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夫が転職したら、家族みんなの夢が叶った

夫婦で働き方について、話し合う機会ってあまりありませんよね?

サイボウズでは、夫婦で一緒に働き方を考えるために、夫婦キャリアBARを開催しました。



夫婦キャリアBARのコンテンツのなかで、

サイボウズに転職して、働き方が大幅に変わった足立さんと

足立さんが転職する前は、転勤族の妻=転妻だったゆうこさんに

夫の転職によってどう家族が変わったのかインタビューしてみました。


----まずは、足立夫妻の経歴から教えていただけますか?



足立さん:社会人10年目で、2015年にサイボウズに転職しました。前職はIT関連の商社だったのですが、働き方がブラックな時期もありました。仕事は楽しんでやっていて、800人の営業の中で全国2位を獲ったこともありました。でも無理がたたって、ストレスからくる病気で倒れてしまいました・・・

ゆうこさん:新卒で入社した東京の会社で、4年間営業として働きました。仕事を続けたいという気持ちはあったんですが、結婚をきっかけに退職して名古屋に行きました。 名古屋では派遣社員として2年間働きました。そこでの仕事も楽しくて、派遣から契約社員にならないか?という話がちょうど出たところで彼から「松山へ転勤する」という話があって、一緒に松山に行きました。 松山には産まれたての子供と一緒に行ったので専業主婦生活を満喫したのですが、やっぱりまた働きたいなという気持ちがありましたね。ただ、またいつ転勤になるか分からないということでなかなか自分のキャリアを想像することができない、いわゆる「転妻=転勤族の妻」の悩みを抱えながらいました。


----転妻だと、キャリア形成していくことは難しいのですね・・

ちなみに、前職時代の足立さんの働き方はどんな感じだったのでしょうか?

ゆうこさん:とにかく帰りが遅かったです。笑 仕事が終わるのがそもそも遅い時間なのに、そこから飲み会をするので、本当に全然帰ってきませんでした。新婚の当時は、私は結婚して仕事もやめて、知り合いのいない名古屋にきたのに、全然家に帰ってこないという不満はありましたね。笑


----周りに知り合いもいない中、毎晩夫の帰りを待ち続けるのは心細いですね。

そんな足立さんが、転職を考えられたきっかけはなんだったのでしょうか?

足立さん:僕は前職に22歳で入社した時から、なんとなく30歳くらいで転職したいなと考えていました。1社でキャリアを終えるより、ほかの会社でキャリアを積みたいと思っていましたね。


----転職活動をしていく中で、サイボウズを知ったきっかけはなんだったのでしょうか?

ゆうこさん:レアケースかもしれませんが、うちは、私が派遣社員時代にサイボウズを利用していて、サイボウズという会社は知っていました。たまたま育休の人向けの機関紙を見ているときに、青野社長のインタビューが載っていたんです。7~8年前なので、女性活躍とかワークライフバランスというのがちょうど言われ始めたぐらいだったんですけど、その当時すでにサイボウズは、働き方に関して先進的な取り組みをされていて、こんなにフレキシブルに働ける会社があるんだと思って感動して、夫にも伝えました。

足立さん:妻から聞いたときは名前は聞いたくらいはあるなぁくらいで、あまりピンとこなかったんですね。ソフトウェアを作っていたってことはわかってたんですけどね。


----転職活動をするまではあまりぴんときてなかったのですね。

  実際サイボウズに転職してよかったことってありますか?

足立さん:仕事が楽しいというのはもちろんありますし、あとは転勤がないってことですかね。前の会社は転勤が多くて、転勤で妻の人生を左右してしまうということに疑問を感じていました。サイボウズにいざ転職してみると、無理な転勤はないんですよね。前の会社だと転勤を受け入れるか辞めるかのどっちかしか選べないんです。この究極の選択を1週間でとかで決めないといけなくて。。。


----1週間で家族の人生を左右する決断をするというのは厳しいですね

足立さん:そうなんです。家族の人生をがらっと変えてしまうということは僕が嫌だったんです。実際妻には、日本語教師になりたいという夢があって、その夢を叶える時期は60歳ぐらいでいいですっていうことを言っていました。めちゃくちゃ先じゃないですか?僕はやりたいことをやったり、好きな仕事をして、自分の人生を楽しんでいるのに、妻は正社員で働いた会社を辞め、自分の夢を諦めている。ただ、サイボウズに入社してからは、妻の夢だった日本語教師になることができて本当に転職してよかったと思いましたね。 あとは、健康診断の結果がオールAになりました!転職する前に心臓に異常が見つかってとても怖かったんですけど、転職するとそれもなくなって、健康な身体になってます。

ゆうこさん:あとは、仕事のストレスってこんなに人の性格を左右するんだなあって思うくらい優しくなりました。笑 働き方が多様なので、娘の幼稚園の行事だったり私の具合が悪いときとかに家庭のために時間を使ってもらえるようにもなりました。二人目を妊娠したときはつわりもひどかったので、毎日早く帰ってきてくれてそのときはお風呂も入れてたり、ごはんもつくってくれたりですごくありがたかったですね。



----転職がきっかけで足立さんの働き方は変わり、家族の夢が叶うってとても素敵ですね。ゆうこさんから見て、足立さんが転職して変わられたところはありましたか?

ゆうこさん:彼、前職の時、自分が実績をあげているという自信もあったと思うんですが、謙虚さが本当になくて・・笑 ちょっと天狗な感じになってるんじゃないかと思っていて、できればもうちょっと視野を広げてほしいなあって思ってたんですけど、サイボウズに入って、完全に鼻はへし折られました。

足立さん:優秀なメンバーがいますからね

ゆうこさん:そう、凄い方はたくさんいらっしゃるし、副業されていたり、色んな働き方をされてる方が多いので、私もそれを聞いて刺激になりますし、謙虚に少しはなったんじゃないでしょうか。笑


最後に、「転職」にもいろいろな形がありますが、

今回は「夫婦」という切り口であり方を考えてみました。

転職となるとどうしても「自分のキャリア」としてひとりで考えがちですが、

足立さん夫婦の話を伺ってみると、自分のキャリアに加えて

「家族としてどうありたいか」も考えられており、とても素敵だなと思いました。

夫婦でキャリアを考えるにあたって、非常に参考になりました。



サイボウズでは、今後も様々な切り口でイベントを企画していますので、

気になる方は下記URLをご覧ください。

https://cybozu-careerbar.qloba.com/



※この記事、は2018年6月16日に開催した

「営業キャリアBAR~夫婦で考える営業転職~」の社員座談会をもとに再構成しました。

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