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【メンバーインタビュー #2】日々の疑問が日本の将来を明るくする。新規事業に込める想い(メディカルUnit・早坂 編)

こんにちは。グライダーアソシエイツ コーポレート広報チームです。この【メンバーインタビュー】シリーズでは、役職を問わず、グライダーアソシエイツで活躍しているメンバーの生の声やプライベートな一面をお届けしていきます。

第2回はメディカルUnitのUnit長・早坂さんへのインタビューです。

新規事業のプロジェクトマネジメントを担いながら執行役員や人事担当としての顔も持つ早坂さん。今回はそんな早坂さんの素顔に迫ります。

※メディカルUnitについてはこちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、ぜひ併せてご一読ください。

プロフィール

1982年 神奈川県出身。慶應義塾大学商学部卒業後、三洋電機にて半導体マーケティング、インテリジェンス(現パーソルキャリア)にて営業・医療系人材紹介事業立ち上げ、マクロミルにて営業・人事・広報を経験し、2015年よりグライダーアソシエイツに参画。営業・メディア渉外・管理部門の各責任者に従事。
2020年よりラジオ放送局J-WAVEにて経営企画室長を担う。子どものかかりつけ医に感動したことがきっかけで医療サービスの立ち上げを志すようになり、2024年1月よりグライダーアソシエイツに復帰、現在に至る。
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目次

  • 1. きっかけはいつも「人との出会い」。これまでの歩み

  • 2. グライダーアソシエイツに再入社したワケ

  • 3. 早坂さんの「これから」のこと

1. きっかけはいつも「人との出会い」。これまでの歩み

──まずはこれまでのキャリアについて教えてください。

大学を卒業後、三洋電機株式会社に入社しました。
当時話題だった有機ELに携わりたかったんです。兄がその材料物質の研究をやっていることを聞き、直感的にも曲げることができるディスプレイというのがあって。『これが次世代デバイスだ!』と感じたことを覚えていますね。もともと家電オタクでもありましたし。

──どんなことをされていたのでしょうか?

映像製品のセールスプロモーションやマーケティング関連の部署にいました。とはいってもBtoBなので、流通や生産管理に関わる業務が中心でした。「市場調査」という名目で家電量販店に置いてあるテレビの裏側見て端子数を数えたり、「開発フィードバック」とか言ってR&Dセンターに出向きエンジニアの方とバグ改修を一緒にやっていたのは良い思い出です。

ただ、大企業の空気感があまり肌に合わず、1年で退職してしまって。 その後転職のためにインテリジェンスに登録したのですが、気づいたらインテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に入社していました(笑)。当時23歳ですね。

──業界としては全くの異業種ですね。どんな背景があったのですか?

一番は「人が魅力的だった」ことでしょうか。鼻息が荒くて新しいことに積極的、それでいて切れ味が鋭い人が多くいる環境に惹かれて。 

──職種としてはどういったものだったのでしょうか?

営業を担当していました。新規顧客開拓営業や、転職サイトのWeb広告営業など、この時に営業の基礎を養いました。あとは医療系の人材紹介ビジネスの立ち上げなどにも携わっていましたね。
その後30歳で、マーケティングリサーチで先頭を走る株式会社マクロミルに入社します。これが弊社の代表であり、マクロミルの創設者である杉本との最初の出会いでした。

──もう一度異業種へチャレンジするわけですね。

はい。もちろんマーケティングリサーチという大きな可能性を秘めた市場で挑戦したい気持ちもありましたが、この時も当時のマクロミルの「人」に惹かれた部分が大きかったように思います。
マクロミルでも営業を担当した後、人事や広報も経験させてもらって、新卒・中途採用や人事制度設計を行なっていました。

──その後グライダーアソシエイツに入社された。

はい。今でこそ一般的になった”キュレーションメディア”が当時でホットなマーケットだったことがきっかけでしたが、それに対する杉本の熱い想いにすごく共感して。当時「Media of Media」というビジョンを標ぼうしていたんですけど、その言葉の奥にある社会課題解決やビジネスチャンスがスッと頭の中に入ってきました。

今こうして振り返ってみると、本当に「人との出会い」に人生を引っ張っていってもらっているなと思います。

良い悪いは置いておいて、「自分がこれを!」という野望があまりないんです。ベンチャーにはあるまじき感性ですが、もう性格の問題だと思いますね。よく怒られるところでもあるんですが・・・(笑)
それよりも、「自分と違う能力・尊敬できる人たちと共に、そのチームでしか出来ない仕事をしたい」というモチベーションの方が大きいです。

──グライダー入社後は何をされていたのでしょうか?

