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2024年はもっと人でできることを突き詰めたい|Gファクトリー代表 三嶽が抱負を語る


 2022年8月に株式会社Gファクトリーは、プロス株式会社のグループ傘下となり、グループ会社であった株式会社プロスキャリアの代表を務めていた三嶽義勝が、新たにGファクトリーの代表に就任することになりました。プロスキャリアの代表を10年以上務めていた三嶽にとって、この1年は試行錯誤の年。インタビューでは、次年度に向けての事業展開や抱負を語ります。(インタビュー日:2023年12月27日)


三嶽 義勝のプロフィール - Wantedly
株式会社Gファクトリー, 代表取締役
https://www.wantedly.com/id/yoshikatsu_mitake_g


「自分がやるべきだ」そう覚悟して代表に。悩みながら進んだ1年目。

ーーGファクトリーの代表に就任したきっかけを教えてください。

GファクトリーをM&Aする際のプロジェクトメンバーでは、私と池田(現Gファクトリー取締役)がM&A交渉の前面に立っていました。交渉の時点では、まだGファクトリーの新しい社長に誰がなるかというのは決まっていませんでしたが、買収間近になった時にチャレンジしてみたいというか、ここまできたら自分がやるべきではないかという覚悟が決まりました。

ーー実際にチャレンジしてみてどうでしたか?

派遣の営業拠点が全国7拠点、食品製造請負事業所が3拠点あったのは、神奈川県を中心に事業展開していたプロスキャリアとは大きく違ったところですね。食品製造も私自身未知の分野でしたし、派遣事業については拠点が各地に点在していたのでどういう優先順位で施策を進めて行くべきか悩みました。プロスグループのカルチャーを一気に落とし込むのも違うでしょうし、Gファクトリーのやり方をどこまで踏襲してみんなが力を発揮しやすくなるかなど、とにかく悩んでいるうちに一年が過ぎて行った感じがします。

ーー代表に就任して、実現できたことは何ですか?

情報の共有は進んだと思います。営業情報の共有、登録人材の共有…これはまだ道半ばですが、各事業、各拠点がそれぞれの活動内容を共有しやすくなるようにグループウェアを導入したり、キャリアごとの研修を定期的に実施したことで拠点を超えたコミュニケーション機会も増えました。加えて、営業ツールの刷新を進めたことで営業活動もある程度意図をもって行うことが出来たのではと思っています。

ーー反対に、できなかったことはありますか?

業績のV字回復です。結果は横ばいでした。派遣事業に至っては非常に厳しい局面が続きましたが、請負事業の業績拡大や原価改善による収益化もあり、そのおかげで黒字が確保できました。事業方針を明確にして各自に浸透させていくことも、思ったようにはできませんでした。その他諸々できなかったことを考えるときりがないですが、代表が変わってすぐV字回復など都合よくは行かなかったですね。

技能人材と外国人材を事業の主力にしていく “人”にできることを追求する年に。

                                   (三嶽代表と池田取締役)

――2024年の抱負を教えてください。

私たちの理念は「ものづくりを人で強くする」です。この会社にもともとあったキャッチフレーズだったようですが、それを再定義して改めてものづくり=製造業に対して人の力で何かしらの貢献をしたいと考えおり、このことを形にしようと思っています。

――具体的にはどのように形にしていくのでしょうか?

まず、技能人材という領域をしっかりと自分たちの事業領域に育てたいです。技能領域とは主に溶接や機械加工といった職人のような領域で通用する人材を確保したり、イチから育てて企業に派遣するということを指していますが、今後はもっと技能領域を細分化し、業務や作業で企業の品質や生産性に貢献していきます。

――どのようにして技能領域で事業を行うのですか?

GファクトリーのM&Aの時に、GCS(総合請負サービス)というグループ企業もM&Aしました。このGCSではいわゆる技能系を中心に派遣事業を行っていました。自社で人材育成ができるテクニカルファームという訓練施設を持っているのが特徴です。この機能をGファクトリーの事業に生かしていくことで、Gファクトリーが技能人材の派遣という分野で差別化が図れると考えています。

――ほかにも抱負はありますか?

外国人材による人材サービス事業を本格的に外販化していくことです。食品製造請負の事業は技能実習生や特定技能を中心に構成しており、現在でもかなり多くの外国人材を活用しています。この経験やノウハウを生かして、人材確保に困っている企業の課題解決提案を行っていきたいと思っています。

――外国籍の人材活用にはいろいろと課題もありそうですが、活用は進みますか?

この先の労働人口の減少を考えても、製造業界の活用は間違いないと思います。次年度以降も規制緩和も含めた制度変更はどんどん進んでいき、あらゆる業種業界で外国人材の活用は益々進んでいくと考えられます。課題ということでは、言葉やコミュニケーションが大きいです。請負事業所の運営メンバーも、もっとそこを改善していきたいと日々取り組んでいます。例えば、外国籍の人材を送り出す現地機関との連携や入国後の日本語講習、配属後のフォローアップなど、すべてに改善の余地がありますが、差し当たって請負事業所で3年間の実習を終えたなかでも優秀な人材のキャリアチェンジの場として、新規の配属先企業を開拓していこうと思っています。当面は食品製造業界がメインターゲットになりますが、食品製造で培った様々な経験を応用して生かし、将来的には食品に限らずあらゆる製造業界で活躍することが期待できると考えています。

――技能人材と外国人材が事業の主力になるのですね。

まずはこの2つをしっかりと形にできれば、これらの組み合わせで様々なサービスの形が作れます。外国人材に高度な技能を習得させて派遣することも出来るし、外国人材中心に組織を構築して請け負うことも可能です。訓練機能自体の外販、つまり企業のプロパー人材の教育受託もできますので、大袈裟かも知れませんが、営業社員は顧客要望に対して断らない営業ができるのではと思っています。製造業界の自動化や省力化も加速していくことは間違いないですが、まだまだ人ができることがあると思いますし、それを理念に活動しているので2024年はもっとそこを掘り下げていきます。

――最後に、これから目標に向かっていく上で、どのような人と一緒に働きたいですか?

営業職を募集していますが、営業経験の有無にはあまりこだわっていません。接客や製造業界の経験者でも充分に活躍できます。請負事業所の製造職や管理職候補も募集していますが、異業種人材でも応募は可能と考えています。入社してから学ぶ機会も大いにあります。Wantedlyを立ち上げる際にGファクトリーの企業情報や大切にしている思いなどの文章を考えていて、改めて私自身が考える、Gファクトリーの存在意義や事業の方向性も再認識できましたので、その部分に多少でも共感や関心を持ってくれた人が応募してくれれば嬉しいです。

以上、代表インタビューでした。2024年は人でできること、Gファクトリーだからこそできることをもっと掘り下げていく1年にしていきたいですね! (インタビュアー 人事総務課 佐藤)

代表の三嶽の抱負をお読みいただいたあとは、募集をご覧ください!


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