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「前職経験が自分軸を見つけるきっかけ」10ヶ月にわたる大手ホテル業界の勤務経験で彼女はなにを想ったのか

こんにちは!

株式会社BUB内定者インターン生として社員インタビューを行っています、会田暖花(ほの)です!

本日は2023年の2月に中途入社されたななさんにお話を伺いました。新卒で大手ホテル業界に入社した彼女が何を思って11ヶ月後にはBUBで働くことになったのか、彼女の気づきや想いをたくさんお聞きしました!

〈プロフィール〉

・吉冨菜々花(Nanaka Yoshitomi)


奈良県奈良市出身。生まれは千葉県であるが小さな頃から転勤が多く、愛知県や埼玉県にも住んでいたこともある。様々な土地や文化、人と触れることや、旅行が好きなことなどから大学は大分県の立命館アジア太平洋大学・観光学部に進学。
卒業後はホテル業界で10ヶ月間働いた後、偶然巡り合った株式会社BUBの魅力に引きつけられ2023年2月に中途の採用枠で入社した。

ーーー本日はお忙しい中ありがとうございます!

まずは軽く自己紹介お願いします!

A:立命館アジア太平洋大学で観光学を学んでいました。観光学の中でも地域活性化について触れていて、観光心理学とマーケティングというゼミに入っていました。なかなかお客様が来なかったり、観光地で外国人観光客がより快適に過ごせるためにどうしたらいいのかなど、観光客の真理に基づいてのマーケティング政策のプロジェクトを地域住民と一緒に進めることもありました。また、旅行が好きなこともあり、趣味で海外の様々なディズニーパークに行ったり、語学と文化、人に興味を持ったのでフィジーに1人で赴いたりもしていました。

BUBへは先月、2月に中途入社しました。それまでは新卒入社した他のホテル業界で、10ヶ月間働いていました。

ーーーBUBに入社したのは中途採用だったのですね!

Q:BUBに転職するきっかけを教えてください!

A:インスタグラムで求人広告が目に留まったことです。本当に偶然中の偶然でした。「遊びが仕事」という、癖の強いキャッチフレーズが目に入り、面白半分でクリックしました。そこに書かれていた代表の言葉や価値観、ビジョンやミッションに強く共感しました。また、働いているクルーたちのありふれたパワーを感じ、「出会っちゃったぁぁ〜!」となったんです。これまでに感じたことがないズドン!というような、なんとも言葉にはできない直感でした。その後すぐに説明会に参加し、長生村を実際に訪れ、入社を決めました。その後は2週間半程度で内定をいただきました。

ーーーなんと!インスタグラムに広告が出てきたのですね!

Q:元々、転職を考えていたのですか?

A:はい、そうです!BUBに出会う約半年間前に転職を考え始め、働きながら転職活動をしていました。ホテル業界に限らず、飲食系なども含めて色々と探してたのですがなかなかピンとくる会社に出会えませんでした。

ーーーBUBに出会ってから転職を決めるまでは、かなりスピード感があったのですね!なぜななさんが大手からスタートアップのBUBに転職を決めたのか気になります!

Q:まず、新卒の就活で軸にしていたことはなんだったのでしょうか?

①観光業

②多くの人と関われる

③挑戦ができる

この3点でした。挑戦ができるというのは、入社してから間もなくても自分の意見を伝えられ、反映される可能性がある環境という意味です!

Q:③の、挑戦ができる環境を軸にしていたのはなぜですか?

A:大学時代のアルバイト経験がきっかけです。悪くはないから良しと、現状に満足することなく新しいことを取り入れて誰かを喜ばせることに、仕事としてのやりがいを感じていました。例を挙げるとまず、ベーカリーレストランでのことです。焼きおわったら単に並べていくだけではなく、焼き立てを持ってテーブルを回り、直接お客様に提供すればもっと喜んでもらえると考えて実施しました。また、搾りたてモンブランを提供するアルバイトでは、寅年ということで、新メニューとしてカボチャ味のモンブランを可愛い寅の顔にすることを提案し、実際に販売しました。新しいことに挑戦をする事で自信にも繋がり、お客様を笑顔にできた体験からも、年齢や裁量に関わらず挑戦ができる環境が好ましいと考えました。

Q:3点の軸を踏まえ、なぜ新卒でそちらに入社したのでしょうか?

