いちご市場のトレンド ― 輸入依存と国産シェアのリアル
なぜイチゴか廃菌床でいちごを作ります、と最初に聞いたとき、頭に浮かんだのはケーキの上に乗ってる小さな赤い粒でした。それと同時になんでイチゴ?という困惑も。椎茸のハウスと、それがどうしても結びつかなかった。採用担当としてこの事業を人に説明する前に、まず自分で市場を調べてみることにしました。椎茸ハウスの隣にいちごのハウスを建てて、廃菌床を土台にして育てる。話を聞いた時はシンプルな計画に見えましたが、調べていくと、思っていたより複雑な構造が見えてきました。調べていくうちにわかった、そして驚いたのが、日本のいちごはほとんど輸入されていないという事実。生のいちごの輸入量は年間およそ2,300トン、...