最初はアライアンス担当として入社しました。いわば「antenna」のパートナーを開拓していくような仕事ですね。当時、実は弊社副社長の荒川も同じ部署で。
その後まもなくして営業責任者を任せてもらうことになるのですが、そこでも荒川とはタッグを組む形になります。

──どのような役割分担だったのですか?

アバウトな表現ですが、攻めが荒川、守りが早坂、といった感じでしょうか(笑)。

例えばイベントやセミナーといった営業活動でどんどん案件を獲ってくるのが荒川だとすると、私はその結果を営業の方針やメンバーのマネジメントといった組織の動かし方に還元していく、といったような分担の仕方です。

──同じ営業とはいえ、これまではフロントとしてのポジションが多かった中で、どちらかといえばバックオフィス寄りの業務ですね。

そうですね。「フロントとしての営業に本当に適性があったか」と言われると必ずしも「Yes」とは答えられなくて。

どちらかというと自分は内向的な人間で、どんどん外に出ていって「拡げる」業務よりも、物事を「整理する」業務の方が向いているように思うんです。

もちろん、営業の仕組みや売上の構築メソッドなど、フロントとしての経験をしたからこそ学べたことは数えきれませんし、必要な時間だったと思っています。そういう意味では当時の営業責任者というポジションは自分の強みを発揮できている感覚もあって楽しかったですね。ちょっと良く言いましたが、9割は苦しい時間でした(汗)

2. グライダーアソシエイツに再入社したワケ

──その後、株式会社J-WAVEで4年間を過ごされました。どのような仕事をされていたのでしょうか。

J-WAVEにはもともとグライダーから出向していた経験がありました。その中でラジオ放送局だからこその面白さや感性、その一方にある課題を感じていたこともあって。

少し時間を置いたのですが、ここでも「人」との出会いでしょうか。出向時代から本当に良くしていただいたJ-WAVE中岡社長(現会長)から話をいただいたこともあり、この人に尽くしてみようと、何か私にできることがあるのではないかと思い、経営企画関係の業務に従事していました。

──そこからグライダーに再ジョインされた背景はどういったものだったのですか?

また杉本と話が合ってしまった(笑)、というのが一番の理由です。

ここ数年ちょうど両親や子どもの付き添いもあって病院にかかる機会が増えてきたタイミングで。医療について患者目線で考えることが多くなりました。
例えば、現在の子どものかかりつけ医に関して。ある医療機関にかかった際には、長時間待たされるわ、説明はよくわからないわ、且つ若干高圧的でもあり、診察が終わった時には不安と若干の怒りすらも感じました。一方で、今お世話になっているドクターは、診察はスピーディ且つきめ細やかでわかりやすい。受診日の夜にはアフターフォローの電話をかけてきてくださるんです。「その後変化ないですか?必要ならば明日にでも来てくださいね、場合によっては大学病院もすぐに紹介しますから」と。ちょっと感激しちゃいましたよね。

そんな生活を送るうちに、「なぜこれほどまでに(医療機関によって)差が出てしまうのだろう」と。もう少し言うと、「一般企業のビジネス感覚や仕組(DX等)が普及さえすれば、断然変わってくるのにな」と思い始めました。先のアフターフォローはわかりやすい例です。

この年齢になって、自分も当事者になったからこそ、また子どもたちの将来にも直結する部分ですから、何か自分でもアクションが起こせないかと考えていたんです。

そしてまさにそのタイミングで、「グライダーアソシエイツは社会課題解決を目指して新領域に参入していく会社になりたい」「その中で医療領域もやりたいと思っている」という話を杉本からもらって。杉本の地獄耳なのか、単なる偶然のめぐりあわせなのかわかりませんが、これはチャンスだと、もう一度参画して医療領域にチャレンジすることを決めました。

