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HashPaletteに新代表就任。世界を牽引するプロダクトの創造とユーザー体験から考える経営の在り方とは

いつもHashPort Wantedlyをご覧いただきありがとうございます!広報担当です。
本日は、2023年6月30日よりHashPalette代表取締役CEOに就任が決定した林孝之のインタビューを公開いたします。ハイレイヤーなキャリアを経て、”技術”の領域から経営を担う使命と未来についてお話しいただきました。

HashPort取締役CTO、100%子会社のHashPalette代表取締役CEOに就任

株式会社HashPalette(本社:東京都港区)は、2023年6月30日付で、林孝之が代表取締役CEOに就任したことをお知らせいたします。

◆前回のリリースはこちら

HashPort、取締役CTOに林 孝之 就任のお知らせ | NEWS
株式会社HashPort(本社:東京都港区、代表取締役CEO:吉田 世博、以下HashPort )は、この度取締役CTO(最高技術責任者:Chief Technology Officer )とし...
https://www.wantedly.com/companies/company_2908299/post_articles/396148


キャリアのスタートは”克服”から。アウトバウンドセールスで生み出す力を身につけた。

ー まず、これまでのキャリアを教えてください!

大学卒業後、住宅メーカーの営業職として3年間勤めた後、2004年にワークスアプリケーションズの未経験研修制度を利用してエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。2014年からは会計シリーズプロダクトの責任者としてエンジニアや品質管理、コンサルタントを統括しました。そして、2019年に株式会社ニューズピックスに入社。PdMチームの立ち上げを経て執行役員VPoEに就任してからは、プロダクトチームの組織作りや採用などのチームビルディングを経験し、2022年4月HashPortに参画しました。



ー ファーストキャリアの営業からエンジニアへの転身、何かキッカケはあったのでしょうか?

学生時代『Macintosh Classic』というPCが出てインターネットに触れてから、その世界観がすごく好きでエンジニアリングにはずっと興味があったんです。でも当時の自分は人とのコミュニケーションに苦手意識があり、”このままエンジニアリングの世界に飛び込んでしまうと閉鎖的になってしまいそう。ファーストキャリアで克服しよう” と自分なりに自己分析し、1番負荷を掛けて成長できそうな営業職を選びました。

ー 当時はアウトバウンドセールスが主流だったかと思いますが、現在に活きている学びはありますか?

たくさんありますね。当時は個人向けに戸建ての営業をしていたのですが、1日100件以上の飛び込み営業や夜遅くまでのテレアポなどもとにかく過酷でしたし、部長からはボールペンや大きな灰皿が飛んでくることもあったりして。時代を感じますよね(笑)でも、ここで学んだのは ”どんな出会いでもいい。キッカケを作ることができなければ何も始まらない” ということ。3年間で20棟ほど販売しましたが、今でも通りすがりにその家を見て、地図になっている誇らしさを感じています。

ゼロベースから組み立てる。紆余曲折でユーザーの声に触れ、エンジニアリングの本質に辿り着く。

ー エンジニアとして第二のキャリアを歩まれてからは、どのような道のりでしたか?

転職した企業はもともとHR領域のプロダクトで上場している会社だったのですが、自分は第二の柱として立ち上げた会計領域のプロダクトに携わっていました。当時はエンジニアの体制が全体で10名で、その全員が会計や財務の素人、自分に関してはエンジニアとしても駆け出しの状態。やっとの思いでリリースしてからもシステムの誤作動やトラブルは多く、よくお客様先に出向いていましたね。5年経った頃にようやくユーザーに満足していただける状態になったと思います。

ー 仕事を進める上で大切にしていたことはありますか?

今も価値観は変わらないですが、ユーザーの方々を置いてけぼりにすることなくプロダクトを一緒に育てていくということですね。製品を提供して利用する方がいる以上、僕たちの ”普通” や ”許容範囲” は解釈でしかありません。使っている人の言葉にどれだけ耳を傾け、問題を解決し、発想をいかにしてアウトプットできるかというところが1番求められていると思います。誰よりも向き合ったからこそプロダクト責任者を任されたと思いますし、そこで数十億規模の売上をゼロベースから生み出せたことは、何にも変え難い経験ですね。



ー 経営思考の視座は、環境の中で培ったのでしょうか?

当時の経営層は『他責NG』『なぜなぜ思考』という文化を常に提唱していて、ここでの学びが大きかったと思います。”誰かが解決してくれる” ではなく、自分の身の回りに起きていることは全て自分の責任と捉えて問題解決思考や目的思考を持つことを求められていました。そして ”Why?” という疑問を持って仕事に取り組むことで物事の本質を見抜くクリティカルシンキングが養われます。時には否定的な物の見方で場をざらつかせることで問題解決に近づくことができるので、経営に直結したプロダクト開発ができていました。

ー 大活躍の中、ニューズピックスへ。ここではどのようなご経験をされたのですか?

