1
/
5

きっかけはEXCEL女子。

皆様こんにちは!

今回は、2013年12月に立ち上げ、10周年を迎えたEXCEL女子について振り返りたいと思います!!

レッツゴー!

目次

  1. EXCEL女子が生まれた日
  2. 女性が心理的安全性を高める
  3. 全員で創ってきた様々な活動や制度
  4. 嬉しい出来事
  5. 進化するサービス
  6. 類は友を呼ぶ
  7. 謝辞

EXCEL女子が生まれた日

2008年に前身の会社で創業した後、ITインフラに特化したエンジニアの領域で事業をしていた。そんな中、顧客からよく言われていたのが、

「エンジニアまでのスキルはいらないけど、一般事務の人よりももう少しスキルある人とかいないですか?」

これはありそうで無いと思ったし、私自身もそのような人がいたらいいなと感じていたので、「ITに強い事務の必要度」というアンケート調査を412社に実施した。結果そのような人がほしいという人が70%、更に「どんなスキルがほしいですか?」と聞いたところ、Excelスキル(中級)66.5%という結果が出た。市場のニーズは確実にあると確信した。

一方、一般事務に従事されている女性200名にも"女性がイキイキ働く社会について"というアンケートをとったところ、80%の方が「手に職をつけてイキイキ働きたいけどどのようにしたらよいか分からない」という結果が出た。
働き手のニーズもたしかにあると確信。

このアンケートを取っていたのが2013年の春頃で、その4月に当時の安部総理が成長戦略スピーチにおいて、女性の活躍を戦略の中核に位置づけ「女性が輝く日本へ」として、20年に指導的地位の女性を30%にまで引き上げると発表した。

「あれ?安部さんが言っているのって、まさに今検討しているこのサービスが貢献できるんじゃない?」「このような女性活躍の架け橋となるサービスを創れば日本の元気につながるんじゃないか」

そんな想いを持って「女性がイキイキと働き、活躍している社会を創る」(イキイキ社会)というビジョンを掲げ、2013年12月に生まれたのが、ワンランク上の事務サービス「EXCEL女子」だ。

最初は「IT事務」というサービス名で進めていこうとしていたのだが、顧客に壁打ちしたところ「良いと思うけど、でもなんかボヤっとしているんだよね…」という意見があった。たしかに何となくイメージはつくけどイマイチ解像度が低い…もっとエッジの立つサービス名は無いのか…そんなことをずっと考えていたある日のお風呂タイム。熱いシャワーを頭に浴びていたところ、ズドーーンと落ちてきた。「EXCEL女子だっ!!!」

EXCEL女子が生まれた日

EXCEL女子のポジショニング

女性が心理的安全性を高める

当時の会社はITインフラ事業のみで、約50名はほぼ男性。2014年に入りEXCEL女子が少しづつ増えてくると、比例するように心理的安全性が高くなっていくのを感じた。ある日、私はいつもの如く好き勝手に色々な意見を言っていたところ、女性陣から「今の入江さんが言ってるの違うと思いますよ!」という指摘があり私はハッとした。よくよく考えると本質的で、私自身が見えていなかった視点や発見があった。恥ずかしくも小さなブレークスルーが起きたきっかけだ。この他にも同様の経験をした私が言うには、女性は「誰が正しい」という軸ではなく「何が正しい」という軸で、忖度なくモノゴトを判断して意見を言える人たちが多い。そういう人たちが増えていって目標や成果にフォーカスして、色々なアイデアや意見を言える組織になることで、心理的安全性が高まり、次々とイノベーションが生まれていく。

全員で創ってきた様々な活動や制度

女性比率が上がってくるにつれて、今までの男性視点のみで作ってきた制度には無かった、女性が働きやすい制度や活動が色々と生まれた。女性ならではの体調不良で休暇申請をしやすいようにと「L休(レディース休暇)」ができたり、出産前中後のフォローをする「ままさぽ(現ふぁみさぽ)」、入社後のさまざまな不安や安心に寄り添う「メンター制度」、Excelスキルなどの社内資格や研修プログラムを作るチーム「Prime(プライム)」など、女性が様々なライフステージにおいて、イキイキと働き成長できる環境を、一人ひとりがあったらいいねを出しながら創り上げている。こうした本当に生きた制度や活動はやらされ感では生まれない。一人ひとりがイキイキと働きたいという想いをもって生まれるということを肌で実感してきた。