A:②の多くの人と関わる仕事がしたいという軸において、当時は「深く関わりたい」とまで考えていませんでした。前職先はビジネスホテルではありましたが、おさまらない成長力が他のホテルにはないものだということを感じていました。また、入社3年目でスーパーバイザー、4年目で支配人になるなどと、若いうちから挑戦ができる環境ということも軸にマッチしていたんです。

さらに、大阪万博に向けて日本最大級のタワーホテルが2棟建設される予定でした。私はそこに配属希望を出すつもりでした。日本全国、そして海外からのお客様の対応を、大盛り上がりの中で出来るという期待を持っていました。また、某ホテルは海外にも多く構えており、いつかは海外で挑戦したいという想いでも期待を寄せていました。



Q:期待に溢れて入社された中、なぜ転職を考えるようになったんでしょうか?

A:入社前に抱いていた期待、そして自分の軸と、某ホテルの方針にギャップを感じることが多かったからです。そのため働きがいややりがいに迷う時期が続きました。

接客のプロになること、色々なことに挑戦すること、毎日お客様を笑顔にすること、お客様に来てよかったと思っていただける接客や環境作りをすることを目的として入社しましたが、そこにギャップがありました。というのも、想像以上にお客様と関わる時間が少なかったんです。ひとりひとりとゆっくり向き合うというより、どれだけ短時間で効率的に仕事をこなすかという風潮に違和感を抱くようになっていました。もはやチェックインの機械のような接客をする日々でした。そのためお客様と関わりたい想いを十分に発揮できていないことを自覚し、物足りなさを感じました。「もっと深く、長くお客様と関わって記憶に残る仕事をしたい」という真の想いに気がつきました。
ただ、しっかりと社会人としてのマナーやビジネスマナーを身につけることができたので、無駄だったとは思っていません。

ーーー前職での経験が、「深くお客様と関わりたい想い」に気づくきっかけになったのですね!

Q:そもそもなぜ、お客様と深く関わりたいという想いが強いのでしょうか?

A:人と関わることが好きだからです。学生時代、パン食べ放題のレストランでアルバイトをしていました。パンを焼いて持っていくだけではなく、パンの内容を説明すると、お客様が喜んでくれてまた食べにしてくれたりもして、直接人と関わることの大切さと楽しさを感じていました。



Q:では、転職するにあたって軸にしていたこと教えてください!

A:①自分の行動で人を笑顔にできる仕事

②前向きに挑戦し続けられる環境

観光業に絞ることをやめ、この2点で幅広く探していました。とにかくたくさんの会社を見て、調べて、話を聞きました。しかし、ピンとくるものが一向に見つからず悩む毎日でした。これが半年ほど続き、冒頭にお話ししたように偶然、BUBに出会ったんです。

ーーーとにかくすぐに転職したいというわけではなく、見つけ出した自分の軸に合った会社に、確信を持って転職したいという想いだったことが伝わってきます!

Q:もし新卒就活中に、BUBと出会っていたら前職とBUBのどちらを選びましたか?

A:正直、どちらを選んだかと言われたらその答えはわかりません。新卒入社で働いたからこそ、BUBが更に魅力的で、素晴らしく感じたということもあります。ただ、前職経験がなくてもBUBに惹かれていたことは間違いないです。BUBのビジョンと、ビジョン達成に向けたミッションにも共感しているからです。何より、会社の更なる成長の可能性に対し、ワクワクした気持ちを持っただろうことも断言できます。

当時BUBの存在を知っていたら、実際に社員の話を聞いたり、職場訪問を積極的に行っていただろうと思います。また、自分自身のことも振り返って、新しい気づきから、某ホテル業でもBUBでもないまた別の道が視野に入っていたかもしれません。今はBUBに入社し、本当にこの会社と出会えて良かったと思っています。それは間違いないです。

ーーー難しい質問にもお答えいただきありがとうございます!BUBに出会ったのが前職での悩みを持っていた時だからこそ、さらにBUBの魅力に引き寄せられたのですね。

Q:BUBへの入社後は、ギャップはありませんでしたか?

A:入社前にたくさん話を聞いていたので、ギャップは少なかったです。前職では味わえなかったやりがいを感じて働くことができています。特に、悪いギャップは感じていません。

Q:ななさんがやりがいを感じるときは、どんな時でしょうか?

