「一緒に働きたいエンジニア」について話そうと思う。 | 株式会社BASICS
石川県加賀市に根をおろすBASICSは、まっとうな仕事だけを行うIT企業です。不要な開発を行い、必要以上の利益を得るIT企業が存在している昨今、当社は『不要なシステムには絶対に手を出さない』とい...
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BASICS代表小畑です。
これまでのストーリーでは、一緒に働きたいエンジニア像からライフイベントに対する考え方など…真面目なテーマを中心に語ってきましたが、今回は少し毛色を変えて、僕が求職者ならそろそろ気になってくる(笑)BASICSの福利厚生についてお話させていただきます。
▼過去のストーリーはこちらからどうぞ
まず、僕たちエンジニアが仕事で大切にしているのは、利用者の声をよく聞くこと。
いくら作り手が「良いものができた!」と思っても、実際にシステムを使うユーザーがメリットを感じられなければ無意味。じゃあ一緒に働くメンバーにとっても、会社の福利厚生が使わないものだらけでは意味がないのでは?と考えました。
日頃から頑張ってくれているメンバーに少しでもメリットある還元がしたい。だから「必要なものだけをつくる」というBASICSのポリシーに則って、福利厚生もメンバーと相談して決めることにしました。
相談の仕方はいろいろ。会社のことをいつでも・誰でも提案できるSlackの提案チャンネルで自由に意見を発信することもあれば、全社の定例ミーティングで雑談から突然アイデアが生まれることも。まずは気軽に取り入れて、取捨選択して…BASICSにとって必要なものだけを残しています。フルリモート・土日祝休み・年間休日125日、ほかにも髪型や服装も自由という待遇に加えて、メンバーと相談しながらこんな福利厚生を導入してきました。
業務に関わる資格試験の受験費から交通費を全額負担!さらに、試験に合格すれば一律10万円を支給する制度です。
導入のきっかけはメンバーからの「とある資格を取得したい」という相談から。資格会場へ行くには前泊しなきゃいけないほど遠方住みのメンバーだったので、それなら試験に集中できるようにと宿泊費も負担することにしました。試験に合格すればもらえるお祝い金は、シンプルに貰えたら嬉しいよねという理由でプラスしています(笑)
たとえば自宅と会社のキーボードでバックスペースの位置が微妙に違う場合、タイプミスが出やすくなるじゃないですか。まあ慣れればいいんですけど、最初から使い慣れたものや興味があった端末にカスタマイズできるようにと発足した制度です。
もともと本社石川オフィスでは、勤務中に一息つくためのお菓子や飲み物代はすべて会社から出してるんですよ。でもそうなるとフルリモートのメンバーは全部実費…ちょっと不公平じゃないですか。なのでリモート勤務のメンバーには月5,000円のスイーツ手当を最初から出すことにしました。(通信費も含みます)
仕事に打ち込めるのは家族の支えがあってこそ。だから休みの日は、家族のために存分に時間を使って欲しいと考えています。BASICSでも家庭をもつメンバーが多く「子供の誕生日なので」と有給をとる人が多かったので、もっと休みやすいようにと制度化しました。
自分の誕生日でも、同居する家族の誕生日でも適用OK!たとえば5人家族なら5日間有給が使えます(笑)前後1週間くらいなら当日の取得じゃなくてもいいので、土日合わせて3連休を取るメンバーもいます。
他にも全額負担の書籍購入制度や、オンライン教育サービスを無料で使えるスキルアップ制度なども整えています。
正直、当社オリジナルの福利厚生ばかりではなくて、他社が発信していた内容を見て「いいね!うちでもやってみようか」と良いものはどんどん取り入れたものもあります。
繰り返しになりますが、僕が大切にしたかったのは福利厚生をメンバーと相談してから決めること。「経営者が決めて、従業員は従う」という固定概念を取っ払って、BASICSという会社も一緒につくっていきたい、という思いからこの方針をとっています。
このスタイルのおかげで雑談ベースでの相談が増えて、今までよりもお互いが気軽に意見を言い合えるように。中堅メンバーからは「提案のハードルが下がった」という声や、まだ仕事が分からない新人メンバーから「福利厚生の話で先輩との会話が弾んだ」と嬉しそうな声を聞くことができています。
また「私も資格取りたいです!」と前向きな相談をしてくれたメンバーがいたのも嬉しかったですね。
これからもBASICSはメンバーにとってより働きたい会社となるように、たくさん会話をしながら福利厚生をつくっていきます。
「自分も会社づくりに参加したい」という方や「こんな福利厚生はどうですか?」と新たなアイデアを提案してくれる方は、ぜひカジュアル面談でお話を聞かせてくださいね。