「出会いたい仕事に出会える」プロダクトへ　全体最適を考えた機能改善提案を進めていく

森本 雄一朗
プロダクト企画部 マネージャー

大学卒業後、SIerにてWeb系の業務系システムのSEとして3年間従事。その後、デジタルマーケティング会社でSE/PMとしてCMSやECサイトの構築を担当。PMとして案件管理をしながらシステム要件定義、設計、開発、検証、運用と一連の業務に携わる。上海での中国人エンジニアのマネジメントや、自社SaaS事業のプロダクトオーナー、データ活用事業のデータエンジニアやコンサルティング業務も経験する。2021年12月にスタンバイに入社し、プロダクトマネージャーとしてプロダクト開発に携わりながら、プロダクトマネージャーやプランナーが属するグループのマネジメントにも従事。

新規事業立ち上げの経験を、BtoCプラットフォームで生かしたい

これまで、エンジニアとして長くBtoB領域に携わってきました。
前職のデジタルマーケティング会社では、SaaS事業の責任者としてプロダクトオーナーを務めたほか、データ活用事業のデータエンジニアとして、アクセス管理ツールの導入などによる、ビッグデータ統合プロジェクトにも携わりました。スタンバイに興味を惹かれたのは、社会の課題に直接貢献できるBtoCプラットフォームを手掛けたかったからです。人材業界は未知の領域でしたが、人材をどう活用していくかというテーマは身近な問題で、意義ある事業だと感じていました。
面談や選考で出会う方は皆、人材不足という日本社会が抱える課題に向き合うことに強い思いを持っていました。プロダクトをより良くしていきたい、という姿勢にも惹かれましたね。また、組織としてまだまだ成長途上のスタートアップフェーズである点も、魅力の一つでした。
前職でも、自社SaaS事業の事業計画に携わったり、データ活用事業の拡大をミッションとしたり、新規事業にチャレンジすることが多くありました。何もないところから、自分たちでやり方を探り、0→1、1→10へと事業を成長させてきた経験は、スタンバイでも生かせるのではないかと考えました。

必要な機能だけではなく、ユーザーの期待を超える付加価値を創っていく

入社後に任されたのは、データプラットフォームグループのマネージャーでした。
スタンバイには、求人票データや広告データ、ユーザーの検索ログや行動ログなど、さまざまなデータが蓄積されています。それらを統合するデータ基盤の構築と、データの管理運用を担当し、ユーザー体験をいかに高めるか。求職者様がスタンバイを訪れたとき、「仕事が探しやすく、仕事を見つけられて、就職できた」という当たり前の体験・品質をいかに作っていくかが、大きなミッションでした。

ようやく必要な機能が揃った今、これからはユーザー自身が気づいていなかった仕事への出会いもサポートするようなスタンバイならではの価値を創っていく段階に入ります。

現在マネージャーを務めるプロダクト企画部は、採用企業様側に向き合ってプロダクトの改善を手がけているメンバーや、ユーザーに向き合いUI/UXの改善などを手掛けるメンバー、検索エンジンの品質向上に取り組むメンバーなど複数のチームが存在している非エンジニア組織です。見ている視点はそれぞれの担当領域によって違えど、プロダクトを成長させていくという同じ観点で、全体最適も考えながらプロダクト企画を進めています。

新しい職種が生まれ、働き方のトレンドが刻々と変化する今、どんな機能改善を進めれば、「求職者が最も出会いたい仕事に出会える」サービスになるのか。ユーザーインタビューを重ね、リアルな声をUI/UXにどう反映させれば期待に応えられるのか、そして期待を超えるようなサービスになれるのかを日々アイデアを出し合っています。

ユーザーの声を機能改善に反映していく、BtoC領域ならではの手ごたえ

BtoC領域で「社会の課題に直接触れている」という実感は、定量的・定性的に感じることができています。

機能改善を加えることで、サービス来訪者数の増加を確認できると、「ちゃんと認めてもらえたんだな」と手ごたえがありますし、定期的にユーザーインタビューでヒアリングを行い、「この機能は使いにくいのではないか」「今回の機能改善は喜ばれたんじゃないか」などの仮説に対して、実際に活用しているユーザーならではの改善提案のヒントをもらえることも多くあります。

仕事探しには決まった正解はなく、「働いてよかった」と思える仕事に出会えること自体、簡単なことではないと思っています。難しいテーマに向き合っているからこそ、ユーザー画面や検索エンジンなどそれぞれのドメインで、やりたいこと、磨きたいことが次々と出てくる。 ここがスタンバイで働く面白さだと感じています。

よりユーザーにとっての最適解を目指して

スタンバイというサービスを、いかに使いやすく、ユーザー一人ひとりの「理想の働き方」を叶えるものにできるか。プロダクトの企画に携わるメンバー同士がコミュニケーションを取りやすい組織となっているので、同じゴールを共有しながらプロジェクトを動かすことができています。

社内のコミュニケーションはとてもフラットで、専門スキルや経験豊富なエンジニアや企画メンバーから多くの学びを得られます。手を挙げれば挑戦できる、スタートアップならではのカルチャーもまた、スタンバイで働く醍醐味でしょう。気軽に相談や提案をできるところが、事業成長につながり、それが自身の成長にもつながっているのだと感じています。

社内の色々な人とコミュニケーションを取りながら、できない理由ではなくできる理由を考え、人を巻き込みながら推進していける人には、非常に学びある環境だと思います。