A:やりたいと思ったことを全力でできることです。前の仕事はマニュアル通りでしか仕事ができませんでした。もっとこういうことがしたいと思っても、なかなかできない状態にありました。しかし、今は目の前のお客様に対する提案をすぐ実行することができます。自分が提案したこと、アイディアを仲間が応援してくれて、口だけではなく実際に企画から実行までも任せてもらえる職場環境なので、成長もできます。それが1番のやりがいです。

ーーーBUBではそれを感じられ、ななさんの軸に合ったやりたいことを全力でできる環境なのですね!

Q:ななさんから見て、ホテル業の中でもBUBリゾートの魅力はなんでしょうか?

A:「人と人との繋がり」だと思います。宿泊施設だけだったら日本中どこにでもあります。しかし、BUBはただ泊まるのではなく、クルーがいるからできるサービス業でもあります。クルーとお客様の繋がりが存在し、深く関わり合い続けている点がBUBの魅力だと思っています。

また、BUBは、ここに着いた瞬間から楽しさがあります。BUBに来る理由が宿泊するだけではなく、遊ぶこと、さまざまな体験をすること、BUBに来ることが目的でその地域を訪れてきています。ワクワクしてくるお客様を出迎えることができることが、1番大きな差であり、魅力だと思います。

ーーーありがとうございます!クルーの存在価値を私自身、改めて感じました。

Q:入社してまだ1ヶ月も経っていないですが、なにか成功したと思えるプロジェクトはありますか?

A:カカオ豆のチョコレートを作るアクティビティがあるんですが、殻がもったいないと感じていて、殻からお茶を摂ることができるのでそれを提案しました。そうしたら周りがすぐに応援してくれて、実際提供したらお客様も喜んでくださりました。

Q:転職して、本当やりたいことを実現できているななさんの経験から、今就活中の学生に向けたメッセージをお願いします!

A:私から言いたいことは、「人生前向きにやってみたもの勝ち」ということです!

就活という時期は毎日が不安で埋め尽くされてしまうかもしれません。本当にこの会社でいいのか、自分はどんな仕事が向いているのか、と。でも悩むことは当たり前ですし、その時間は自分を客観的に見ることができる大切な時間になります。
生きていく中で失敗やうまくいかないと思うことは絶対にあります。しかし、そこで留まらずに前向きに突き進んで行けば、必ずいつか転機があると私は思います。私は他のメンバーと違い10ヶ月間は別の会社で働いた後、BUBに入社しました。しかし、その10ヶ月間に後悔はありません。前職の経験があったからこそ、自分が本当にやりたいことに気付くことができ、また新しい考え方や様々な経験も積むことができたからです。決して無駄な時間ではなかったです。
無理に前向きになろうと思うと、返って疲れてしまうこともあるかもしれません。そのためまずは「絶対こうでなければならない」という気持ちを捨て、これまでの経験や性格をもう一度振り返ってみるとまた新しい視点で気づけることがあるかもしれません。程よく心をやすめ、自分自身を信じてあげてください!



ーーー素敵なお言葉ありがとうございます!無駄な時間なんてない、無駄にさせないというななさんの前向きな気持ちが伝わり、私自身の励みにもなりました。

Q:最後に、今後の目標を教えてください!

A:私は4月からゲストサービスのポジションになります。ちょうど、顧客心理学やマーケティングにすごく興味を持っているので、そういったセミナーへ参加したり、本もたくさん読んで勉強をしていくつもりです。
この先、働く中でこれまで経験をしたことのないようなことが待っていると思います。目標が明確で、同じ思いを持った仲間と働いているからこそ、責任やプレッシャーを感じることもあるとは思いますが、そのような貴重な経験ができることに期待を抱いています。
今はとにかく目の前のことに集中をして、BUBをより多くの方に知っていただき、リピーターとしてまた来ていただくことを目指します。さらに、長生村から4月にオープンする八ヶ岳、八ヶ岳から長生村と、相互送客をいかに行っていくかを日々研究、改善を繰り返し、一緒に働く頼もしい仲間たちと共にBUBをこれまでにない勢いで盛り上げていきたいです!

また、地域活性化に興味があるので、地域の農家さんと深く繋がり、BUBのメニューに反映させたいです。ただ食材を使って食べてもらうだけではなく、生産者に想いも伝えられるようなプロジェクトに携わりたいと思っています。

ーーーありがとうございます!

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