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社会人になると、就活中よりよっぽど働くということについて考える機会が増えると気がついた。
今wantedlyのこの投稿を見ているのは、あなたがまさに「働く」ということについて考えている真っ最中だから、ではないだろうか。
私はiputが設立する一年半ほど前から今の立ち上げメンバーと一緒に働いていた。
iputのメンバーと働き始めた頃からのことを思い出すと、会社で働くということの意味を嫌というほど考えさせられた1年半だった。
そして私が社会に出てからわかりそうでわからなかった会社で働くということの意味を見つけられた一年半でもあった。
このフィードでは、マネジメント未経験者の私がマネージャーとしてむしゃらに働く中で、iputで知った会社で働くことの意味をお伝えしていく。
超ジョブホッパーだった私
私は世間一般の20代後半と比べると転職が多い方だ。
新卒で当時600人規模のメガベンチャーに入社し2年で退社。その後、当時50名程度の成長中のベンチャー、そして10名未満の小規模な会社を2つ。
要するに、私は超ジョブホッパーなのである。
転職の度に「働く」ということの意味を考えていたし、転職を考える際はだいたい「働くことの意味がわからなくなった」時だった。
どこの会社でも一番年下でマネジメントをされる側の人間だった。
思えば中高の部活の部員も同学年に二人だけだったので後輩の指導とは無縁だったし、大学のサークルも大規模ではあったがほぼ後輩の面倒をみるなどという概念はなく、唯一先輩ヅラできるのは酒で潰れた後輩の面倒を見る時くらいだった。
社会人5年目くらいまではほぼマネジメントを自分がするなんてことを考えもつかない環境に身を置いていたし、そもそも「マネージャーの役割」なんて考えたこともなかった。
正直あまりに無縁すぎてマネジメントという単語の意味すらよくわかっていなかった。
マネジメント未経験の私がマネージャーに。できないことだらけの毎日。
そんな私がマネージャーとしての職をスタートさせたのは、思いもよらないきっかけだった。
プロジェクトのメンバーとしてジョインする際にマネージャーとしての役割に関する話はなかったのだが、話が進むにつれ「マネジメントもよろしく!」ということになった。
全くよく分かっていなかったが「はい!」と答えた。
マネジメントってよく聞く言葉だし、できないこともないだろうくらいの軽い気持ちで考えていたのだ。
よくこんな軽い気持ちで引き受けられたな…と、自分の訳のわかってなさを後々思い知ることになる。
私が担当していたプロジェクトは当時、人を超増員しているタイミングだった。
プロジェクトにジョインした当時は私の下に1人だけ部下がいて私の上司から色々と教えてもらいながら面倒をみるという状況だったが、その1ヶ月後には私は5人のマネジメントをすることになっていた。
当時の私やプロジェクトの状況を一言で表すと「カオス」だ。
マネジメントの「マ」の字も分かっていないマネージャー未経験者が、メディア運営未経験者のアルバイト5人を管理しているのだ。
毎日毎日、本気で失敗の連続だった。
当時のことを思い出すと「なんであんなことをしたんだろう…」といまだに強く後悔することも多い。
ただ不思議と「無理」という選択肢も出てこず、できないなりに根気強く取り組んだ。
根気強く取り組んだとはいえ、毎日仕事を終えた帰り道は頭が真っ白で気がついたら家に帰っている…という状況だった。
自分の不甲斐なさに泣きながら帰ることもよくあった。
マネジメントを通してわかったチーム・会社で働くことの意味
正直マネジメントを始めた際は、チームでやるより一人でやったほうがよほど楽だし早いと思っていた。今考えるとわかるが、当時の私はチームや会社で働くことの意味を何も理解できていなかったんだと思う。
かなりのハードワークで、正直いつもの私だったら「働くことの意味がわからないしやめる」となっていてもおかしくなかった。
だけどなぜやめなかったのかといえば、一緒に働いているメンバーのおかげだった。
私のことを信じて、頑張ってくれているメンバーをみて自分が頑張らないわけにはいかないと思ったし、みんなで力をあわせることで一人でできること以上の成果を出すことができた。
そしてどれだけプロジェクトが大変でも、達成した時の喜びは一人で進めるのと比べると何倍にも大きくなった。
チームメンバーから「なんでそんなに頑張れるんですか?」と聞かれることがよくある。
それはチームメンバーやiputのメンバーがいるからだ。
マネジメントをすることで、仕事への考え方も随分と変わった。
この行動って人から見るとこう見えていたんだとか、
こういう時はこうしてもらうと嬉しいんだとか、
ここまで話さないと伝わらないんだとか、
良かれと思ってやっても実はあまりよくなかったんだな〜とか…。
今まで点と点だった仕事に対する知識が一気に線で繋がり、ビジネスマンとしても成長できた。
働くことに悩んでいるあなたへ
この一年半、私のチームやiputは想像以上の成長を続けている。
そして私自身もiputに入社してから今までと比べ物にならないくらいの速度で成長できた。
こうしたスピード感で会社も個人も成長できるのは、ひとえにiputは個人に与えられる裁量が大きいからだと思う。
私自身、前述した通り様々な規模のベンチャー企業で働いてきたが、どの会社よりも圧倒的に任せてもらえる。
その分、大変なことも多いがiputの経営陣はいつだって味方でいてくれる。
だから何も不安に思わず挑戦できる。
「早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」という有名な言葉がある。
iputのメンバーと働き始めて、これが会社で働くことの意味だとわかった。
iputならチームで、世界レベルに影響力を持つサービスを作っていけると自信を持って言える。
今の働き方にモヤモヤしている 、そんな人はぜひiputで働いてみてほしい。
きっと今まで悩んでいたのが嘘みたいに、がむしゃらに働く中で働くことの楽しさを感じることができると思う。
ぜひ一緒にビジネスマンとしても、人間としてもiputで成長していきましょう。