ITエンジニアの2人に1人は副業経験あり。副業に充てられる最大時間は 「20時間/週」
LAPRAS株式会社のプレスリリース(2023年3月8日 13時07分)ITエンジニアの2人に1人は副業経験あり。副業に充てられる最大時間は 「20時間/週」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000024729.html
こんにちは。株式会社リチェルカの高橋です。このシリーズでは副業としてリチェルカに参画しているパートナーを紹介していきます。
私たちは、「SCMをデータの力でアップデートする」という大きなミッションに取り組んでいます。副業パートナーは、困難な課題に共に立ち向かう仲間であり、未来を拓くために不可欠な存在と認識しています。
今回のインタビューでは、「どのような方が副業として働いているか」「副業としてリチェルカに携わる魅力とは何か」という視点で、リアルな声をお届けします。ぜひ最後までご一読ください。
インタビューのお相手:HTさん(仮名)、31歳のエンジニア。某巨大SaaS企業でチームリードを務めながらリチェルカで副業中。社会人キャリアの始まりは営業、第一次AIブームで意を決してエンジニアにジョブチェンジ。東京都出身。嫌いな事はテレアポ。
コロッセオを眺めるHTさん
写真だと分かりづらいがファンキーな金髪です
HTです。よろしくお願いします。キャリアについて少しだけお話すると、新卒の会社ではテレアポ営業をしていたのですが、全く向いていなかったんですよね。私、電話に凄い苦手意識があって…笑 なので裏方のチームに異動して、GASを使った営業活動の効率化などの仕事をさせてもらいました。電話はかかってこないですし、自分の世界に入り込めますから。エンジニアの仕事は、自分に向いているかもしれないと思いました。
独学でプログラミングを学んで、知り合いの画像認識の仕事を手伝ったり、スタートアップでWEBエンジニアをしたり…そんな紆余曲折を経て現在のSaaS企業に至る、といった感じです。本業ではマイクロサービスのバックエンド開発をしています。
動機はシンプルで、単にお金を稼ぎたかったからです…笑 リチェルカを選んだのは、理想の働き方に凄くフィットしていると思えたから。朝と夜、土日祝日で月80時間以上稼働出来ることが条件だったんですが、25社以上応募して条件に見合う会社が3社しかなかったんです。そこから事業内容で比較して、最も関心を持てたのがリチェルカでした。
食い気味にありがとうございます!比較対象になった会社は、ゲーム関連のプラットフォーム開発の仕事だったのですが、自分がゲームをしないので、あまり興味を持てなかったんですよね。
また本業がtoB向けのサービスで、toBならではの影響範囲の広さや要件の複雑性に面白さを見出している事も相まって、最終的にリチェルカを選ぶことになりました。
本業を熟しながら副業で月80時間以上の稼働…エネルギッシュですよね。エンジニア全体の中でHTさんのような方はどれくらい居るのだろうか…疑問に思いググったところ、どうやら5%程度らしい(詳細は下記「LAPRAS株式会社」URLをご参照)。ちなみに私はドラクエ4の全クリに80時間かかりました(?)
インタビュアーの徒然日記
今は「RECERQA Scan」のサービス開発をしています。「RECERQA Scan」はOCRのサービスなのですが、読み取り設定やデータ加工処理などバックエンド開発がメインの業務ですね。
働き方ですが、週7日、がっつり稼働しています!平日の2時間と土日の5時間で月に80時間、しっかり働かせてもらっています。
とてもやりがいのある開発が多くて、これまでの経験をフルに生かしつつ、必死に調査・キャッチアップしないと達成できないものばかりです。
想像以上にスタートアップでした!プルリクエストの作成からリリースまでがかなり速くて、サービスが目まぐるしく進化し続けています。本業の会社では、レビューは複数人で実施していますし、リリースまでの工程が長いですから、ここは良いギャップでしたね。
悪く言えば、品質保証や開発環境の改善といった観点が少しおざなりになっている気もしますが、ここはトレードオフなのでやむを得ないかなと。むしろ私個人は、絡まった糸を解くような作業も好きなので、ガンガン改善させてもらっています。
コミュニケーションは全くストレスがないです。皆さんレスポンスが速いですし、テキストベースのコミュニケーションがメインな私にとってはありがたい環境です。話が噛み合わずに疲弊するといったこともないですね。
何よりも、この稼働時間で開発に深く噛み込みながら、フルリモートでやれている点は本当に満足しています。
豆知識:理想のエンジニアと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。技術スタックの多寡か、ドメイン知識の深さか、はたまた経験値なのか…。切り口は様々ありますが、コンピテンシーとして好奇心が重要だよねという議論が有ったりなかったり。「リチェルカ」という社名は、イタリア語のRicerca=”探究” ”探索”に由来していて、後ろの"C"が”Q”になっていたり、無限を示す”∞”がロゴに取り込まれているのをご存知でしょうか。そう、この社名には”飽くなき探究”という意味が込められているのです。イカしてると思った方は、今からリチェルカファミリー。
インタビュアーの徒然日記
弊社のロゴです。品がありますよね。
野田さんは、お人柄が良くて説明が上手ですよね。普通の人の10倍は「ありがとうございます」と言っている印象で、シンプルに人として素敵だなって思いますね。
もうお一方、リードエンジニアの方がいらっしゃるんですが、その方は面接時から地頭の良さとエンジニアとしての優秀さが伝わりました!エンジニアの面接って、質疑を通じて候補者の技術レベルを見極める難しさがあると思うのですが、質問の深堀りと切り込み方で「この人手練れだな」とすぐに分かりました。
志高く、熱量のある方が多いですよね。加えてプロダクト愛というか、世の中に必要とされるプロダクトを創っているという信念を持っている方が多いですし、その根拠となる経験やドメイン知識に優れた方が多い印象です。
これまで副業で関わったスタートアップは複数ありますが、この温度感はかなりトップクラスだと思います。他社さんにはプロダクトの存在価値を信じきれていないPdMの方もいらっしゃったので。
「RECERQA Scan」はプロダクトとして形が出来上がっていますし、日々開発に携わっているので、既に浸透するイメージが湧いています。一方、「RECERQA SCM」は、本業の経験を踏まえて敢えて厳しい目線で言うと、やはり基幹システムですから、万が一を発生させない可用性の担保や、ユーザー特性を横断する抽象さが求められることを考慮すると、立ちはだかる壁は大きく、難度の高い挑戦だと思っています。
でもだからこそ、私を含めリチェルカで働く皆さんの結束が強まり、その滾る想いに惹かれる人たちが集まってくるんだろうなと。そういう意味で絶対に頓挫することはないプロダクトだと思っています。
実際にたくさんのユーザーに使ってもらえるまで携わっていきたいですし、機能開発だけでなく、基盤の構築をはじめとしたスタートアップでないと経験しにくい部分に携わることが出来たら嬉しく思います。
あとがき:
ファンキーな金髪が印象的なHTさん。にもかかわらずテレアポが苦手という絶妙なギャップ。私も電話は得意なタイプではなく、電話嫌だよねトークで速攻にして距離が縮まりました(気のせい?)。話をしていて感じた事は、HTさんは言葉を凄く大切にされている方だなと。言葉選びが的確で、考え方や概念を表現するのがとてもお上手。時折出てくる詩的な言い回しが響きました。相手本位のコミュニケーションって大事ですよね。めっちゃお友達になりたいと思いました!
インタビュアーの徒然日記
幕が上がった副業パートナーシリーズ!次回は某有名メガベンチャーとリチェルカを両立するエンジニアにインタビュー予定です。お楽しみに!