こんにちは!ブラックな企業 トゥモローゲート株式会社 採用担当の浦下です。
私は採用担当者として中途採用では年間約600人ほどの応募を対応しています。日々採用担当として対応する中で応募時や選考中に「この人仕事出来そうだな」「こうしてくれたら嬉しいな」「これはやめてほしいな」など感じることは多々あります。
ウォンテッドリーで就職活動、転職活動をしている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
■ファイルには個人名を
中途採用では履歴書や職務経歴書、クリエイターの場合ポートフォリオを提出することがほとんどです。多くの方がファイル名を「履歴書」「職務経歴書」のみでお送りいただくので、データを確認してから誰の書類か分かるよう名前をこちらで追加します。アルファベットで「resume」と登録されている場合、日本語に打ちかえる作業からスタートします。
この作業を最初から名前を入れていただけている人は、相手のことを考えて一歩先の仕事ができる人なんだなと感じます。
選考でも、普段どのように仕事をしているのかが、こういった細かい点から伝わるものです。
■書類はPDFで
※企業により異なります
PDFお送りいただくとより管理がスムーズです。企業によって提出方法は異なりますが、今は紙で送るよりデータで送ることが増えてきているかと思います。
ExcelやWordの場合、こちらでPDFに変換する必要があるので、最初からPDFでの提出をおすすめします。
管理方法も企業によって異なりますが、クラウド上に管理するうえで、他のソフトに変換されないようにするためPDFにする場合があります。Excelだと写真が正しく表示されないこともありますね。
■メールは引用返信で送信
メールの返信は新規作成ではなく、これまでのやり取りが分かる引用返信がおすすめです。
採用担当者は膨大なメールの対応をしたり、様々な求職者の方と関わるため、これまでにどのようなやり取りをしていたか、確認するところから始まります。そういった点で引用返信の場合は、一目でこれまでの内容が確認できます。これまでの内容が分からないと、お名前やメールアドレスから検索して確認する時間が必要に。
たった1通のメールでも、どのように送るかで相手の工数は大きく変わります。
■名前はフルネームで記載
普段自分の名前を名乗る時は、苗字のみの場合がほとんどです。
しかし、採用となると数多くの方が応募しており、苗字だけでは個人を特定できません。個人情報を扱うからこそ、正確に対応を行うためにもフルネームでお名前を確認する必要があります。
上記でお伝えした引用返信でこれまでのやり取りが分かれば把握はできますが、新規作成かつ苗字だけで送られた場合、メールアドレスで検索するなど個人の特定に時間がかかります。
名前はフルネームで記載されると相手にとって親切です。
■今の選考を全力で挑む
書類選考や動画選考の中で「次の選考に進んだら〇〇について話します」という内容を伝えがち。「続きはWebで」と言われてCMなら気になるかもしれません。
けど選考では「そうか、じゃあ気になるから次の選考に進めようかな」となることは、ほとんどありません。むしろ今この選考でアピールポイントを全力で伝えてもらった方が、実績や魅力が伝わり次に繋がるはず。後悔を生まないためにも、今この瞬間で全力を出し切りましょう。
まとめ
細かいなと感じられた人もいるかもしれません。ただ、相手が見やすいようにする工夫や、一歩先を考えられる想像力は、仕事においても必要となります。
それが出来ているかどうかで、普段の仕事ぶりまで見えてくるものです。
誤解がないよう伝えておきますが、出来てないからといって悪い印象に感じたり、選考に不利になることはありません。そこは安心してください。
伝えたいことは、負担を減らしてほしいということではなく、誰もが行うことなので、せっかくなら相手にとって分かりやすい工夫をすることで、より印象を残そうということです。
ただ選考を受ける、メールを返すのではなく、相手が喜ぶ言葉を送ったり、求められる以上のアウトプットをするなど、頭を使って考えたり工夫をしながら、ぜひ積極的に動いてみてください。
ライバルがたくさんいる中で、自分を選んでもらえるよう努力することが、良い結果に繋がります。自分が望む未来を手に入れられるのは、自分次第です。
あくまで今回の内容は一部分となりますが、取り入れていただけると嬉しいです。
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そして採用に興味を持っていただいた方は、ぜひご応募お待ちしています。