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全員出社日を社内コミュニケーションに特化したらとても良くなった話

※本投稿は7月29日公開のnoteより内容を転載しております。

目次

  1. 前提:全員出社日について
  2. 最近の全員出社日の様子
  3. 2024年5月
  4. 2024年6月
  5. 2024年7月
  6. 運営や振り返りについて
  7. さいごに

スマートラウンド人事のアキです。

スマートラウンドの勤務スタイルはリモートが中心です。フルリモートではなく、いわゆるハイブリット勤務であり、出社頻度は各人に任せられています。
会社としては、全員で月に1度だけ出社する日(全員出社日)を運営しています(運営していると書いた理由は後述させてください)。

出社日については、弊社の働き方をご紹介したnoteCTO小山のオープン社内報でも簡単にご紹介をさせていただいています。

この全員出社日は弊社の文化醸成において重要な位置付けであると感じているので、直近の5〜7月の全員出社日の様子をお伝えすることで、弊社が大事にしていることが少しでも伝わればと思い、このnoteを書いてます。
今後も、定期的に全員出社日の様子をお伝えできればと考えています。

5月の出社日の様子。左から 代表砂川・CoS宇佐美・PdM藤原

前提:全員出社日について

スタートアップは文化が命であるという言葉もありますが、実現困難なチャレンジを成功させるためには、全員が共通の価値観を持った上で同じ方向を向いて走り、皆一丸となって協力する必要があります。

通常時はリモート中心の勤務であり、チームを跨いだコミュニケーションや雑談の機会は少なくなるため、全員出社日はコミュニケーションをメインに行う日としています。私自身も、全員出社日では通常業務をほとんどしていません。

以下はCTO小山が過去のnoteに記載した内容です。

「月に1回」と聞くと交流が少なく感じるかもしれませんが、「他チームの人との交流」という点では普通に毎日オフィス出社するよりもずっと濃い交流ができているのではないかと考えています。
「月に1回」は、計算すると全業務時間の約5%です(1ヶ月20営業日換算)。
5%というと仮に1日あたりに換算すると30分弱であり、これだけの時間をチームを跨いだコミュニケーションの機会に割いている会社は多くないでしょう。
そのためスマートラウンドでは実は業務時間のうち結構な割合を会社全体を跨いだコミュニケーションのために割いているとも言えます。

👇この全員出社日を含む働き方についてはこちらにまとめています!https://note.com/smartround/n/n2750295eb489

最近の全員出社日の様子

午前中に毎月違うテーマでのLT(Lightning Talk、メンバーからの短いプレゼンテーションのこと)やワークショップを実施、午後は定例でコミュニケーションメインのコンテンツを実施しています。

午後はチームを超えたメンバーがカジュアルにコミュニケーションできるコンテンツを随時考えて実施しています。毎月違う午前のコンテンツについて、すごくスマートラウンドらしさがあると思うのでご紹介させてください。

2024年5月

スマートラウンドは2018年5月に創業したので、毎年5月にお祝いをしています。

今年の5月はお祝いプロジェクトが任意のメンバーで結成され、通常の全員出社日よりも、もう少しだけ遊びの要素を入れながら昨年から倍増したメンバー同志が交流できる日にしよう!という思いで出社日が企画されました。

5月はスマートラウンドが主催するイベントCxOカンファレンスの運営やStartup Nextというメディア運営をするチームより、LTとワークショップを行いました。

内容としては、「スマートラウンドは社外の方からどういうイメージを持たれているか」を全員で考えるワークショップです。社外の方と関わることが多いチームだからこその目線でワークショップを設計してくれており、多くの発見がありました。

ワークショップを実施中の風景

また5月から全社でWin Sessionをスタートしました。

メンバーが40名を超えたので、違うチームの方がやっている仕事の解像度は下がってきたと感じます。日々やっている仕事を知る機会を作りたい、そして互いに讃えていこうという思いから、全社でWin Sessionをはじめました

近くで仕事をしている同じチームの人がチームメンバーの「すごい仕事」を共有し、他のチームの人が知ることができるのはすごくいいなと個人的に思っています。

そして6周年の交流会として、ボウリング大会をしました!

ボウリングも通常のルールではなく、特製のビンゴカードがあり、倒したピンの本数でビンゴをしました。ボウリングが得意な人が勝つようなルールではなく、みんなで協力して優勝チームが決まるルールになっていることが、スマートラウンドらしさを感じました。

少し話が逸れますが、価値観や得意なことはみんな違うので、互いの価値観を尊重し助け合おうというのがスマートラウンドらしい考えだと思っており、このような運営ルールにもその考えが反映されていると感じています。

ボウリングでの集合写真
スマートラウンドのポーズ(矢印を右手で作る)をみんなで確認していますね

2024年6月

スマートラウンドでは、業務でLLMの活用を積極的に行っています。LLMに関する開発を担当しているエンジニアの福本さんが、全社に向けて「LLMを活用するときの観点や進め方」についてのワークショップを実施してくれました。

冒頭に福本さんからプレゼンテーションがあり、その後普段の業務で関わりの深いメンバーがチームとなって、自分たちの業務やプロダクトの機能でLLMをどう活用するかを議論し発表しました。

当日の発表資料の一部

LLMを活用するポイントを学べたのはもちろんですが、LLMにとどまらず、普段の業務やプロダクト上のボトルネックについて、チームで共通認識を得られたのは非常に良い場になったと感じました。

2024年7月

プレスリリースを出したとおり、7月にsmartroundの新機能であるスタートアップ向けの取締役会機能を正式リリースしました。

お知らせ | 株式会社スマートラウンド | smartround(スマートラウンド)smartroundは、スタートアップと投資家間のやり取りを効率化するためのデータ作成・共有プラットフォームです。スタートjp.smartround.com

7月はこの機能開発を担当するプロダクトマネージャーの藤原さんが企画し、新機能を全員で触ってフィードバックするワークショップを実施しました。

機能リリースは全社員が参加する会議で毎週共有されていますが、実際に触れる機会が少ない職種のメンバーもいます。

私自身もこのワークショップで新機能に触れて、すごく簡単に取締役会の業務をすることができ、ユーザーの皆さんにもっと使ってもらいたい気持ちになりました!どんな職種のメンバーもユーザー理解を大事にしていきたいということも、スマートラウンドのバリューの1つです。                                      

運営や振り返りについて

全員出社日は、毎月前述したように社内コミュニケーションを活性化する目的で運営しており、運営はコーポレート部門で実施しています。

毎月メンバーが増えて、組織も変わっていく中でどのようなアジェンダが良いか、随時アップデートをしています。メンバーの貴重な毎月稼働のうちの5%の時間をより良いコミュニケーションにするため、実施後は全社からフィードバックをもらうアンケートを実施します。

内容はコーポレート部門で確認し、良い意見は翌月反映するなど改善を続けています。

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