoteではdelyが「クラシルリワード」を通して小売業界のDXに挑む理由や、プロダクトの成長によって目指す世界について紐解きます。
目次
- 「クラシルリワード」とは?
- delyは「食領域」を縦に拡張
- クラシルリワードが目指す「買い物体験の向上」と「小売業界のDX」
- ビジョンを実現するための2つの戦略とは?
- 01.ブランド戦略
- 02.リテール戦略
- 💡応募はこちらから
「クラシルリワード」とは?
クラシルリワードは「日常のお買い物体験をお得に変える」アプリです。
買い物のためにお店に行く(移動する)、チラシを見る、商品を買う、レシートを受け取る......。これら日常の行動がポイントに変わり、そのポイントを使って様々な特典と交換することができます。
そして、日常生活でアプリを使っていただくことで集積されたデータを活用し、ユーザーの方にはより良いコンテンツを提供、食品メーカーをはじめとする企業様には買い物に関する様々なマーケティング支援を行っています。
delyは「食領域」を縦に拡張
なぜdelyが「お買い物サポート」のサービスをはじめたのか。
私たちはこれまで「食領域(クラシル)」と「ライフスタイル領域(TRILL)」でそれぞれ国内No.1の事業を展開してきました。
なかでも、レシピ動画サービスとして開始した「クラシル」はコンテンツ数世界No.1(*2)を達成。加えて、そのユーザー基盤を活用したチラシ事業(クラシルチラシ)も堅調に伸長しています。
ただ、あくまで「クラシル」がカバーできるのはレシピを見る、献立を考えるという食領域における行動の一部でしかありません。だからこそ「材料を買う」というオフライン購買の領域を目指していく。これを担うのが「クラシルリワード」なのです。
つまりこれは「オフラインの買い物市場」への挑戦です。
販促市場は15兆円の規模があり、そして食品・消費財領域の9割がオフラインでの購買であると言われています(*3)。しかし、オフラインの購買に関しては、販促方法がTVやチラシのまま20年以上変わらず、広告を実施した後のデータ取得・分析などまだ最適化されていない部分も多くあります。
この課題を「クラシル」や「クラシルチラシ」が積み重ねてきた、膨大なユーザーデータや、メーカー・小売店様とのリレーションを生かし解決をし、買い物体験自体を変えていくのがdelyの次のステップなのです。
クラシルリワードが目指す「買い物体験の向上」と「小売業界のDX」
次なるステップで目指す世界はなにか。それはユーザーの「買い物体験の向上」と「小売業界のDX」です。
デジタル業界がリスティング広告からアドテク・SNSへと変わりゆく一方で、現在小売店からの訴求は全国一律のチラシがほとんど。これを脱却し、ユーザーデータを元に、パーソナライズして興味がある商品だけ、いつものお店から、リアルタイムで届くような未来を作っていきたいと私たちは考えています。
また、メーカー様の販促に関しても、クラシルでの認知・関心獲得の先にある「購買から利用」までを一気通貫した施策が実施できるプラットフォームを実現したいと考えています。購買データ・行動データを元にした商業圏の分析、販促支援ソリューションも今後視野に入れて開発予定です。
ビジョンを実現するための2つの戦略とは?
「買い物体験の向上」と「小売業界のDX」を実現する鍵となる、2つの重要な戦略があります。それがメーカー様に焦点をあてた「ブランド戦略」と 、小売に対する「リテール戦略」です。
01.ブランド戦略
ブランド戦略は、メーカー様に対し「クラシル」が持つアセットと「クラシルリワード」が持つ行動情報・購買データによる課題解決を行います。
具体的には、アプリ内のポイントバック施策で購買のきっかけづくりを行ったり、広告接触から実際に購買に至ったかの行動データを取得したりすることで、商品の販促・マーケティングに生かすことができます。
クラシルリワードが持つのはサービスの横断や他社が取得したサードパーティー制のデータではなく、希少性の高い一次情報の購買データであり、これを「クラシル」のユーザーデータとシンク(調理行動特性⇄買い物行動)することで、認知から購買まで一気通貫でサポートします。
早速、味の素様をはじめとした、国内TOPシェアを誇る食品メーカー様に参画いただいています。
02.リテール戦略
リテール戦略においては小売店・スーパーへのDX推進、つまり来店などの効果測定と購買・行動データの提供を行います。
前談として、小売店さんの販促方法のひとつである「折込チラシ」を若年層に届けることができないという課題を、クラシルメイン層である20-40代にリーチできる「クラシルチラシ」で解決してきました。現在22,000店舗以上の小売業のクライアント様にご利用いただいています。
デジタルチラシ掲載による販促の課題解決が進む反面、新たな課題が浮き彫りになりました。それはデジタルチラシは、閲覧数はわかるが「実来店に繋がっているか」という効果がわからないということでした。
これを解決するのが「クラシルリワード」です。移動情報による来店情報、およびレシート情報取得による購買の効果測定が可能となりました。
この2つの戦略により、メーカー様が「クラシルリワード」に広告出資し、ポイント還元商品を提供します。ユーザーにとっては「クラシルリワード」を利用すればするほどお得なわけですから、「クラシルリワード」が対象となる店舗に足を運び、商品を購入します。当然、小売企業様の利益にもつながり、「クラシルリワード」を活用するメーカー様の商品を多く仕入れます。「クラシルリワード」が成長すればするほど、全ての方に大きな利益を還元できるのです。
この3方良しの実現に向け、クラシルリワードではセールス担当とプロダクト制作のチームが同じ方向を向いて議論し開発を行っています。
また2023年5月11日より、「クラシル」のリテール領域におけるSaaS事業を推進するためFond創業者の福山太郎さんがdely株式会社の社外アドバイザーに就任しました。
クラシルリワードの挑戦はまだ始まったばかりです。 delyでは熱量高く、エキサイティングな環境に飛び込んで一緒に事業を推進していく方を募集しています。ぜひ私たちと新しいプロダクトをつくりあげ、買い物市場を変えていきませんか?