嬉しい出来事

そんなアグレッシブなEXCEL女子は、顧客先でも非常に評価が高い。ある時、顧客である某大手メディア企業に年末挨拶に伺った際、「なぜEXCEL女子をご活用いただけたのですか?」と聞いたところ「チームの一人が、前職でもEXCEL女子を活用していたようで、非常に良かったので転職後の今のチームでもEXCEL女子を活用したいと言ってたんですよね」とのこと。ありがたい!そしてEXCEL女子すばらしい!!

またこれは最近の話しであるが投資家の方々からリファレンス(投資家が顧客にサービスの評価をヒアリングする機会)を受けた際、「EXCEL女子は一般派遣会社よりも単価は高いけどそれ以上にROI(費用対効果)が高い。今後も各チームに一人は絶対に欲しいと思える戦略的パートナーです」というお話しをしていたというのを投資家から聞いた。んんんーー染みる!そしてEXCEL女子最高!!

進化するサービス

コクーでは体温あるコミュニケーションというのを大切にしていて、毎月イベントや定期的に勉強会などが開催されていて、社員同士も仲良く色々なコミュニティや飲み会などの機会も沢山ある。そこで「最近現場でBIツールが導入された」とか「広告代理店でインターネット広告運用もやってほしいと言われる」とか「RPAも導入され勉強してる」などの会話が飛び交っており、そうした会話の中から有志でプロジェクトが自然発足し事業化にいたる。そうして生まれてきたのが「BI女子」であり「デジマ女子」であり「インフラ女子」であり「RPA女子」だ。どのサービスも顧客から非常に評価が高く、自信をもって誇れるサービスである。みんな最高!!

念のため誤解の無いよう伝えておくと、私たちのゴール・パーパスは、女性だけではなく男性、シニア、若手、外国人、障がい者、LGBTQなど、全ての属性の人たちがデジタルの力を身につけて、様々なライフステージでイキイキハッピーに働くことで日本を元気にすることである。その第一弾として女性活躍推進を掲げており、まずはそこでNo1を目指している。

デジタルの力で、ダイバーシティ&インクルージョンが当たり前の社会を創る

コクーのパーパス

類は友を呼ぶ

デジタル未経験の女性が数年後にはバリバリのキャリアウーマンとなってイキイキ働いている。そんな彼女たちの笑顔や想いを伝えていくことは、またそのような想いを持っている人を呼び寄せる。
これはあくまでも私個人の主観だが、女性は男性に比べて相対的に自己肯定感は低く共感力は高いと感じる。なので未経験からのロールモデルとなるコクー社員に、入社のきっかけやスキルを持つまでに至る想い、そしてこれからについてを「採用ブログ」で語ってもらうことで、このブログを見た応募者が「元々未経験だった人がこんなにスキルアップしてイキイキ働いてる。カッコいい。こんな人たちと一緒に頑張りたい!」という感じで、自分にもできると肯定感を高め、共感が得られることで仲間が集まってもらえていると考えている。

そうした循環を回していくことで雪だるま作りみたいに知らぬ間にどんどん大きくなっていく。コクー社員一人ひとりのこのような行動が徐々に拡がり、社会に大きな影響力を持っていくことで日本を元気にしていきたい。

謝辞

12月8日に開催された10周年パーティーでは、EXCEL女子約300名が集合し、皆で10年を振り返りました。皆のイキイキとした顔を見ていたら、次なる10年の更なる飛躍を確信しました。
最近本当に色々な方にEXCEL女子って聞いたことあるとお声がけいただき、少しづつですが世の中に広まってきていると実感しています。
その源泉は社員一人ひとりが日々、圧倒的当事者意識を持って取り組んでもらっていることに他なりません。この場をお借りして感謝申し上げます。
みんな最高!!そして私たちのサービスで日本を元気にしていきましょう!!

EXCEL女子10周年ロゴ

12/8 EXCEL女子10周年パーティー🎉

コクー株式会社's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 鎌田 千聖's Story
Let 鎌田 千聖's company know you're interested in their content