NewsPicksのアプリ開発部門でPdMチームの立ち上げを経て、執行役員としてVPoEに従事していました。ここでの取り組みとしては、技術はもちろんなのですが組織開発やチームビルディング、採用の比重が大きかったですね。ワークスアプリケーションズ時代に5→800名組織まで構築したナレッジをもとに、エンジニア組織を倍に拡大させました。

「すべての資産をデジタル化する」ミッションに共感し、構想を形に変え続ける。

ー HashPortとの出会いを教えてください。

前職での知り合いがHashPortの役員になっていて、その彼から「是非会ってほしい代表がいる。今まで出会った中で1番頭が良くて面白い。」という紹介を受けたことが最初の出会いでした。実際にHashPort代表の吉田と話しての第一印象は、”現実主義の自分にはない構想” があったということ。彼には日本を変えるようなビジョンやミッションがあって、イノベーションを起こす未来に着手し、問題解決に向けて取り組んでいました。

ー 実際に参画を決断された理由として、林さん自身はどのような魅力を感じて頂けたのですか?

CTOとしてのお声がけを頂き参画した理由は2つあって、まず吉田自身がWEB3.0業界のファーストペンギンとして日本で初めてIEOを成功させたりと、あらゆる能力を駆使してコミットメントしているところに魅力を感じたんです。もう1つは、この領域への賭けですね。WEB2.0では、インターネットが急速に普及したのが1998年頃なのですが、WEB3.0においては今その頃と同じ成長曲線を辿っていると言われています。WEB2.0時代、日本の技術では到底アメリカのGAFAMには敵わなかったのが、現時点でこの領域においてはどこも優劣がなく、我々のようなスタートアップが世界を牽引できる可能性を秘めています。勢いのあるHashPortで実現していくことに大きな価値を感じました。



ー 林さんがCTOとして参画されてから、組織はどのように変化していきましたか?

”思想を、形にしている” ということですね。自分の根底にある考えとして、エンジニアリングの『技術』は手段だと思っているのですが、プロダクトありきの事業はここを確実にアウトプットしてユーザーが欲しいというものを届けていかないと机上の空論に終わってしまいます。だからこそ、企業として掲げたビジョンは自分がつくるプロダクトを通して実現に近づけ、形にし、育てる。エンジニアリングには留まらず経営という観点で組織を見ていたのは確かです。

この夏、HashPalette代表取締役CEOに就任。急成長組織で果たすべき使命とは。

ー 今回、HashPalette代表取締役CEOに就任となった経緯や使命を教えていただきたいです!

今回、拡大フェーズ真っ只中でのCEO就任のニュースで驚いた方も多いかと思いますが、急成長する事業だからこそ、よりスピード感を持ってユーザーに刺さるプロダクトと最適な組織づくりをしなくてはなりません。吉田がイノベーティブな動きをしている中、自分自身の1番の使命は ”想像を、創造する” ということだと思っています。これまで創業者の吉田が代表としてHashPortの舵を切り、未来を変える志に共感した優秀な仲間達がたくさん集い、現在がある。そのビジョンを軸に組織のエネルギーを最大化するため、HashPaletteの最高責任者を担うこととなりました。

ー 吉田さんとの関係値や、今後の経営体質がガラリと変わることはあるのでしょうか?

いえ、ここは変わりません。吉田にはこれからもHashPortグループのCEOとして、そしてHashPaletteの会長としてイノベーションを巻き起こす構想をたくさん語ってもらいたいですし、自分はその ”できるか分からないけどワクワクする未来” に向かって、これまで培ったプロダクト作り・組織作り・経営など全てのナレッジを使って『世の中の当たり前』を創造していきます。想いやカルチャーはしっかりと受け継ぎ、一緒に育てていく方針です。





ー 林代表ならではの強みを最大限に活かすことで、スピード感を持って拡大できるということですね。

そうですね。自分の強みは実際にモノ作りを経営に落とし込めるところや、様々なポジションで5→800名という組織成長を経験したチームビルディングだと捉えているのですが、まさに今HashPaletteを拡大させていく上での必要な要素とマッチしているのかなと。今後どのようにプロダクトが動いてどのように企業が拡大していくのか、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

ー 最後に、HashPaletteの経営ビジョンをお聞かせください!

今、世の中に出回っているWEB3.0関連のプロダクトは、UI/UXも使いにくく敷居の高さを感じることが多いかと思います。HashPaletteの存在意義としては、WEB3.0を”仕事やプライベートに隣接するくらい社会に馴染む領域にしていくこと” だと考えていますので、数年後『これってWEB3.0だったんだ』と言われるくらいのプロダクトを世の中に広めていきたいです。不便なことや難しいことに対して、開発する側は技術の進化だから当たり前だと感じているのですが、ユーザー体験をもとに考えたら基準がガラリと変わりますよね。今後も社会浸透への本質を考えて、皆さんのところにいち早く届けていきたいと思います。

会社概要

商号:株式会社HashPalette(ハッシュパレット)
住所:東京都港区芝4-5-10 ACN田町ビル(旧 EDGE芝4丁目ビル)10階
設立:2020年3月2日
従業員数:24名(業務委託含む)
資本金:3億7,000万円 (資本準備金を含む)
代表取締役CEO:林 孝之

HashPalette | NFTデジタル資産の時代へ。
ブロックチェーンやNFTで、ビジネスをグロースさせ新しい価値を市場に生み出していく。パレットが⽬指す世界感は、⽇々⽣産されていく様々な価値をNFTによって可視化し、ブロックチェーン上に流通させることで経済的に価値のある資産として表現することです。
https://hashpalette.com/
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