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【社員インタビューVol.1】ゼロから開発組織を立ち上げ!価値にこだわり試行錯誤を楽しむ #エンジニア

こんにちは!ドクターメイト人事の足立です!
今回は入社して約半年が経った、ドクターメイト初のエンジニア、榎本さんにお話を聞かせてもらいました!

プログラミングだけじゃない、意外な体当たりキャリア

まずは簡単に、これまでのキャリアを教えて!

オッケーです!大学では社会学を勉強していてド文系だったのですが、ノリの会う先輩が金融系システムエンジニアとして働いていて、つられるように自分も金融系SEになりました。ぶっちゃけると「どうしても営業がしたくなかった」というのも理由のひとつです(笑)。

ダイビングが好きすぎるのでお金が貯まったタイミングで「沖縄に引っ越します!お世話になりました!」と告げて会社を辞め(笑)、沖縄に突撃して職探しを始めました。沖縄では金融知識を活かして、クレジットカード系の会社のエンジニアとして勤務。プログラミングだけじゃなく、貸金業法を学んだり資格の勉強をしたりして、楽しかったですね。

2年ほど沖縄で働いた後は本州に戻り、大手運送会社の金融系グループ会社に入って、システム構築に携わりました。物流、代引き、後払い……といった運送系金融の知識もついたころ、今度は千葉にある物流会社の社内SEとして転職しました。

そこではPCキッティングや社内システム構築をメインでやっていましたが、LANケーブルを担いで配線したり、冷蔵庫の中でマグロの入った発泡スチロールに氷を詰める仕事もしましたよ(笑)。荒っぽい世界ではありましたが、そういうのも楽しかったですね。

そのあとちょっとした縁があって、家から自転車通勤できる距離にある通販システムのベンチャーにジョインさせてもらって。金融・物流・プログラミングというこれまでのキャリアを組み合わせられるフィールドにワクワクしました。

サービスとしては、自社で配送員を雇って、市内にある複数の商店の商品を集荷してもらって、それをショッピングモールにあるロッカーの中に詰めておけば、お客様が簡単に取りに来られる……という仕組みでした。そのシステムを作るにあたって、まずロッカーをノコギリで切って(笑)。ロッカーの鍵を電子制御して、軽ワゴンで搬入して、通販サイトの運用までしました。結果的にそのサービスはクローズしてしまったのですが、いい経験でしたね。

その後がドクターメイトとの出会いです。去年の10月にジョインしたので、もう半年近いですね。

「次の世代にバトンを渡す仕事」を開拓する魅力

ドクターメイトとの出会いと、決め手は?

まずは前職サービスが縮小するということで、副業を探していたんです。その時に見つけた企業の中に、ドクターメイトがあって。実は義理の母が認知症を患っているので介護の領域に興味と課題感を持っていて、応募してみようと思いました。

それで宮崎さんとお話ししたんですけど、業界に対する熱い思いを語ってもらって、いい会社だな!って感じたんですよ。これはエンジニアメンバー全員が言ってることなんですけどね(笑)。

僕にとって印象的だったのは「子どもに対する国家予算と、高齢者に対する国家予算の違い」の話。教育費って昔から全然変わっていないのに、社会保障費は年々増加傾向なんですよね。私は子供が2人いるので、この話は本当に刺さりました。

「少子高齢化というのはあるけれども、国としてはもっと教育に投資をしていくべきで、そのためには社会保障費を抑えないといけない。ドクターメイトはそこに寄与できる会社だから、次の世代にバトンをつなぐ上で必要な仕事なんだ!」と熱く語ってもらったことで、自分の中でも本当にそうだなと共感できて。今までドクターメイトのことは知らなかったけど、社会を変えていく会社なんだって感じられたので、すげー会社だ!と思えたんです。

副業としての仕事を探していた僕だけど、面談を通じて「あー、これは副業じゃもったいない。フルジョインした方が面白そうだな!」って思うようになりました。特に「一人目のエンジニアとしてジョインできる」という福利厚生レベルに美味しいポジションに惹かれましたね。

ゼロから開発組織の立ち上げ、技術選定、実装まで出来るなんて創業メンバーじゃないとできないような経験だし、好きなように組み立てられるのは魅力ですよ。まあ、いま振り返ると「他のやり方をすればよかった」「失敗したかな」と思うことも多々ありますが……(汗)。チャレンジングで、いい環境だな、と思っています。

フルジョインしてくれてよかった!入ってみてどうでした?

