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リモート組織への転換と、オフィス縮小を決めた背景(2021年1月~)

あけましておめでとうございます!ミイダス テックオフィスです。

ミイダスのテックチームは2021年1月から、本格的にリモートワークを中心とした働き方に転換し、同時にオフィス縮小することを決めました。その背景と、目指すところについてお伝えします。

COVID-19発生より前の働き方


ミイダスのテックチームでは従来、週4日は必ず出社するというルールで組織運営を行っていました。同じ場所で仕事をすることで生まれるチームの一体感、ディスカッションや雑談から生まれるひらめきなどを大切にしてきていました。そしてオフィスで一緒に働くことが、ミイダスにとってベストだと考えていました。

2020年上旬にCOVID-19が広がっていくなかで、オフィス勤務 / リモートワークを自由に選べるようにしました。緊急事態宣言中は完全リモートワークの運用をしましたが、解除後も「社員と家族の安全を最優先にする」という考え方のもと、出社の強制はしてきませんでした。

COVID-19が落ち着いたら、オフィスワーク中心の働き方に戻していこう。「感染症拡大防止の特別措置」としてはじめたリモートワークについて、初めはこのような位置付けでした。渋谷ソラスタのオフィスは快適で、みんなで集まって働けることを楽しみにしていたメンバーも多かったと思います。


意思決定の背景

リモートワーク開始当初は「コロナが落ち着いたら元に戻す」という共通認識を持っていましたが、人によって「落ち着く」の定義はそれぞれです。2020年5月の緊急事態宣言が明けても感染症は収束することはなく、拡大と縮小を繰り返しています。これがいつまでつづくのか、ワクチンが出来たら収束するのか、変異種には有効なのか。情報は断片的で、誰も先が見えない状況です。

さまざまな情報が飛び交うなか、COVID-19に対して明確に期限を切って意思決定をするのは難しいと感じるようになりました。ミイダス内でも医療従事者がご家族におり「絶対に感染できない」というメンバー、基礎疾患のあるメンバー、子供が生まれたばかりのメンバーがいます。個別の事情もあり、感染症に対する考え方、向き合い方も様々です。

リモートワーク中心の組織運営が続いていく中で、チームは徐々に「新しい働き方」に適応していきます。プロジェクトや個人のアウトプットを可視化できる状態、リモートでもストレスなくコミュニケーションを取って、情報共有できる状態ができていきます。通勤がなくなったぶんストレスが無くなった、家族と過ごす時間が増えたというポジティブな声も多く聞きました。

※ ミイダス流、アウトプットを維持するリモートワークの秘訣とは

いつくるか分からない「COVID-19の収束」を待つよりも、メンバーが安心して働き続けられる状態を作りたい。そのうえで最高のアウトプットを出せるチームにしていきたい。こうした思いでリモートワークを「ミイダスの働き方」として継続して運用することに決めました。

2021年1月から変えたこと


オフィス縮小に向け、席数を減らしてフリーアドレスに移行する。
オフィス出社を事前登録制にし、出社人数を人事で把握。密になりそうな時に対策をとれるようにする。
勤務場所に柔軟性を持たせる。(セキュリティを確保できる場所。これまでは自宅のみ)
採用条件を「フルリモートOK」に変更。地方の採用も段階的に実施していく。

さいごに

メンバーはみんなオフィスに愛着があり、一つの場所に集まって働く一体感の良さを感じていました。今回の意思決定にあたり葛藤があったのも事実です。しかし決めた以上は「新しい働き方」で最大のアウトプットが出せるチームにできるように取り組んでいきたいと思います。

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