山本 絢子 - Wantedly Profile
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こんにちは!
4月よりestieに事業開発担当者としてジョインした山本絢子です。
入社1カ月目の視点でestieがどんな会社なのか知っていただけるよう、入社までに私がどんなことを考えてきて、実際入ってから何を思っているかご紹介できればと思います。
【 プロフィール 】
山本 絢子(やまもと あやこ)
1992年兵庫県生まれ。
上智大学卒業後、2015年にアクセンチュア株式会社へ入社し、大手通信企業等に対して中長期戦略・新規事業立案支援などに従事。
2018年にベンチャーキャピタルにてスタートアップ投資・支援を経験。
2021年4月よりestieへ参画し、事業開発を担当。
幅広く日本企業の成長にかかわりたいという想い
特定の業界に興味が持てなかった私は、幅広く国内大手企業の成長に関わることのできるコンサルティング会社への就職を決めました。特定の業界に興味を持てなかった一方で、日本経済の成長を目指したいという思いが強くあったので、国内有数の大手企業の経営陣と中長期戦略や新規事業について考え、議論させてもらえる環境は、今から振り返ってもとても貴重でしたし、当時も非常にやりがいを感じておりました。
当時“DX”という言葉はまだバズワードとして存在していなかったものの、クライアント各社は“デジタル”への取り組みを真剣に検討し始めているタイミングで、日本の未来を創造する過程を目の当たりにしている感覚でした。一方で、“デジタル”に関連する議論をする際には、必ず国内外のスタートアップをベンチマークにしたり、協業の方法を考えたりと、スタートアップの力なしでは日本企業の成長はなしえないと強く感じるきっかけになりました。
ベンチャーキャピタルへの転職
そのような背景もあり、2018年にはベンチャーキャピタルへ転職しました。この転職でも共通していた考えは、あくまでも特定の業界ではなく経済活動の基盤を底上げしたいという思いでした。投資したいスタートアップを探し、投資した会社の成長支援を行うことが主な業務で、数々のスタートアップとお仕事をさせていただく中で、当たり前ですが、輝かしいスタートアップの成長の裏には、組織面、事業面でいくつもの苦労があることを実感しました。
同じ方向にフルコミットするメンバー
私は入社前からご縁がありestieと少し関わりがありました。その中で常々感じていたのは「チームの強さ」です。不動産Techを提供している会社として、不動産業界出身者がいて、プロダクトを実現する強力なエンジニアがいるという事実に力強さを感じたのはもちろんですが、仮に何かあったとしても、このメンバーならなんでも成し遂げられるのではという、非論理的ではありますが、自分の中では確信に近い感情を抱けました。それは、私がこれまで大事にしてきた、「顧客の成長を実現する」ということに各メンバーがフルコミットしており、MRRを積み上げることだけを主眼に置かず、それぞれが顧客のためにできる限りのことを尽くしている姿をみてきたからだと思います。なぜこれほどまでにチームに対する確信をもてたのかを、長々と書くこともできますが、この記事を読んでいただいている皆様にはぜひメンバーと会って体感していただければと思います。
どんな状況でもやっていけるチームなのか?
スタートアップへの転職は言わずもがな大きなリスクを伴うので、考えるべきポイントはいくつもありました。例えば「市場機会はあるのか?」、「プロダクトは顧客のバーニングペインに応えているのか?」、「中長期的に成長していくストーリーはあるのか?」等、多面的にみて自分自身で納得したうえで決断するべきだとは思います。一方で、ある意味スタートアップの現実を見てきた立場としては、スタートアップは資金的な制約も大きく、いつ何が起こるかわからないという事実もあるので、いくら事業面に関する精査をしても、100%の確信を持つことは不可能だと思っております。それを踏まえると、「どんな状況でもやっていけるチームなのか?」という問いこそスタートアップ転職においては最も重要なのではないかと考えております。そして、その問いに自信をもって“Yes”と答えられた為estieに転職する決断をしました。入社して約1カ月が経ち、入社前には関わっていなかったチームメンバーとも一緒に仕事をするようになりましたが、各メンバーを思い浮かべても本当に力強いメンバーが揃っており、入社当初の気持ちは全く変わっておりません。
不動産業界の面白み
新卒で入社したアクセンチュア時代から日本経済の成長を目指して働いていることは変わっておらず、今は不動産業界を主軸において仕事をしております。現時点のestieでは、不動産業界の中でも都内のオフィスビルを中心とした事業展開をしているのですが、不動産業界全体で考えるとまだまだ奥深い世界があることは日々感じており、自分のフィールドとして業界は絞られたものの、あらゆる観点で可能性を感じております。
estieに入社し、国内の大手不動産会社のお客様と会話をさせていただく中で、不動産業界は長きに渡って積み上げられてきた歴史、経験に基づいた戦略、業務が設計されていることを知りました。不動産は金融の側面がありつつも、現物があるため、私が今まで経験してきた株式投資とは違って、現場に足を運ぶことをはじめ、データ化されていない情報を取得し、評価につなげていく必要があります。一方、データ・デジタルの力を活用する余地はまだ多く残っているのも事実だと思っており、正しい形でデータ・デジタルの活用が進めば、更なる成長を目指せる業界だと考えております。
昨今はDXという言葉もかなり普及し、特に企業の礎となるコーポレート部門でのデジタル導入はかなり進んでいる領域かと思います。これまでのDXは「働き方改革」や「業務効率化」という文脈のものが多く、estieのプロダクトにもそのような側面はあるものの、私はそこに留まらず、お客様のトップライン成長に貢献できるようなプロダクト作りをしていきたいと考えております。またそのようなプロダクトを作っていくうえで必要なチーム・オペレーション作りも並行して行っていきたいと思います。
どこか特定の業界に身を投じることは、自分の可能性を狭めてしまうのではないかという恐れが昔はあったのですが、今では一つのことに集中し、自分の成長ももちろん、業界の成長に向けてもより真剣に向き合えるようになったと実感しており、estieで不動産業界に貢献していくと決めたことに一切後悔はありません。特にプロフェッショナルファームに所属されている方などは似たような思いを持たれているケースが多いと感じており、スタートアップに興味はあっても、どの業界、どの会社か決めかねている方もいらっしゃるのかなと思っております。同じような思いをされている方がいらっしゃれば是非私のキャリアが参考になればと思いますし、私でよければいつでもご相談ください。
また、事業拡大に向けてまだまだ仲間を募集しております。
ご興味有る方は是非メンバーと会っていただきたいです!