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レールの上に敷かれたキャリアは選ばず、自力で切り拓く。未経験スタートからわずか半年でリーダーに昇格!【インサイドセールスインタビュー】

就職活動の過程が評価される就活生向けスカウトサービス『ABABA』。設立以来、多くの企業から注目を集め、急成長を続けています。

今回、お話を伺ったのはインサイドセールスとして活躍している中村さん。前職ではBtoC営業を経験した後、キャリアアドバイザーとして学生の就職活動を支援。その知識・スキルをさらに拡張し、ABABAに入社してわずか半年でリーダーに昇格しています。スタートアップ企業で働く魅力や、今後の目標について詳しくお聞きしました。


中村優大 / インサイドセールスチーム リーダー

横浜市立大学在学中に訪問販売を手掛ける事業のインターンの代表を務め、個人事業主としてビジネスに挑戦。その後、大学を中退し人材系スタートアップ企業に参画。人材紹介事業にて学生のキャリア支援を行っていた。2023年に株式会社ABABA入社。インサイドセールスとして活躍中。

「隣人を助けよ」というビジョンに心を動かされた

──これまでの経歴について教えてください。

私は高校の指定校推薦で大学に入学しました。しかし「これを学びたい」という目標が特になく、休学。その間に「訪問販売」の仕事を始めました。

高校の頃から「敷かれたレールの上を歩くことが、なんとなく良いこととされている」ような風潮に、違和感がありました。進路選択の際にも「やってみたい目標を見つけて専門学校に行く」よりも、「特に目標がなくても有名大学に行く」方が世の中的に評価されている気がしていたんです。私は、自分のやりたいことが決まっている人たちをカッコいいなと思っていたので強く違和感を感じましたね。

そうした気持ちが次第に大きくなった頃に、ビジネスに興味を持ち始めました。休学して時間ができ、本を読むうちに「ビジネスをやってみよう」と考えるように。ある企業の社長にSNS経由で一度お話したいと依頼し、直接お会いしました。

すると社長から「どうせお前はできない。悔しかったらやってみろ」という言葉を返されたんです。そこから「訪問販売」に挑戦することになりました。

訪問販売は、すぐに始めやすいビジネス。インターネット回線やウォーターサーバー、新電力プランの提案などを担当し、足とメンタルが鍛えられました。社長の元で個人事業主のまま「事業責任者」として代表を務め、毎日300件の個人宅を訪問。契約が取れない日も、行動を続けました。「どうすれば今よりも良くなるか」だけを考え、改善しながら継続するプロセスから得た学びは、今の仕事にも活かされています。

そうしているうちに仲間も増え、15名ほどの組織に拡大。社長から「人材紹介の仕事を手伝ってほしい」と依頼され、大学3年で中退。個人事業主のまま入社しました。

信頼している社長の元で、チャレンジしたい。敷かれたレールの上を歩むのではなく、自分でキャリアを拓いていく仕事ができるのではないか。そんな期待がありました。皆が漠然と同じキャリアを選ぶ風潮を、変えたいと思ったんです。

──そこからABABAに転職しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

前職ではキャリアアドバイザー(CA)として学生の就職支援を担当。イベントに参加してくれた学生のキャリア相談に乗り、企業とのマッチングをする仕事です。しかし学生のキャリアに伴走する幸せと、仕事としての業績・目標達成を両立する難しさを同時に感じていました。

そんな時に、ABABAから「一度面接を受けてみませんか」と誘われたんです。ABABAとは前職での人材紹介事業を通じてやり取りがあり、掲げているビジョンが素晴らしいと感じていました。特にコアバリューである「隣人を助けよ」との言葉には、心を打たれましたね。

就活の選考中にメンタル不全になる学生も多く見ていましたし、新卒採用のあり方を変えていきたいという世界観にも深く共感しました。

面接時に古本さんが「ABABAは誰が言うかよりも、何を言うかを大切にしています」とおっしゃっていたことも、印象に残っています。


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──ABABAへの入社の決め手は何でしたか?

決め手は2つ、ありました。1つは「この人たちのもとで働きたい」と思えたこと。会社が目指す未来像や、私自身への期待値も正直に話していただき、面接ではとてもワクワクできました。自分としても「ABABAという名の船に乗ってみたい」と思えましたし、自分の時間を投資してでもビジネスを一緒に成功させたいと感じました。

もう1つは「常に高い視座を持ちながら、仲間と一緒に働ける環境」です。社会課題となっている新卒採用のプロセス自体に疑問を持っているところにも、視座の高さがにじんでいます。就職活動の過程を評価する社会を目指し、ビジョンに共感した仲間が集まっている組織であるところにも、惹かれました。

マーケティング視点が活かせるインサイドセールス

──現在の業務内容について教えてください。

インサイドセールス(IS)を担当しています。メインミッションは新規顧客の獲得です。ニーズのある新規顧客に適切にアプローチするべく、BtoBマーケティングの視点を持ちながら、様々な手法を用いた戦略の立案から実行まで行なっています。具体的には、

  • 顧客獲得に向けた戦略立案
  • セミナー実施、展示会出展(toBマーケティング)
  • 新規顧客開拓の架電
  • 上場に向けた銀行様からの支援に対するフロント対応
  • 代理店との連携
  • 他社サービスと掛け合わせた提案での顧客開拓

