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【メンバーインタビュー】入社からの3年を振り返る〜誰もが知る大企業から、未経験コーポレートへの挑戦〜
こんにちは!東京スタートアップ法律事務所人事の工藤です。最近コーポレート部門でのポジション募集が出たことにともない、メンバーの澤辺さんにインタビューをしてきました。
弁護士やパラリーガルに焦点を当てた記事は目にすれど、法律事務所のコーポレートをフィーチャーしたコンテンツはTSL(東京スタートアップ法律事務所の略称)でもはじめてのこころみ。どんなことを語っていただけるのでしょうか。
入社からの、疾走感とタフネスあふれる3年間の様子、ぜひ最後までお読みください!
自己紹介
大学を卒業後、大手生命保険会社に入社。主にお客様サービスにまつわる企画業務や、事務企画を経験し、業務効率化や見える化をテーマに仕事をしてきました。TSLには2021年4月に転職してきたので、もうすぐ3年です。
前職では会社独自の事務やシステムの知識しか身についていないのではないか、といった漠然とした不安を抱いていました。いろんなフィールドで活躍できる人材になりたいと思って転職活動していたところに、TSLの求人を見て「成長組織で、幅広く仕事ができそう」と思って応募しました。
現在の業務について教えてください
最初は色々な業務を教えてもらいましたが、次第に自分が得意な企画領域を活かせる総務を中心に担当することになっていきました。入退社・異動対応、設備管理、弁護士会や登記関連手続きからはじまり、事務所の成長に合わせて今は本支店の開設・移転などのオフィス企画、情報システム企画といった業務も担当しています。
入社時からの成長
この3年を振り返ると、フェーズが二つあったように感じます。
最初の1年は今ほど業務が多岐に渡っていなかったので、教わったことを実践したり、一つずつ目の前の課題に対してじっくり考えて取り組んでいくスタイルでした。
それが2年目以降、まずは支店開設が次々発生して「じっくり考えて」というスピード感ではなくなっていきました。同時に全社に関わるネットワークの移行が必要になるなど、自分で解決策を調べてきて提案して、導入まで持っていくという企画的要素が強まっていきました。
これまでに自分で提案・導入してきた仕組みやシステムが事務所内に増えてきたので、今はそのアップデートや保守管理を行いつつ、引き続き「総合的により良くするには?」という視野で仕事にあたっています。どんどん自分の仕事の影響範囲が広がり、視座が高くなっていっている感覚です。
この3年、事務所にはどんな変化がありましたか
事務手続きが整ってきたのは感じます。最初は人伝て・口頭の連絡でよかったものを、規模の拡大に応じて申請方式にしたり、システマチックになっていっています。
一方で、確かに組織は大きくなったけど人と人とのコミュニケーションは以前より活発になった印象です。採用戦略のせいもあるかもしれませんが、それぞれのパーソナリティや個性が良い意味で出てくるようになり、濃くなったと思います。規模が大きくなったら縦割りになっていくイメージでしたが、TSLの場合は真逆で、色んな人が自ら考え発信し、ざっくばらんに壁なく会話できていると感じます。これはTSLらしさの一つかもしれません。
大変だった仕事は?
直近だと、2023年12月に行った本店移転プロジェクトでしょうか。初夏のころから物件選びをスタートして、もちろん初めてのことや、やることが多いため、わかりやすく大変でした。でも自分自身が楽しめた仕事でもありました!
プレッシャーという意味で大変だったのはソフトフォン(オンライン電話システム)の導入かなと思います。セキュリティや支店の増設といった事情から電話をオンライン化したのですが、法律事務所にとって電話システムは生命線。法律相談から、日常業務のやり取りにも頻繁に使うため、事務所全体の生産性にダイレクトに関わる実感があり、実は胃に穴が開きそうでした(笑)。導入するまでの検討事項が多く、決断が大変でしたね。運用フェーズに入った今も、引き続きより良いやり方を模索して悩んでいます。
仕事のやりがいや嬉しい瞬間
大手で勤めていたときは、物事を進める際にたくさんの部署への確認や合意が必要で、もどかしさを感じていました。
TSLでは細かな会議体や承認フローがありません。これはスピーディーで裁量もある一方で、「自分の決断がすべてになる」ということ。いつもめちゃくちゃ考えぬいて仕事を進めています。
でも、事務所のメンバーから「やりやすくなった、ありがとう!」という声をもらえたり、その先にいるお客様にも何か良い影響を届けられたときは、その分やりがいもひとしおで嬉しいです。一生懸命考えてよかったなと思います。
今後について教えてください
事務所規模が大きくなり続けることから、情報セキュリティの強化や、データストレージの確保が私自身が今抱えるテーマです。
TSLコーポレートの仕事は、自分が持ち合わせていない知識を新たに獲得して業務にあたっていくことの連続です。弁護士やパラリーガルの業務への影響が大きければ大きいほど、その業務はプレッシャーであり、かつ自分がやっていない業務への想像力が必要になります。
現場について分からないことは聞けばみんな教えてくれますが、総務においては自分が事務所内ではプロ。その領域のプロとして提案できるよう、「世の中的にはこれがベストとされるが、法律事務所であるTSLにとってのベストはこれなのか?」を常に追い続けていきます。
最後に、どんな人と働きたいですか?
純粋に事務所の成長を喜べる人と働きたいですね。売上が上がった、人数が増えたという一つ一つに対して、事務所やチームと同じ方向を向いて素直に喜べる人と働きたいです。
またコーポレートの仕事は、ルーティンはありつつもどこまで行ってもイレギュラー対応だと思っています。事務所の成長のその瞬間に合わせて、業務も、必要な知識・スキルも変わっていく。恐れずに、「どんとこい」と臨機応変に対応できる人がいいですね。変わらないことに安心するよりは、日々の変化を楽しめる人が合っていると思います。
一緒に目の前の山を登ってくれて、今はしんどいけど、あとあと振り返って「あのときやばかったよね!」と笑って話せるような仲間が増えると嬉しいです。
いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。TSLのコーポレートの様子が伝わっていましたら幸いです。
この記事を読んでTSLで働くことに興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」を押してカジュアル面談にお越しください。あなたにお目にかかれるのを、一同楽しみにしています!