一緒のバスに乗って、もっともっと遠くへ
採用活動の過程は、一緒のバスに乗ってもらう人と出会う過程だと考えています。会社として、わかりやすい目標を設定して、その目標に向かって進んでいます。みんなが同じバスに乗って進んでいると思ってください。このバスに誰が乗るかによって、進み具合や車内の雰囲気は変わりますよね。Smart相談室というバスに乗っていただくのに適している方と出会い、バスに乗ってもらう、そのイメージで採用活動を進めています。
実際の作業は、事実を反映した求人票を作ったり、会社のことそのものを理解してもらう内容を作ったり、紹介会社さんに説明をしたり、直接転職活動をしている方に内容を説明する面接をしたり、ということになります。
今回は、選考の過程で、私が大切にしていることをお届けします。念のためですが、選考には複数のメンバーが携わっており、それぞれに選考上の役割を担っています。今回お話しするのは、私が担っている役割の中で、大切にしていることになります。
辛い時に、嘘つかない、繕わない
求職者さんとのやりとりを通じて、お互いが辛い時に「嘘をつかない、繕わない」ことを確認するようにしています。
Smart相談室は、まだまだベンチャー企業です。制度は整っていませんし、組織も成長途中です。仕事上のチャレンジも多く、失敗する確率の方が高いです。このような状況では、失敗してPDCAを回す、課題にチャレンジして結果を確認する、ことが非常に大切です。また、その数も多いです。そのような活動の中で、嘘をつかない、繕わないことが大切です。
- わからない時は、わからない
- うまくいかなかった時は、うまくいかなかった
それを共有して、次のステップを検討したいんです。嘘をつき、繕うことで、改善点や間違ったポイントがわからなくなってしまう。結果として、次への機会を逸してしまう。もしくは、他の誰かが同じことをして時間を無駄にしてしまう。そう考えています。
今活躍するだろうし、将来も活躍してくれるだろう
選考ではこれまでの経験や実績を確認しながら、弊社にご入社いただいた後に活躍してくれそうかの確認をします。まさしく、今、入社直後に活躍してくれそうかを確認する。それと同時に、将来も活躍してくれそうかの確認をします。
将来の活躍については、成長角度をイメージする感じで話を進めていきます。当然、どなたも成長してくださいそうな方ばかりです。ここで気をつけているのが、成長するスピード、成長角度と言われるものです。その将来はいつのことなのか、いつまでにそれをするのか、できるようになるのか、いつまでにしたいのか、それらの内容を擦り合わせていきます。
Smart相談室はT2D3を達成すべく、一丸となって業務を進めています。その中で、自らが成長して、組織をリードしていけるか。組織の成長を担保するような成長を遂げられるか、それを確認しています。
「それはいつものあなた?」入社後の姿をイメージしながら
面接をしていると、質問に対して、澱みなく、噛むことなく、シュッと回答を繰り返す方が、おられます。すごいなぁーーーと思いつつ、どこかで聞いたことのあるようなフレーズのような気もしたりして・・・。そういった方って、途中で、やや長めに沈黙されたり、それまでのテンションとは違ったテンションで話始められたりすることがあります・・・。多分、いつものご自身と、面接用のご自身とが、出現されたり、引っ込まれたりしているんでしょうね・・・。
私は、できる限り普段の、いつも通りの自分で、求職者さんと接するようにしています。ご入社後に一緒に働くのは、いつもの自分ですから、いつもの自分と相性が良いか求職者さんに確認してもらうためです。同じように、私も、いつも通りの求職者さんとお話をして、一緒に働くイメージを持つようにしたいです。
デフォルトで求職者さんは緊張されるでしょうから、面接の冒頭はラポールを形成しつつ、時間をスタートできるように心がけていますので、いつも通りのあなた、でお話しさせていただけましたら幸いです。
少しでもSmart相談室に興味を持って下さったあなたにお会いできる日を楽しみにしています。