などを行なっています。企業に、ABABAに興味を持っていただくきっかけづくりから、アプローチ、商談獲得までを行なう中で、「どのような企業にニーズがあり、どの時期に&どうやってアプローチすべきか」などを考えながら実行していきます。「どうやって」の部分で、銀行からの紹介でニーズがありそうな企業へアプローチすることもありますし、代理店企業と連携して新規開拓を進めることもあります。

現在、一緒にチームメンバーは4名。他のセールス業務やマーケティング業務と兼務しながら進めているメンバーが多いです。

実は、内定後に「ISの立ち上げをお願いしたい」と私に打診がありました。企業への提案経験が少なかったため、最初はどうすれば良いのか戸惑いましたね。それでもワクワクする気持ちが勝っていたので、入社初日から楽しく取り組みました。

──インサイドセールスのどのような点に魅力を感じますか?

まずはABABAのサービス自体に高い市場価値があると思います。市場自体は決して大きくはありませんが、社会課題の解決に着実につながっていますからね。就職活動のプロセス自体を評価することに多くの企業が賛同してくれているからこそ、3年で急成長できたのではないでしょうか。

ISはマーケティング業務に非常に近い側面があります。電話をするだけが、ISではありません。他部門との連携を図るために、CRMを使ったオペレーションを構築したり、営業戦略についても、市場を捉えた戦略を立案したりする中で、難易度の高さと面白さを感じています!

スキルアップするごとに、成功に向けた一歩先の道が見えてくるんです。自分の提案した戦略によって受注し成果が出ると、やりがいを感じますね。任される業務の幅も広く、手を挙げればいくらでもチャレンジできるのはスタートアップ企業のフェーズならでは。データドリブンな思考を持ちながら、営業の知識・スキル、さらには対応力も習得できます。

もちろん、難しさもあります。新しい取り組みであっても、ISで成果を出すことは当たり前。ただ一方で、こうした環境が高い視座を生み、視野の広さをもたらしてくれているのだと思います。

──入社半年でリーダーに昇格し、活躍されていますね。リーダーとして大切にしていることは何でしょうか?

今はISとtoBマーケティングチームのリーダーを兼務しています。入社半年で目標を達成し、さらに新卒入社メンバーの育成も実現。高い視座を持って仕事に取り組んだ実績が評価され、短期間での昇格につながりました。

しかし私の性格としては、自分自身の目標や評価は重要ではありません。事業部門として達成できるかどうかを意識し、達成までのプロセスや将来の組織体制について考えるようにしてきました。その結果、PDCAが早く回せるようになり、組織全体の課題解決が実現できているのだと思います。

その上で、リーダーとして大切にしていることが3つあります。「未来を見据え、しっかりと行動計画を立てること」、「プレイヤーとしても活躍し続けられること」そして、「自分が先頭に立ってバリューを発揮し、バリューを体現すること」。優しいお兄ちゃん的存在で、なんでも相談できるリーダーでいたいですね。

事業部全体に貢献できる人材を目指して

──ABABAの社風・カルチャーはいかがですか?

私以外にも「入社後に視座が高くなった」と語る社員がいます。おそらく、目先の目標よりも「事業全体で優先したい課題」に向けてチャレンジしているからではないかと思います。

入社3ヶ月間で、先輩社員から仕事の進め方に関する具体的なアドバイスをもらっていました。私のレベルに合わせて答えてくれたので、非常に参考になりましたね。みんな優しく、メリハリをつけた働き方をしています。「この人たちのためにも頑張ろう」と思える仲間と働けるのは、嬉しいものです。

スタートアップ企業ならではの面白さも、感じられますね。組織課題に対しては、スピード重視で改善。どうすれば成功に近づけるかを考え、すぐに行動できる社風は魅力的です。どんなことでも「いいね」と感じたらやってみるのがABABAのカルチャー。経営陣に対して週1度提案する時間があり、OKが出ればすぐに導入できます。

──今後チャレンジしてみたい目標について、教えてください。

事業全体で目指している目標は、2027年の上場です。今は達成に向けて、自分たちの部門ができることに最善を尽くしています。

そしてゆくゆくはABABAで新規事業として「アスリートのセカンドキャリア支援」にも、チャレンジしてみたいですね。スポーツが好きで興味もありますし、アスリートの友人が引退後のキャリアに悩む姿も見てきました。この課題を自らの力で解決したいと思っていて、まさにABABAのビジョン「隣人を助けよ」が心に刺さったのも、そうした体験があったからです。

短期視点では営業戦略を落とし込み、事業全体に貢献できるようになりたいと思っています。KPI達成はもちろん、2〜3年後のIS部門の組織体制を整え、安定した業績を継続していけるかを考えたいです。そうした組織や営業戦略の設計にも挑戦していきます。

そのためにもセミナーで関心を持っていただいた企業へのさらなるアプローチや、テレアポの内製化にもまだまだチャレンジできそうです。一緒に働きたいのは「ビジョンに共感してくれる方」ですね。何か一つでも良いから、しっかりと自分の強い意志がある方であれば大丈夫。「自分の人生をかけて ABABAで成長したい」と思う方には、ピッタリかもしれません。

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