【代表が語る】ミッツのMVV誕生秘話。社員の共感を呼ぶ理念とは | 株式会社ミッツ
みなさん、こんにちは。株式会社MIT'Sの代表取締役の磯野聡です。今回お話ししたいのは、「ミッツの存在理由」「企業文化」「目指すべき未来像」について。私たちはそれぞれを「M(ミッション)V(ビジ...
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みなさん、こんにちは。ミッツのWantedly運用担当です。
私たちのビジョン<お客様と共に、お客様のビジョンを実現する>に込められた想いは、
以前のストーリーで代表の磯野がお話しした通り。
▽【代表が語る】ミッツのMVV誕生秘話。社員の共感を呼ぶ理念とは▽
そこで今回は、ビジョンを達成するためにミッツには何が必要かをみんな考えようと
営業、デザイナー、ベテランから新人まで部署や社歴を超え社員が集結!
ミッツの未来について熱く議論を交わしました。
今回のために集まったメンバーは、代表をのぞいて7人。
代表は全員の顔を見渡し、あらためてビジョンの説明をはじめました。
「まずは、ミッツの存在意義を表すために経営理念を考え、ミッションとして位置付けました。
私たちはデザインと印刷を主軸とし事業展開しているわけですが、これから長く会社を続けていくことを思うと少し不安ですよね?もっと高みを目指すべきだし、できるはずだとビジョンを考えはじめました」とビジョンの誕生までの簡単に振り返った代表。
ビジョンを言語化するにあたり、代表はミッツのしてきたことをあらためて見つめ直します。
そして、ミッツの仕事は、まずお客様の想いがあってこそ成り立つことから<お客様と共に、お客様のビジョンを実現する>というビジョンに行き着きました。
社長の想いを真剣に聞く社員たち。
さて、いよいよ社員がミッツのこれからを考えるターンです。
7人を2チームに分けて、ミッツのビジョンを叶えるために何をすべきかを話し合い、代表にプレゼン。
最後に代表から総括をもらう、という流れで行うことにしました。
チームはフェアにジャンケン(グーとパー)で決定。グーチーム(以下、チームA)が4人、パーチーム(以下、チームB)が3人となり、部屋を分かれ、ディスカッションがスタートしました。
【チームAの会議の様子】写真左奥から時計回りに、小野口さん(営業)、巽さん(デザイナー)、横田さん(営業)、吉岡さん(デザイナー)
まずは、新人とベテランが織り混ざったチームA。小野口さんが進行、巽さんが記録係と手早く担当を決め、議論がスタートしました。
話しはじめたのは、ミッツの主軸であるデザイン事業を取り巻く環境について。AIをはじめとした技術が進化し、誰でも簡単にデザインができる時代になりつつある中で、ミッツの社員はどうあるべきかと話は発展していき……。
【チームBの会議の様子】写真左手前から時計回りに、三田村さん(デザイナー)、佐伯さん(デザイナー)、中安さん(営業)
チームBは、敏腕営業社員中安さんと、デザイナー2名という組み合わせ。話は2024年にミッツが目標として掲げている「ご用聞を超える」から発展。中安さんがお客様のために取り組んでいることを語り、三田村さんがデザイナー視点からミッツの強みを、佐伯さんはこれから伸ばしていくべき点を挙げていきます。そして実は双方に深いつながりがあることがわかり……。
両チームとも議論は白熱し、15分の予定が10分もオーバーしてしまいますが、全員が会社のことを本気で考えているからこそ。
それぞれが考えをまとめ、あらためて会議室に集います。
果たして、どんな結論に達したのでしょうか!
