「サイボウズに中途入社して、前職の経験って活かせるの?」「やりたいことができるって本当なの?」と疑問に思われる方、いらっしゃいませんか?
転職を考えるときって、今までの経験を活かせるか、やりたいことが転職先で本当にできるのか、心配は尽きないですよね。
そこで、今回はIT企業に9年勤め、夢を胸に秘めて転職、サイボウズ仙台オフィスで働く田澤宏尚さんにインタビューを行いました!
「転職先はサイボウズしか考えなかった」とまで言わせるサイボウズの魅力や、ITの経験が活きる瞬間、そしてサイボウズで叶えたい「夢」について存分に語って頂きました!
やりたいことを実現するには、サイボウズが必要だった
前職はインフラを支える企業のIT子会社で、勤務していたと伺っています。
はい。グループウェアを提供するサービスの企画・提案を行っていました。
また、サーバーやネットワークの維持管理、システム構築時のお客さまとの交渉など、様々なことを経験させていただきました。
仕事にやりがいを感じていましたし、たくさんの良い仲間にも恵まれ、故郷でもある東北地域に貢献するという理想にも燃えていました!
そんな中で、なぜ転職を考えるようになったのですか?
きっかけは、多様な働き方を実現したいという思いでした。
私も妻も働いていたので、子供を保育園に預けていました。ただ、急な発熱で呼び出され、働きながら子育てをする本当の大変さを実感しました。
働く人が、場所や時間に縛られずに活動できる仕組みが必要だと考え、前職でも、リモートワークのためのサービスを提供していました。しかし、なかなか普及させることができず、モヤモヤした日々を送っていました。
なるほど…。そうした葛藤を抱える中で、サイボウズを選択した理由は何ですか?
社内や自分のお客さまだけではなく、東北地域全体に対して働き方改革が必要だと訴えたかったからです。
東北は労働人口も減っていますし、冬は大雪で通勤も大変。地域の活性化のためにはIT化を進め、効率的な働き方を取り入れていく必要があると強く感じていました。
そこで、スピード感のある企業で「東北地域の働き方改革」に取り組んでみたい、と。
サイボウズは多様な働き方を実践し、今なおチャレンジしているので、共感を得やすいと考えました。
また、ツールを提供している企業はたくさんありますが、制度・風土まで紹介できるというところも大きな魅力でした。
三児のパパである田澤さん。時には青空の下で仕事することも…(笑)
確かに、働き方改革は「ツール」を導入したら終わり!とはいかないですからね。
そうなんです!
働き方を変えるためのツールやサービスがあっても、それを活かせる制度・風土でなければ、働き方を改革できたとは言えません。
「ツールを導入すれば働き方改革は完了です!」と言っている企業より、導入した後に「こういうこともやっていく必要がありますよ!」とちゃんと伝えているサイボウズの正直さにも惹かれました。
不安を消してくれた、サイボウズでのコミュニケーション
とはいえ、転職時は不安だったんじゃないですか?
人間関係の部分はうまくやっていけるか不安でした。
ホームページなどに掲載されているサイボウズの社員は、イケてるというか、一芸に秀でている人ばかりのように見えていました。ですので「THE 普通」の私がうまくやっていけるかは心配でした(笑)
入社してみて、その不安はなくなりましたか?
かなり払拭されました。みんながとても助けてくれるんです。
サイボウズは自分から発信していく風土があります。発信すると必ず誰かが受け止めてくれるんです。コミュニケーションの不安がなくなるのは速かったですね。
全社でグループウェアを活用しているから、東京や大阪など遠方の社員ともすぐコミュニケーションがとれるのはありがたいですよね。
かなり助かってます。
部署間でも、やりとりや質問などが気軽にでき、回答もすぐに返ってきます。
縦割企業で働いていたので、他部署への質問や依頼の回答が数分で返ってくるというスピード感は衝撃でしたね。また、他拠点の営業日報も確認できるので、自分の活動の参考にさせてもらっています。
私の日報を読んだ東京や大阪オフィスの営業メンバーからアドバイスをもらえるのも、非常に良いです。もう、以前のような上司や部下との1対1のコミュニケーションには戻れないですね。
田澤さんの日報。大阪や松山のメンバーからもコメントが届きます。
IT経験が、転職後も活きている
転職を検討するときは、前職の経験が活かせるかどうかも気になると思います。IT企業ご出身の田澤さんはどうでしたか?