代表や役員がめっちゃ手を動かしている上に、距離も近いなと感じています。施設に行ったり、デザインについて意見をくれたり、開発に必要な物品を調達したり、日々本当に申し訳ないくらい雑用も引き受けてくれちゃってて……。そういう動きの速さと量が、ベンチャーっぽいなと思いますね。

それに、代表の青柳さんが日に日に進化している感じがするんですよ。調達を経て言ってることややってることがどんどん経営者らしくなっていて、経営層が一番成長しているなと感じます。だからこそ負けていられないなって思うし、切磋琢磨できるこの雰囲気はベンチャーっぽいなと思いますね。

それから、ミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を大切にする社風に驚きました。今までの会社でもミッションは掲げていたけれど、現場と経営側の距離感みたいなものはあって「ふーん」くらいの感覚のまま、自分ごととして捉える機会があまりなかったように思います。

でも、ドクターメイトでは月に1度、MVVついて話し合ったりするんですよね。そういうカルチャーの中で、エンジニア組織としてもこれからの拡大に向けて共通言語・価値観を作っていこうという話になって、エンジニアMVVも作りました。

エンジニアMVV
・価値にこだわる Value! Value!! Value!!!
・議論を尽くす Full Discussion !
・困難を楽しむ Happy Hacking !

まずは「みんなが思ういい組織とは?」「どんな動き方をするエンジニアがいい?」というのをみんなで出し合って、そこから共通の要素を抜き出して、会社のMVVと紐付けたり、何度も議論して改訂しながらここに至りました。妥協しないで喧々諤諤やりましたね。

このエンジニアMVVについて詳しく説明すると、組織の文化を分かってもらえるし、カジュアル面談でもいい反応がもらえます。内容的には多くのエンジニアが共感するものだと思うんですけど、改めて伝えるって大事ですよね。

価値にこだわり、良いスパイラルを生み出す仕組みを作りたい

どんなふうに働いているの?

やっていることとしては自社プロダクトの開発です。2月末のリリースを予定していて、今大詰めです!会社の将来のことを考えて、先々につながる仕掛けをしながら作っているので、新規事業をやっている感覚でもあります。プロダクト開発は会社にとっても大きな投資だと思うので、未来の目線を持ち続けてやっていきたいです。

プロダクト開発はプログラミングだけではなくて、ユーザーインタビューなども行っています。既存施設の協力を得て、実際に介護施設に伺って現場の人の話を聞くと、すごく課題の解像度が上がって面白いんですよね。

現場で使われているソフトウェアが重すぎて驚いたり、業務フローを聞くなかで「それ、大変じゃない?」と気づいたり、看護師さんってこんなことで困っているんだと分かったり……とても勉強になります。実際に足を運ぶことは大事だなと思いますし、CSを通じた振り返り会などの機会も逃さずに積極的に関与していきたいなと思っています。

そして開発ではただ言われたものを作るのではなくて、根本的な課題はなんなのか、どうすれば真の解決になるのかを考えています。「この仮説って本当?」「この課題は本当に課題?」と不安になることもあるんですけど、考えたものが価値あるものになっていく過程は辛くて楽しい、痛気持ち良い、みたいな感じです(笑)。

考えて、迷って、もしかしたら捨てるかもしれないリスクと対面しながら作って、試行錯誤を楽しむ仕事です。この仕事に魅力を感じるかどうかは人によるところがあると思いますが、楽しそうだなと感じた人にはおすすめの職場だと思いますね!

