3月23日(水)に、オンラインイベント「CEO高田が語るコミューンのすべて」を開催しました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました!こちらの記事では、視聴者の方からいただいた質問と、それに対する高田の回答を公開します。
目次
- Q.1 今後のサービスの発展性について教えてください。
- A.1 グローバルマーケットがあることですね。
- Q.2 最高齢の社員は何歳ですか?
- A.2 確か47歳だと思いますが、コミューンは年齢を気にしていません。
- Q.3 ステークホルダーサクセスについて質問です。コミューンが考える「社会のあるべき姿」はどんな姿でしょうか。
- A.3 コミューンがどういうアクションをとっているかを見て、そこから判断して欲しいなと思います。
- Q.4 事業や組織において、これからここを頑張りたいという点を教えてください。
- A.4 コミューンにジョインされる方にとって今のコミューンが一番面白いと思うのは、日本のCEOポジションが空いているということですね。
- Q.5 新卒採用はしていますか?
- A.5 新卒はフルタイムインターンからのみ採用しています。
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Q.1 今後のサービスの発展性について教えてください。
A.1 グローバルマーケットがあることですね。
コミューンは日本とグローバルの垣根がないところでビジネスをやっているので、普通にやっていたら10年後くらいには黒船がやってきて潰されると思っています。それは歴史が証明していることでもあります。道は二手に分かれていて、このまま5年〜10年くらい国内でドメスティックに閉じこもって苦戦を強いられるか、自分たちが先に仕掛けてコンペティティブな存在になるかなんですよね。なので、コミューンは後者でいこうとしています。
Q.2 最高齢の社員は何歳ですか?
A.2 確か47歳だと思いますが、コミューンは年齢を気にしていません。
年齢が高いからといって給与は上がりませんし、家族がいるからといっても給与は上がりません。年齢は一切関係ないんです。ひとえに、その人がコミューンのランク表でどのようにフィットしているかが唯一の指標です。
実際、コミューンのメンバーはお互いの年齢を知らないと思います。全員さん付けで呼びますし、年齢が給与に影響を与えることはなく、ランクも変わっていきます。なので、年齢って社内では一度も聞かれたことなく、面白い質問だなって思いました(笑)
Q.3 ステークホルダーサクセスについて質問です。コミューンが考える「社会のあるべき姿」はどんな姿でしょうか。
A.3 コミューンがどういうアクションをとっているかを見て、そこから判断して欲しいなと思います。
というのも、私はいろんな正義があると思っているので、コミューンが考えている「社会ってこうあるべきだよね」というものに対して、必ずしもすべての人がそう思うわけではないだろうなと。なのでコミューンのアクションを見て、ご自身の考え方に合っているかどうかを判断してほしいなと思います。
Q.4 事業や組織において、これからここを頑張りたいという点を教えてください。
A.4 コミューンにジョインされる方にとって今のコミューンが一番面白いと思うのは、日本のCEOポジションが空いているということですね。
少なくとも私はもう日本の事業にタッチしていません。今は橋本さんが見ていますが、CEOはそこに適した人がやるべきというスタンスなので、これからより適した人がジョインされれば、変化する可能性があります。コミューンの今のフェーズから、組織がそれだけ変わる可能性があるというのは面白いなと思います。もちろん私個人として、変化量が多い分チャレンジに伴う不安はありますが、ジョインされる方にとっては面白いフェーズだと思います。
コミューン、新経営体制のお知らせコミューン株式会社のプレスリリース(2022年3月1日 12時04分) コミューン、新経営体制のお知らせprtimes.jp
Q.5 新卒採用はしていますか?
