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Algoageの福利厚生「DMM持株会」とは?

こんにちは!Algoage採用広報チームです!

採用候補者の方に、ご質問をいただく内容として上位に上がってくるのが「ストックオプションの制度はありますか?」というご質問。
Algoageは合同会社DMM.comのグループ会社ですので、DMM自体が現在未上場ということもあり、現在ストックオプション制度はございません。
その代わり、AlgoageではDMMグループ独自の「DMMグループ持株会制度」という、非上場であるDMMの株を購入できる福利厚生を準備しております!今回は、このDMM持株会についてご紹介します。


亀山会長が語るDMMが持株会を設定した背景等、詳しい詳細はこちらをご覧ください!

DMMの持株会って?

そもそも非上場の持株とは?という疑問を抱く方も多いと思います。
今回の「DMM持株会」における株価というのは、会社の純資産金額をもとに算定している値となり、その結果に応じて株価が変動する仕組み。つまり、DMMグループ全体の純資産のキャッシュが黒字であれば、その利益分が株価に反映されるため、もし利益が仮に10%増えた場合には、純資産に応じて株価が10%増えていくようなイメージです。また、その逆も然りです。

また一般的な株式とは異なる独自制度のため、配当金や議決権がないというのも特徴です。
そして購入する・しないはもちろん自由であり、売却のタイミングも自由。ただし、在籍社員への福利厚生となっているため、退職時には必ず売却をする必要があります。

実際にDMMの発表によると、最近の10年のDMMの純資産は4倍ほどとなっており、この金額を利回りに換算した場合この数は15%程になる想定です。

会社の利益を社員に還元できる仕組み作り

今回の制度導入は、DMM亀山会長の「会社の利益を社員に還元したい」という想いから発足しました。

年功序列ではなく実力主義の文化であるため、年収や抜擢などの面における組織健全性を保つ一方で、創業時のビデオレンタル事業から40年以上会社を支えたメンバーも出てきており、そういった社員にしっかりと価値還元できる仕組みを作りたいという想いから、今回「DMM持株会制度」の導入が決定しました。

そういった背景もあり、社員にとって極力リスクがないように設計されているのも一つの特徴です。
近年では資産形成の必要性が広く謳われるようになりましたが、一言で資産形成といっても、元々の情報量や運用スキル、資本の違いで大きく結果が変わってくるのが現実です。

今回の「DMMグループ持株会制度」は一般的な株とは異なり、DMMが非上場だからこそ、市場変動や相場による影響を受けないという点が特徴的です。そのため、確実なものであると断言できませんが、市場における売買よりも「堅実な資産形成」の選択肢になると考えられます。


【合同会社DMM.com 会長 兼 CEO 亀山敬司コメント】 

創業当初からDMMを支えてきた社員、日々事業に携わっている社員に対して、それらの貢献に還元したいと考え、このたび持株会制度を導入することにしました。
この制度ではグループ全体の純資産で価値を算定するため、利益に応じて株価が上がります。DMMはこれまで、事業で得た利益を常に新たな事業に投資して成長してきました。今後も積極的な投資を行っていく中で、本制度がグループ全体の価値を高め続けていくための良い刺激になることを願っています。

引用:https://dmm-corp.com/press/corporate/2749/

「DMMグループ持株会制度」について

持株会の詳細は下記の通りです。

株価の算出方法
・DMMグループ全体のバランスシート(貸借対照表)における純資産を株の発行数で割った金額
入会資格
・対象グループ会社の常勤役員及び正社員(入社から1年経過後に加入可能)
・対象会社から退職・退任した場合は資格喪失
購入金額
・基本的な購入上限は毎年給料の10%まで
毎月の積立システム
・毎月口座からの引き落としが行われ、積み立てられる
・所有している株式の売却は、月次単位で可能
・頻繁な売買ができるわけではないので、特定の役職や部署の人が売買で有利にはならない仕組み

※こちらの制度は適宜アップデートがかかる可能性があります。予めご了承ください。

本質的な「中長期の事業成長にコミットする」という価値観

前述の通り、今回の持株制度には配当金や議決権がありません。その理由としては、DMMとして事業投資を今後も続けるという方針を重要視し、権利を有する社員が「純資産を求めて目先の利益を優先し守りに入ること」を防ぐことにあります。

上場企業では一般的に、株主に対して「営業利益」という成果項目を重点的に見せる必要があります。一方で、親会社である合同会社DMM.comは非上場企業です。そんなDMMが重要視するのは、決算時に出す目先の利益ではなく「中長期で事業を拡大するため、一定の利益があるうちに次の事業に投資する」という思考です。

DMMの60以上の事業の中でも「柱となって利益を生む事業」と「投資を行い未来の利益を生む事業」とで分かれているように、常に投資の姿勢は崩さないのがDMMグループ全体として大事にしている価値観です。

そのため、配当金や議決権を持たせて短期的な視点から事業運営をさせるのではなく、グループ全体がより本質的な「事業成長にコミットする」ことを重要視することで、会社の純資産が増え、結果として全員に還元されるという仕組みを採用しています。

ストックオプションと比較した時の持株会の堅実性

AlgoageはDMMグループ傘下であり、現時点での上場予定もないため、ストックオプションの発行する予定はありません。そのため、Algoageにおいてストックオプションの代わりに当たるのが、この持株会制度となります。

ストックオプションは夢のある非常に魅力的な制度です。実際モチベーションも上がりますが、その分、メリットを享受するためには上場が前提であり、上場後も業績ではなく「株価の上昇」が必要となります。
業績が伸びたとしても、その伸び率が期待値より下回った場合に株価が下がってしまうというといった事象もあり、会社の業績がそのまま連動するとは限りません。

一方、DMM持株会は、利益分しか増えないという特色のため、極端に跳ねる傾向にはありませんが、「ここ10年の純資産の推移をみると、元本割れの可能性もほぼない」と亀山会長が明言しているほど、安定性が高いという背景があります。
また、ストックオプションとは異なり、現物で即支給されるという部分で確実性が担保されているため、ゴールを株式上場に置くことではなく、中長期で事業を大きくしていくことがモチベーションになり、確実に自分に返ってくるのも特徴と言えます。

制度として実装されたばかりではありますが、現時点で持株会制度に加入しているAlgoageメンバーは8割程ほどです。


ぜひAlgoageの福利厚生として、メリット・デメリットを踏まえて、ご検討ください!

最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事を読んで、Algoageって面白そうだな、と感じた方は、是非こちらの記事もご覧ください。

https://note.com/algoage/


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