チームとしては、メンバーそれぞれがゆるく役割を持っていて、不可侵領域は作らずにお互いに染み出しながら働いています。エンジニアだけで閉じることもなく、組織外の人とも会話しながら業務を進めているのは特徴ですかね。

正社員のメンバーが3名に増えて心強いです。コミュニケーション面での問題が出ないように、しっかり時間をとって意識合わせをしたり、各メンバーと1on1を設定してみたり、試行錯誤していますね。日常的に会話する他に、同じコードを眺めながら話し合うと盛り上がるんです。

エンジニア同士でコミュニケーションする上で大切なのは、思想をすり合わせることだと思っています。例えば「良いコードを書こう」と言った時、それが「今はちょっと工数がかかるけど、後で見た時にわかりやすくて運用・修正しやすいコード」なのか「とにかく早く書けて簡単だけど、後で見直した時に読み解くのが大変」なのかは大きな違いです。

面接の中でも、しっかりとコードを書いてくれる人かどうか意識合わせをしながらお話ししますし、入社後もソースコードをレビューしながら継続的に意識合わせをしていますね。最初から全部思想が合っている必要はなくて、少しずつ同じ目線になっていければいいかなと。

あとはカルチャーとしてエンジニア同士がめっちゃ仲良くて、ウェットに絡んでいます(笑)。飲みにいくのが好きなタイプが多いので、オンライン飲み会とかも結構やりますよ。健康診断の結果や子供の様子を話したり、ゲームを布教されたり……ゆるふわな空気で、まったり楽しくやってます!

「エンジニアは寡黙で孤独を愛する」みたいなイメージあるのかもしれないですけど、全然そんな感じではないです。入社した時にあづみさんから「おしゃべり好きのエンジニアもいるんだねぇ!?」って言われたの、ずっと根に持ってますからね(笑)!

それは本当にごめん……(笑)!続いて、これからチャレンジしたいことについて聞かせて!

僕にとってはドクターメイトにいること自体がチャレンジではあるんですけど、事業をプロダクトが牽引する会社にしていけたらいいな。プロダクトがあって、データが蓄積されて、分析することで新たな事業が生まれて、その事業をグロースするためにより良いプロダクトができて、またデータが貯まって……というような、正のスパイラルを生み出すことが僕のやりたいことです。

僕は超すごい人間、というわけではないので、足りないところは伸び代だと言い聞かせつつ、そういったいい循環を作り出すためにはどうしたらいいんだろう、というのを日々考えたりしています。

今ドクターメイトには「夜間オンコール代行」と「医療相談」という2つの大きな柱があって、その周辺に地域連携などがありますが、まだまだできることはたくさんあると感じているんです。事業領域を拡大させながら、データを蓄積するだけじゃなく、活用分析することでどんどん伸びる会社だと思っていますので、そこの設計に力を入れていきたいです。

どんな人にジョインしてほしい?

先ほどの話の通り、試行錯誤が楽しめる人、というのが大前提ですね。「失敗した!」と思うことも日常なので、素早く切り替えて次に繋げられる人が良いなと思います。僕は仕事をする上で「価値にこだわる」ことを大事にしているので「一度決まったから変えない」という姿勢ではなくて、ちゃんと価値につながるように理解したり意見を言ったりしながら柔軟にいろんな仕組みを組み上げていけたら良いと思います。

あとは優しい人が良いですね!ドクターメイトには優しい人しかいないので、バチバチ火花を散らしながらというよりは、提案ベースで柔らかい空気を醸しながら開発しています。そういう雰囲気が好きだな、一緒に作っていきたいなと思う方だと安心です。

最後に、思想のすり合わせができる方が理想です。全員違う考えを持っているという前提で、アジャストできると良いですね。もちろん僕らも「こうあるべき」と硬直してはいけないと思っていますし、外からの視点はとても貴重で重要だと思っているので、「こうしたらもっと良くなるんじゃないですか?」と提案してくれると嬉しいです。

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