さて、社員たちは意見を交わしいている頃、代表に今回の企画についてどう感じているのかを伺いました。
「ビジョンについては、いろいろな場面で語ってはいるので、理解していると思います。ただ、今回はミッツの未来ついて議論するということなので、3年後なのか5年後なのか社員がどのくらい先を見据えているのかも気になります」と話す代表。
確かにビジョン実現のためには理想論を語るのではなく、ゴールに向けた具体的な手段やいつから実行できるかを考える必要があり、ビジョンへの理解だけでなく深い思考が試されそうです。
「個人的にはビジョン達成に向けた行動は、いつかやるものではなく日々の積み重ねだと思っているんですよね。といっても、私の考えにはとらわれない大胆なアイデアは会社の活力になります。どういう結論にたどりついたのか発表を聞くのが楽しみですね」と社員への期待を語りました。
さあ、いよいよ発表の時間がやってきました!
実は隣り合った部屋で議論していたため、互いのチームが白熱していた様子は伝わっており
「盛り上がっていたね〜」とチームAがBにけん制!(笑)
自然と笑いに包まれ、程よい緊張感の中、発表がはじまりました。
「私たちはAIがデザインを作れる時代に、どんな会社が生き残れるのか?ということから掘り下げていきました」とチーム代表の吉岡さんが語りはじめます。
続けて吉岡さんは、デザイナーは最新のツールを使いこなせる必要があることを前提にしつつ、デザインをプロに任せるという考え方は完全にはなくならないだろうと仮定。
「となると重要になってくるのは、今ミッツが取り組んでいるお客様が漠然と感じている理想像を形にする力だと思います」と説明しました。
確かにお客様のイメージを汲み取るのも、AIに指示を出して具現化していくのも人です。では、人としての力を磨くにはどうすればいいのでしょう。
チームが出した結論は「まずは行動指針を積み重ね、レベルアップしていくこと」でした。
「今は、社内での行動指針の徹底が甘いように感じています。社内でやっていないことは、絶対社外ではやりませんよね? となると、社内での行動一つひとつのレベルを上げてさえいれば、自然と社外でも実行でき、お客様の満足度にもつながると思うんです」と吉岡さんは発表を終えました。
チームBの代表は、ベテラン営業社員の中安さんです。
「私は今まで営業するとき、お客様のことを知ることを大切にしてきました。しかし、同時にお客様に私たちのことを知ってもらうことで、より良い提案ができるということに気づいたんです」とチーム内での議論を通して得た発見を話します。
「例えば、私は三田村さんはイラストを得意なことを最近知ったんですが、もっと前に気付けていれば、私たちはイラストもできるんだと提案できていれば、よりお客様の考える理想像を形にできていたかもしれませんよね?」と自身の経験を踏まえながらミッツの強みを知ってもらうこと、知ることの重要性を語る中安さん。
【チームBの議論中に出てきたメモ】お客様のことを知り、自分たちの強みを知ってもらうことがより良い提案につながると書かれており、発表の際もこの図をもとに話していました。
「お客様への提案する際、私たちの強みを知ってもらう。当たり前のことで、無意識でしていたかもしれませんが、ミッツのビジョンを実現するためにはあらためて大事なことなんだと思いましたね」と、今までしてきたことが未来へとつながっているとわかり、うれしそうな中安さん。
ミッツでは実績を集めた営業資料作成しており、社内外問わずミッツの強みを知ってもらう機会はますます増えそうです。
さて、各チームの発表を終えました。
互いに方法は異なっていたものの、行動指針を徹底することや、お客様にとってよい良いものを作ることといったように、今現在の取り組みがビジョンの達成につながっているんだと実感したようでした。
代表は「みんなしっかり理解してくれている。チームAが発表してくれた行動指針の徹底は積み重ねが大切だし、チームBの私たちのことを知ってもらうための方法としてWantedlyも活用している。日々の業務の延長線上にあるようなビジョンにしたかった」と総括。
一方で「お客様への理解を深めること、技術が進化する中で身につけていくスキルなど、まだまだやれることはある。自分も満足していない」と自身も抱負を語りました。
さらに、京都の洛西のために町おこしに携わったりできないかなと代表が提案したことで、再び議論は白熱。
学生向けのワークショップができないか、以前のストーリーで描いた周辺MAPを活かせないかなど、さまざまなアイデアが出ました。
ミッツの未来へ向けた挑戦はまだまだ止まりません。