1
/
5

デザイナーとエンジニアが全社に向けて2on1を募集した話

こんにちは!ゲシピ人事の木﨑(Nikoshi)です。

今回の記事では、部署間のコミュニケーションを深めるために、エンジニアの吉永さんとデザイナーのLilyさんが社内で2on1ミーティングを実施した背景や、その経験から得た気づきや学びについて聞いてみました🎤

2on1を実施しようと思った背景やきっかけについて教えてください

吉永:僕とLilyさんは、結構古くからゲシピに関わっているんですけど、正式に入社したのはここ2年くらいで。ちょうどその頃メンバーが増えたタイミングだったこともあって、なかなか他の部署と関わる機会がなかったんですよね。

所属組織だけのクローズドな環境が出来上がって他部署との関わりが薄くなってしまうのはよくある話ですよね。それもあって、このまま関わりが薄い状態が続いてしまうのはあまりよくないなと思っていました。

それに以前からゲシピにいるメンバーにとっても僕たちって、Slackにいるけど「知らない人」ってイメージだったと思うんですよね。それってシンプルに寂しいというか、疎外感を感じるというか。

Lily:開発とビジネスの間ってどうしても壁ができやすいと思うんですが、じゃあ他の部署のことを知らなくていいのかって言ったら、そんなことはなくて。彼らの困りごとや課題を吸い上げ、解決することが開発の役割の一つなので、お互いのことをもっと簡単に共有できた方がいいなと思っていました。

あとは吉永さんの「寂しい」って感覚が、すごく本質的なところだと思っていて。だって働くなら、絶対仲の良いメンバーの方が楽しいじゃないですか。

そんな時に吉永さんが「メンバーと1on1をやりたいと思ってるんですけど、どうですか?」と声をかけてくれて「それなら2on1やってみよう!」となったのが背景だったりします。

2on1を実施するにあたってどのように動かれたのでしょうか?

吉永:Slackで全社向けに「2on1やります!」と告知をしましたね。コーチやBoardメンバーも含めて、最終的には12人が参加してくれました!

Lily:1on1や2on1って色々な目的があると思うんですが、今回は簡単にでもお互いのことを知るってところが目的だったので、テーマは特に設けずに雑談ベースで話す時間にしました。なんだかんだで実施から全員と話し終わるまでに2か月かかる大プロジェクトになったよね。

▶︎実際のSlackでの告知

Lily:相手のバックボーンがわかっていたり、一度話したことがある状態だと、仕事の話をする時も「あの時はありがとうございました!」と会話がスムーズにできるので、関係値の一発目としてはすごくよかったなと思っています。

吉永:あとは2on1を通じて文化の共有ができたのも良かったですね。エンジニアって「times」という社内SNSのようなチャンネルを持つ文化があるんですけど、2on1でその話をしたところ、いろんな人が興味を持って自分のチャンネルに参加してくれたり、自分のtimesを作っていたり、文化を広めることができたのは嬉しかったですね。

そこで作られたtimesでゆるいコミュニケーションがうまれているのも、新たな相互理解に繋がるのかなと思いますし、自分の気持ちをつらつらと書いているうちにネガティブなものになってしまうケースもあるんですが、自分の発言に責任を持つって意味合いでも色んな人がチャンネルに入ってくれたのはよかったなって感じです。

Lily:個人的には、開発以外の軸で吉永さんと一緒にこういうプロジェクトを進められたのも面白かったですね。2on1を遂行するために、Notionのページを作って進捗を管理したり、再告知の内容を考えたり、短いスパンの中でもPDCAサイクルを回せたのは良かったです。

今回の経験を元に今後取り組んでみたいことはありますか?

吉永:定期的にやってほしいって声も多くもらったので、まずは2on1の第二弾が実施できたらいいなと思っています。

Lily:今回お互いのバックボーンや自己紹介をしていたらあっという間に30分が過ぎてしまったので、深い話が出来たわけではなかったんですよね。

吉永:普通に1時間くらい時間取ればよかったなって思ってる。

Lily:そうだよね。なので、そういう反省点を活かしながらもっと良くしていきたいというのはあります。単純に一回やっただけじゃ関係値も深まらないしね。

最後に、今回の2on1を通じて得た学びや気づきを教えてください!

吉永:コミュニケーションをとるって大事だなと改めて感じました。できて当たり前だと思っていても、意識しないとコミュニケーションってうまく取れないし、一度壁ができてしまうと、それを取っ払うのって簡単ではないと思うんですよね。

Lily:仕事自体はそれでもできるんだけど、それが理想の形かというとそうではないよね。本当の意味で作りたいものや解決したい課題から遠ざかってしまうし、当事者意識も薄くなってしまうというか。そうなってしまうのって私たちの目指したいところとは違うよなって思います。

コミュニケーションを通じて開発の実態や意味をみんなに知ってもらうことは、健全な世界観を作れることにもつながるんじゃないかな。

吉永:1度こういう機会を設けただけじゃ、自分たちの思いや考えって伝わりきらないと思うし、開発に限らず他の部署のメンバーも「知ってもらいたい」という思いはあるんじゃないかな。

それに、部署や人数が増えると、さっきLilyさんが言っていたような作りたいものから遠かったり、ロスしてしまったりが起こりやすくなると思うので、チームとして協力するためにも相互理解って欠かせないなと感じました。

Lily:それが結局のところ「尊重」につながってくのかな。2on1って言うのも1つの手段でしかないと思っていて、どうやってお互いを理解し合える状態を作るかが大事だよね。

私も吉永さんも、見てもらいたいとか知ってほしいっていう欲求が一定以上あるんだろうなと思っているんですけど、今回の2on1を実施した根底には「開発のことをもっと知ってもらいたい」という思いもあったので、そのためには自分たちからアクションするって思想でこれからも色々やっていけるようなチームであり続けたいなと思います。


Invitation from ゲシピ株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
ゲシピ株式会社's job postings
3 Likes
3 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 木﨑 丹古's Story
Let 木﨑 丹古's company know you're interested in their content