A.5 新卒はフルタイムインターンからのみ採用しています。
現在コミューンに新卒で入社した社員は4名いるのですが、全員フルタイムインターンからの採用です。なので、新卒入社に興味を持ってくださった方は、まずインターンでジョインして成果を出していただくのがファーストステップになると思います。
Q.6 B向け企業とC向け企業、各々のカスタマーサクセスについてお聞きしたいです。
A.6 コミューンのカスタマーサクセスは、B向けC向けと各々違いはあるものの、組織としては分かれていません。
C向けの場合はコミュニティ側のウェイトがより大きく、ユーザーのロイヤリティやエンゲージメントをいかに高めるか、という観点がキーになります。B向けの場合はカスタマーサクセス側のウェイトがより大きく、どうやってスケールさせるか、オンボーディングを効率よくできるか、という観点がキーになります。…というように、違いはもちろんあります。
ですが、commmuneのポイントは「カスタマーサクセスは、すべての企業の持続的な事業成長にとって必要不可欠な考え方である」というところにあります。つまり、役割を分けてしまうと自ら逆行したアクションをすることになってしまうので、分けていません。
個人的にはここにはこだわりがあり、BとかCって区切りはあんまり意味がないと思っています。例えば、誰でもオンラインストアが簡単につくれるサービスがありますよね。これを個人事業主が使ったとしたら、それはBなのかCなのか?って曖昧ですよね。カスタマーサクセスにおいては、コミュニティのテーマや、何のためにそれをやっているか、の方がはるかにインパクトが大きいと思っています。なので、コミューンではB向け・C向けと区切らないようにしています。
Q.7 セールスとして求められる能力は?
A.7 トップ営業のメンバーにポイントを聞いて共感したのは「『三方よし』を筋よく考えられるかどうか」です。
前提として、エンタープライズやSaaSのセールスとして、ソフトウェアの基礎知識が求められる面はあります。ただこれは知識なので、勉強すればなんとかなると思っています。一方で、クライアントとエンドユーザー、そしてコミューンの三方が「よし」となるポイントを探すのは、コミューンのセールスの難しく面白いところです。
commmuneは、クライアントだけでなく、その先にいるエンドユーザーが使ってくれないと続きません。一方でエンドユーザーが沢山集まっても、クライアントになんのメリットもなければやはり続かない。ボランティアではなく、事業のためにやっていることですからね。さらに、クライアントもエンドユーザーもハッピーでも、無料で使えてカスタマーサクセスも支援もやります、じゃ今度は我々コミューンが続かない。三者それぞれの視点でバチっとハマるパズルが作れるかどうかが、大きなポイントなんですね。
ただ、これを最初からできる方はなかなかいないと思っています。なので、それをいかに短期間で磨けるかが、ポイントになるかと思います。
Q.8 これまでにないサービスを作る中で、自らのバリューを信じられなくなったときはいつで、どうやって抜け出しましたか?
A.8 信じられなくなることはないです。ゆえに抜け出す、みたいなこともないです。ただ、「不確かさ」に悩むことはたくさんあります。今でもそうですし、ずっとそうだと思います。
信じることと不確かであることは別物で、不確かだからこそ信じることが必要だと思っています。どんなに大きな企業でもそうだと思います。そしてそれは健全だと思っていて、むしろ新たなチャレンジをするのであれば不確かで当たり前なんです。逆に、不確かさが一つもなければ、それはチャレンジをしていないんだと思います。信じられなくなったらやめたほうがいいです。
Q.9 どのような人を社員として迎えたいですか?また、向いていない人はどんな人ですか?
A.9 まず、採用はあくまでキャリアマッチングだと思っています。なので、コミューンは選ぶ側でもありますが、選ばれる側でもあります。そのうえで、我々が出しているさまざまな情報を見て、ベストな環境だと心から思っていただける方とご一緒したいです。
選考は、私やメンバーが見極め評価する場である一方、その人にとってもコミューンが適切な乗り物なのか、正しい選択なのかを見極めていただく「相互マッチングの場」だと思っています。なので、本当に自分にとっていい環境かどうかを、自分に正直に考えて欲しいんです。
もしコミューンが、まだまったくうまくいっていない会社で、プロダクトもまだまだこれからで、今と同じカルチャーだったら。それでもコミューンに入りたいと、パッションを持って思えるかどうかを問うてください。それでも、肩書やポジションに関係なく入りたいと思う方には、ぜひ興味を持っていただきたいです。もちろんその後にキャリアマッチングはあるのですが、最初の段階はそこかなと思っています。