35年以上にわたって様々な建物の安全点検に従事し、未来へ繋ぐ安心と信頼を提供することを使命としながら事業を展開してきたテックビルケア。今回は、この春に新卒入社した新入社員から、その若き視点で「テックビルケアを選んだ理由」についてお話いただきます。
山本果奈 / 総務
関西大学・政策創造学部で地域活性化やまちづくりについて学び、就職活動の中でテックビルケアの理念や活動内容に共感し、2024年に同社へ新卒入社。
志望理由は、他社には無かった社長のある振るまい
ーーまずは、学生生活について教えてください
大学に在学していた頃は、地域活性化やまちづくりについて勉強していました。その頃から、「会社員として働くなら、地域に密着できる事業や仕事内容の会社で働きたい」と考えていたんです。
そんな折、説明会でテックビルケアのブースに立ち寄った時に「町の人に寄り添う」ことを大事にされていると聞いて、興味を持ったことが、当社に入社したキッカケになります。
ーー具体的にはどのように興味を持たれましたか?
消防設備やビルメンテナンスを通じて、町を支えていくというお話をされていたんですが、私が大学で学んでいた内容と紐付くことが多くて。
大学で学んだ地域活性化や地域密着の考え方は、「町の人と一緒に町を元気にしていく」という考え方でした。町に根ざし、仕事を通して町の人と一緒に町を元気にし、町を支えていく。そんな働き方ができるなら、この会社は理想的だなと感じたんです。
ーー地域創造の分野だと自治体や建設に就職される方も多い印象です。
そういった同級生も多かったですね。科学の分野に進んだ方もいますし、全く関係ない医療分野に進んだ方もいます。
私自身、大学に入ってから「地域創造って面白そう」と感じて勉強し始めたのですが、その分野に進んだからといって、私のように地域に関わりを持ちながら働きたいと思う方ばかりではないように感じています。私も初めは、見聞を広めるためにも他業種の説明会にも参加していました。
そうして、様々な企業や業界のお話を聞いていく中で「やっぱり地域に繋がる仕事がしたい」という想いを改めて強く抱くようになったので、地方の銀行や地域密着系の事業をされている企業を重点的に就職活動していました。
ーそんな中で、テックビルケアに入社を志望した理由は?
合同説明会の会場で、他社が会社や事業についてお話されている中、テックビルケアだけは「どれだけ社員を大事に想っているか」を社長自身が力説されていたんです(笑)その雰囲気が、なんかもう一線を画していて。
私が受けた中では、社長自身が前に立って話をされている企業が少なかったので、そこで社長のお人柄を知りました。合説なのに、参加されている学生一人一人に目線を合わせて会社ができることを説明されていたのが第一印象で、こんな社長がいる会社で働きたいなと考えたんです。
ーそこから就職活動では、どのように比較して選考を進めましたか?
実は、当社の説明会を受けてからは、もう当社一本で進めました(笑)当時の人事担当の方もよく気にかけていただいて、ある意味背中を押していただいたことも要因になっているかなと思います。
テックビルケアの選考の中で二日間のインターンシップがあるのですが、そのインターンに社員さんもたくさん参加されていたんです。確か8人くらいでしたね。学生同士でグループ活動をするカリキュラムだったのですが、そのグループに社員さんも参加されて、必要に応じてアドバイスをくださったり、チームが積極的に活動できるようなアシストを様々な面からしていただいたことを覚えています。
インターンシップ後には懇親会があったんですが、もう本当に「雑談」という感じで(笑)当時はまだ学生だったので「社会ってキビキビ働く厳しい場所」という恐れがあったんですが、そういった雑談であったり、インターンシップに多くの社員さんが参加されている環境に、会社のゆとりというか、社員が働く環境作りにも力を注いでいらっしゃることを感じられました。
先輩同士が笑い合って雑談しているこの会社なら、私もニコニコして働けるやろな〜というワクワク感を持って選考に進みましたね。
ー実際に、ご入社された今はどのように働いていますか?