全く別のサービスを取り扱うことになるので、入社する前は不安でしたね。けれど、入社してみて、前職の経験はかなり役立っているなと感じます。
もちろん、サーバ・ネットワークの構築、維持管理を実際に行うことはありません。ですが、ネットワーク概要図を頭の中に描いたり、お客さまにヒアリングすべきことがパッと思い浮かぶのは、前職の経験があるからだと思います。
また、前職でNotes/Domino や Office365なども扱っていたので、お客様の現状や課題をすぐに理解できたり、お客様がサイボウズ製品を利用すると何が良くなるのかをきちんとお伝えできたりします。
確かに、お客様の要件をヒアリングすることは重要ですね。
はい。kintoneは、簡単にアプリを作成できるサービスですが、業務の流れや管理しているデータの種類によって、いろいろな利用の仕方があります。
最適な利用方法を提案するためにも、前職での経験が役立っています。
ITスキル以外でも活かせる部分はありましたか?
前職で提案経験のある業種・業務の場合、理解があるからこそ、お客さまのやりたいことに対してより良い方法は何か、を考えながら提案できます。
一方で、提案経験のない業種・業務の場合、まだまだだなと感じています。
確かに、サイボウズは得意業種や得意ソリューションをもつ人がいますよね!
サイボウズは転職者も多く、多種多様な経験を持った人たちが集まっていますよね。
そこを組み合わせてチームで活動していますので、なにか一つ、コアスキルみたいなのがあれば、十分やっていけると思います。あとは、自分がどうなりたいか。
これからの展望
田澤さんは、サイボウズでどんな姿になりたいんですか?
なんか就活みたい(笑)
そうですね、東北で働き方の伝道師になりたいです。
そのために、お客さま先へ伺う際は、サイボウズ製品だけでなく、「働き方改革への取り組み」などについても理解してもらえるように意識しています。
サイボウズ製品で実現できることだけではなく、制度を増やしたり、導入した製品や制度を当たり前のように使える風土・文化を創っていくことで、さらなる効果が得られることをお伝えしています。
これから挑戦していきたいことはありますか?
サイボウズの理念である「チームワークあふれる社会を創る」への挑戦です。
サイボウズ製品・考え方などを東北地域の隅々にまでお届けする必要がありますが、サイボウズメンバーだけでは難しい。
だから現在ご協力いただいているパートナーさまとの関係をより強固にし、さらに、現在対応できていない地域のパートナーさまと新たに関係を作ることで実現していきたいと考えています。
また、すでに理念にご共感いただいているお客さまや、実際に行動されている素敵なお客さまが沢山おります。そういった方々をご紹介したり、お客さま同士がつながれる機会や場所をご提供したいと考えています。
サイボウズのいいところをたくさん聞いてきましたが、逆に変えていきたいと感じるところはありますか?
変えていきたい、とは少し違うかもしれませんが、「働き方が自由」という点に注目が集まりすぎて、ゆるいような印象を持たれてしまうことは気になります。
自由なのは働き方だけではなく、例えば営業戦略を考えるところから自由にチャレンジすることができるんです。この規模で、若いころから戦略を考え、実行できる環境はなかなかないと思います。
そういった、自分が伸ばしたいと思うスキルを伸ばせたり、優秀な方と働ける魅力についても、もっと積極的に発信していきたいと考えています。
サイボウズ営業本部では、一緒に働く仲間を募集しています
今回は、元SEだった田澤さんがサイボウズ営業で見つけたやりがいや魅力についてお伝えしました。
田澤さんの他にも、異職種・異業界から転職してきて活躍しているメンバーが多く在席しています。
今後もサイボウズの営業の魅力を発信していくので、お楽しみに!