注目のストーリー
All posts
葬儀業界での転職希望の方へ
今回は葬祭業で転職を考えている方へのコラムです。どのような業種、会社でも上司が求めるのは、売上目標、個人ノルマだと思います。確かに会社の運営上、売上がなければ毎月の給料やボーナスをスタッフに渡せないのは確かです。しかし、スタッフに個人ノルマを強要すると、亡くなられた故人にとって、たった一回の葬儀なのに。スタッフが売上を求めて、祭壇等の金額を上げて、お客様に無理な支払いを求める可能性があります。そうなると、残念なことに、お客様が求める葬儀から離れていきますよね。会社がリピーターの顧客を求めなければ、それでも大丈夫だと思います。会社の営業方針がCMなどの広告に沢山お金を使い、毎回新規顧客を獲...
葬儀で欠かせないプロフェッショナルたち
1つのお葬式を執り行うのに、葬儀社以外に最低でも“9つの事業者”が関わることを知っていましたか?おそらく「祭壇に飾るお花は、街のお花屋さんがもってくるのかな?」くらいはイメージされるかもしれません。しかし、実は下記のような業務には全てその道のプロフェッショナルがいるんです。・亡くなった方を洗い清め、お見送りの準備をする“湯かん屋”・亡くなった方を病院から葬儀場へと迅速にトラブルなく搬送する“寝台事業者”・式辞をとどこおりなく進行する“司会者”・会葬者をもてなす料理の提供する“料理屋”葬儀の式場にいるスタッフは、全て同じ葬儀社の社員ではありません。また上記以外にも裏方で動いている業種も沢山...
非日常が自分を成長させる
葬儀業界はなかなかジャンプインできる業界ではないと思います。葬儀社で働いている自分の姿を想像できる人も少ないでしょう。なぜならば、求職、転職を考えている人のなかで、ほとんどの方が喪主を経験したことがないから。皆さんは、興味がなければ、わからない、知らない世界に入っていこうとは思わないでしょう。そのうえ、この仕事は仕事中に悲しいシチュエーションに沢山遭遇します。悲しみのなかにある家族に寄り添う仕事です。悲しみのなか唯一頼りになる専門家が葬儀社のスタッフです。大事な家族が亡くなり戸惑いのなか、葬儀に向けてアドバイスをしていくのです日常生活では見て感じることができない世界。それが葬儀社の仕事。...
故人を生前の姿で見送るために:湯灌師の役割とその重要性
今回は、葬儀を支える重要なパートナー企業である『湯灌(ゆかん)業者』にスポットライトを当てます。湯灌とは、故人の身体を清める伝統的な日本の儀式の一つです。葬儀を行うのには葬儀社だけでは無理です!!多くの専門業者が協力のおかげで葬儀がなりたっています。亡くなった方を丁寧に清め、美しい姿で送ることは、遺族の心の癒しにもつながります。この大切なプロセスが葬儀の価値を高め、故人への最後の敬意を深めるのです。故人様を見まちがえるよういに美しく仕上げる湯灌師についてのコラムです。病気で亡くなる方がほとんど多くの方がご存知のように、亡くなる最後の1か月〜2か月は、病状の悪化で体調を崩し苦しい時間を過ご...
信頼とやりがい、葬儀社で感じる深い喜び
仕事のやりがいとは仕事から得られる物はもちろんお金(給料)、そして経験です。ですが、本当に仕事をしていて嬉しいのは、お客様からもらう感謝の気持ちです。どのお客様にもしっかりとした、サービス精神でおもてなしをすれば喜んでいただけます。葬儀社である私の仕事であれば、大規模な葬儀を担当させてもらっても、火葬だけ行う直葬のお手伝いをさせてもらっても。お客様には変わりはありません。感謝の言葉や、葬儀の不安が消えた時の顔を見ると、満足のいく仕事が出来たと実感します。それが、私たちの仕事の醍醐味です。当社には販売のノルマがないスタッフにも値段の高い葬儀を取ってくるようには言いませんスタッフの個別の売上...
葬儀社でキャリアの基盤を築く!資格取得で時間を活かす方法
葬儀社の仕事は、待っている時間が多い待っている間、自由な時間が多いのが葬儀社の特徴です。この時間を積極的に活用し、自分のスキルを磨いたり、新しい知識を身につけたり活用しないと、もったいないと思いませんか。会社としては、家族葬ホールの掃除や近隣地域のポスティングをお願いしていますが、それでも待つ時間があります。そのような、余った時間を有意義に自己投資に使うことが出来るのが葬儀社の仕事です。人生100年時代引退する年齢が伸び、一生で働く時間と転職回数が増え続けています。社会でのキャリアアップには経験と知識が、自分の価値や指標になってきます。スキマ時間を使って資格の勉強をしスキルアップすること...
無縁仏でも暖かく、心を込めた葬儀社の想い
多死社会の影人口の多い大阪では、亡くなっても親族の引き取り手がない、御遺体となった人々が沢山います。葬儀社は病院や警察に毎日、引き取り手のない方々を迎えに向かっています。親族が誰も来ない理由は人それぞれ。景気が良い時代に大阪に出てきて、田舎との連絡が途絶えて縁が途切れた人。生前、身内の人に迷惑ばかりかけて死亡の連絡が来ても拒否される人。どんな人であれ、そのまま病院や警察に安置し続けることはできません。誰かが荼毘に付せなければならないのです。毎日どこかで大阪市では引き取り手のない遺骨がふえています。2021年は2767柱、2022年は3149柱、2023年には3500柱以上だったとも。毎日...