ニコニコですね(笑)元気で明るくて、話していて面白い社員さんばかりなので、触発されて私も明るくなっちゃうような、そんな職場で働けています。
笑顔と共に得られた「新しい自分」
ーーでは、簡単にご入社されてからの流れを教えてください。
まずは新卒向けの2泊3日の研修に参加しました。場所は新大阪だったのですが、全国から新卒や同世代が集まる合同研修だったので宿泊でのプログラムでした。
研修では、業務よりも社会人としての素養を磨くイロハのようなところから教えていただきました。社会人として責任を持つこと、自発的に働くことなど、心構えから整えていただいたような印象です。このステップを踏めたことは、これから社会人として働く私の大きな自信に繋がったと感じています。
研修の後は、日々新しい業務に取り組み、わからないことがあれば直属の上司に教えてもらいながら進めています。
ーー実際の業務内容についてお教えください。
当社は消防設備点検の会社になります。私が担当する業務もそれに付随し、消防設備点検を担当したメンバーからの報告書をクライアントや消防署、行政に提出したり、クライアントや工事業者とのスケジュールを調整する仕事など、事務業務を担っています。配属としては「消防事業部・消防フロント担当」です。
ーーお仕事を任されはじめて、楽しかったり、難しかったりすることはありますか?
ありますね。(笑)難しかったことで言えば、実は電話対応が苦手でした。今思えば私、電話対応ってしたことがなくて、敬語の使い方には今も苦戦しています…。失礼な言い回しになっていないか、上手にご案内できているかと、日々勉強ですね。
電話以外にも、ビジネスメールもまだまだ覚えたてなので、言葉の使い方や伝え方に苦戦しています。他にも仕事の優先順位の付け方や作業スピードなど、難しさを感じますね。
でも、仕事自体は全部楽しんでます。
初めは苦戦していたこともどんどんできるようになりましたし、これまでは指示待ちだった自分が、先輩からのアドバイスもあり、まずは自分で考えてから能動的に動けるようになってきて。最近は「成長したね〜」と言ってもらえるようになり、勉強してできることを増やしていく面白みを感じています。
ーー入社1ヶ月でそのような成長、経験ができていることに驚きです。
本当に先輩のおかげですね。先輩が上手に導いてくれているんだと思います。
ーーこれからの流れもある程度見えているのでしょうか。
今の業務に慣れたら、先輩が担当している業務を引き継いでいくと聞いています。分野としてはこれまでと同じく調整業務が中心になってくるので、電話やメール、FAXなどでのご連絡であったり、お客様との打ち合わせであったりが増えるイメージですね。
ーー様々な挑戦をされている中で、一番印象に残っている学びはなんですか?
多くのことを学んでいますが、一番印象に残っているのは「自分達がやっている仕事は、お客様が安心できるように一歩先を考えて行動すること」という先輩の言葉です。
物件に関する小さな質問のようなメール一つのやりとりにしても、その問いかけにYes、Noだけで答えるのではなく、過去の事例やデータなどもご提供しながら、お客様の不安や疑問を解消していく。
社員同士が仲の良い楽しい職場ではありますが、「お客様や取引先企業のことを考えて行動しよう」という考えについては重く、責任を持って行動するように共通認識を持って働いています。
ーー相手がより心地良く仕事を進められるように働きかけているんですね。
私はまだまだ、毎日勉強中の身ですが、それでもお客様から頼りにしていただくやりがいを感じられますし、先輩から独り立ちして私一人になっても「これからも宜しく」とお客様からもっと頼りにされるような仕事をしていきたいですね。ゆくゆくは資格を取ったり、私も点検の現場に出てみたいです。
好きな会社を、もっと好きな会社にしていく。
ー最後に、会社の好きなところを教えてください。
なんだろう・・・全部好きで・・・(笑)先輩にご飯に連れて行ってもらうのも本当に楽しいですし。
一つ会社としての取り組みをご紹介するなら、「3S活動」と言って、3,4人でチームを組んで会社の改善点を提案し実行する取り組みをしています。会社主体で、社員が働きやすい環境を社員から提案できる体制が整えられているので、チームとしても、個人としても、この会社をもっと良い会社にしていこうという考えが浸透しています。
私みたいな若手にもそういう活動場所があるのは、面白いなって思うし、好きなところですね。