──もう一度ジョインされて、今はメディカルUnitの責任者というポジションですが、率直に感じられていることがあれば教えてください。

すごく懐かしいです。

──懐かしい、ですか。

Unitの責任者としてプロジェクトマネジメントをする立場でもありながら、チームのメンバーと協力して様々なパートナーとゼロから関係性を構築していく毎日で、なんだか昔を思い出します。

先ほど「営業の適性がない」と言ってしまいましたが(笑)、やっぱり営業的なフロント業務が自分の原点なので、楽しいです。

あとは、会社の風土も変わったと思います。今は少数で新しい領域にチャレンジしていこうというフェーズで、1人1人が能動的に「どうすれば社のミッションである『make brighter tomorrow.』を実現できるか」を考え行動していく必要があります。そのためには役職を問わず現場に出ていく姿勢が求められますし、実際にそうなっている。健全なあり方だと思います。

──新規事業を推進する中で、やりがいに感じていることはどんなことでしょうか?

「ゼロからモノをつくること」ですね。これまでも新規事業開発に携わっていていたことはありましたが、全くのゼロベースからやった経験はないです。ここまで社として未知の領域にチャレンジしていける環境は、ビジネスパーソンとして本当に貴重だと思います。

何より、自分の疑問や体験から世の中を変えることにつながるという感触が楽しいんですよ。

多くの新規事業って、マーケットの大きさとか、そこでどれだけ稼げるか(TAM・SAM・SOM的な)に結構な時間と労力をかけると思いますが、我々はそこからのスタートではない。むしろ、自分たちの「実体験」やそこから生み出される「感性」を大切にしていきながら、数字の論理だけでは解決できない「社会課題の本質を追求」していく。もちろん業界やマーケットとの照らし合わせは適宜行い、当たり前のように数字も見ますけども。

これは我々の経営理念に即しているところが大きいですね。「功利的コンサルティングでなく、社会的コンサルティングをめざす。」というビジョン。ここは個人的にも非常に大事にしている価値観です。

これらのアプローチを通して、今の医療事業が順調に拡大、且つ自分の生活に定着するような、いわば息をするような「ライフワーク」に昇華出来ればいいなと考えています。医療は日々の生活と密接に繋がっているし、情報も時々刻々と変わって伝えられる。アップデートしながら自分の仕事にも反映していく。まさに「ライフワーク」。事業がそんな状態になれば、新しい仲間も多く迎えられるでしょうし、事業自体も次のフェーズに向えるはずです。

 あくまで昔と比較するとですが、年々「人のために」という想いが強くなっている気がします(笑)。きっと子どもが生まれたことも関係しているのかもしれません。

 あと他のところだと、人事面ですね。今は中途採用や人事設計がメインの業務ですが、今季から導入しているワーケーション制度やMBOなどスポット的な施策はもちろん、長い目で見て会社の文化醸成につながるようなことをしていきたいです。

3. 早坂さんの「これから」のこと

────最後にプライベートなことも伺えればと思います。今後早坂さんが大切にしていきたいことがあれば教えてください。

子育てですかね。もっと大変でつらいものだと思っていましたが、楽しくて仕方ない(笑)。 

────(笑)。

もう全部が楽しいです。女の子なので、男兄弟で育った自分はどう接すればいいのかと不安な気持ちがあったんですが、杞憂でした。典型的なダメ親かもしれないですけど・・・。

 ただ、これからの日本は今までと全く違った景色になってくる可能性がある。だからこそ子どもには苦境を乗り越える力をつけていってほしいし、今取り組んでいる事業も、少しでも子どもたちが安心して暮らせるようにしっかり具現化していきたいと思います。

 あとは趣味のゴルフですね。最近めっきり回数も減ってしまいましたが。もう一回本気でやって、大会にも出たいですし。

そのためにも、まずは健康とダイエットから始めないとですね。いつ子どもに「ダサい」って言われるかが、今一番ヒヤヒヤしていることです(笑)

会社概要

社名|株式会社グライダーアソシエイツ(GLIDER associates, INC.)
本社|〒141-0031 東京都品川区西五反田8-1-3 PMO五反田 9F
企業HP|https://glider-associates.com/
設立|2012年2月6日
代表者|杉本 哲哉
事業内容|社会課題の解決につながるコンサルティング業務、クリエイティブ制作、自社サービスの企画・開発・運営、インキュベーション投資
関連会社|株式会社craft.

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