名古屋大学大学院を卒業後、化粧品メーカーの研修職として社会人のキャリアをスタートした加藤さんは現在、化粧品コンサルタントとBDR・SDRのインサイドセールスの二足の草鞋を履いて活躍しています。 どのようなことを大切にして業務に携わっているのかお話を聞きました。(聞き手:Maroo 代表取締役社長 山梨寛弥)
インサイドセールスBPO事業部 加藤 裕也さん
理系大学院(工学研究科・化学工学専攻)卒業後、新卒で化粧品メーカー ファンケルの研究開発職に従事。1年目から数社のOEMメーカーとのコンペに勝ち、年間数十万個の化粧品開発、特許2報。フリーランスの不動産仲介営業・転職エージェントを経て、株式会社リクルートや株式会社SAKIYOMIにて、インサイドセールスのプレイヤーやマネージャーとして、既存・新規事業にて毎月個人・チームKPI達成。株式会社Marooにて、2社のBPOで、BDR・SDRのインサイドセールスおよびコンサルタントに従事。
理系大学院から化粧品の研究職を選んだ理由
━━━まずは、加藤さんの経歴を教えてください。
理系の大学院を卒業後、ゼロから何かを生み出し、身近な人に喜んでもらえる商品に携わりたいという気持ちから化粧品の研究職として2年間働いていました。しかし「お客さんの顔」が見えないことに加え、早くからマネジメント職に就きたい気持ちがあり、会社の制度的に実現が難しいことからフリーランスとして新しい分野に挑戦することを考えるようになりました。
色々調べていくなかで化粧品コンサルティングに興味を持ち、化粧品メーカーのマーケティング出身者はいるものの、研究職出身のコンサルタントが少なかったため差別化できるのではないかと思い研究職を続けながら副業としてコンサルを始めました。
その後も二足の草鞋を続けながら、営業・転職エージェントも並行して行い、技術を磨くためにハードワークを続けました。副業の収入が安定してきたため、6年目に研究職を辞め、フリーランスとして本格的に活動を開始しました。そこから大手人材系企業での営業経験を経て、別の会社で新規事業の立ち上げに携わり、プレイヤー兼マネージャーとして活躍しました。現在は、平日・土日含め、化粧品コンサルタントとして約7社を担当しています。
Marooとは、X(旧ツイッター)経由で山梨さん(@device0462)と知り合い、Marooのお取引先様のインサイドセールスの組織立ち上げや業務代行を支援させていただいております。
研究も営業も、結果を出して顧客に喜んでもらう根本は同じ
━━━加藤さんとお仕事をさせてもらっていて感じるのが責任感の強さやコミットメントの 高さです。 普段、意識されていることはありますか?
研究職をしていた頃、土日関係なく働いていた経験が、今の働き方に活きていると思います。研究プロジェクトがうまく進まない時でも、平日の夜や土日を使ってお客様に対応することが自然にできる姿勢が身についたように感じます。今の時代、残業を美化してはいけないことも理解していますが、スタンスとして得られたものは大きかったです。
研究職ではお給料に関係なく、早く技術を身につけて成長し、会社に貢献したいという気持ちで働いていました。この責任感は営業職でも同じで、お客様の成功を導くためには自分が主体的に動くことが重要です。結果を出してお客様に喜んでもらえることが、仕事の継続に繋がると感じています。
研究職も営業職も根本的なマインドや姿勢は同じで、その考え方を大切にしながら日々取り組んでいます。
━━━私も理系の大学院で修士課程を修了していますが、研究職だと"お客様の顔"が見えることはほとんどありませんよね?どのような経験からお客様に喜んでもらうというマインドを得たのでしょうか?
少し遡りますが、高校時代に人間関係で苦労した時期がありました。実はそれまでは他人の反応をあまり気にしない人生を送ってきたのですが、その時期に「自分がどう思われているのか」「自分の言葉がどう伝わっているのか」を深く考えるようになりました。これが人間関係について考えるきっかけでした。その後、自分の言動が相手にどう影響しているかを意識し始め、「どうしたら人に貢献できるのか?」と前向きに考えるようになりました。
この経験は現在にも生きており、営業の仕事でも「自分がされて嬉しいことを他人にする」という気持ちで取り組んでいます。お客様に貢献し、彼らと良い関係を築くために、平日の夜や土日でも全力で仕事に取り組んでいます。
MarooでのISのやりがいは、専門性の高さとクライアントとの信頼関係
━━━これまで様々な組織での営業代行会社で支援をしてきた加藤さんから見て、Marooにはどのような特徴がありますか?
Marooでは代表の山梨さんや専門性が高いディレクターがプロジェクトに深く関わり、支援先との関係構築がスムーズです。Marooに所属するディレクターは、インサイドセールス(IS)の専門知識が豊富にあったり、実務レベルが高い方が多いため、相談がしやすい環境が整っています。
営業職ではお客様と近い距離で直接影響を与えられることが魅力で、自身の化粧品コンサルの仕事にも営業スキルが役立っています。問い合わせから仕事に繋がるだけでなく、長期的な関係構築にも営業的なテクニックが重要だと実感しています。
━━━Marooのインサイドセールス業務でやりがいを感じる瞬間は?
やはり一番嬉しいのは、アポイントを取ってお客様と繋がり、そのアポイントが受注に繋がったというご報告をいただいた時です。お客様と楽しく会話ができる瞬間があり、その短い時間でもお客様にとって良い体験になれば、それが会社の成功に繋がると信じています。
インサイドセールスは会社の最初の顔ですから、そうやってお客様と長期的な関係を築けることがやりがいにつながっています。
現状に満足せずにさらに成長しようとする環境があるので、クライアントの求める目標やKPIを常に達成し、貢献していくことが私たちに課せられた使命だと考えています。
「理想のインサイドセールス像」を求めるチャレンジ
━━━今後、インサイドセールスとして、化粧品コンサルタントとして挑戦したいことはありますか?
インサイドセールスとしては、自分自身の”個”としての成果を上げることは大前提として、チーム全体で成果を最大化することにも挑戦していきたいです。たとえばモチベーションが下がっている人や成果がなかなか出せずに悩んでいる人の目標達成にも貢献できるような働き方をしていきたいです。そういうチーム全体で成果を上げていく姿が、私にとっての理想のインサイドセールス像ですね。
現在は化粧品コンサルタントと営業を両立しているため、リソースに限界を感じています。今後は採用を進め、新しいプロジェクトを任せる体制を整えながら、事業を拡大していきたいと考えています。 将来的にその営業部隊を立ち上げてお仕事を獲得していく動きまで繋げられると、自分自身の営業キャリアも自分の化粧品コンサルの事業にも活かしていけるのではないか現段階で構想しています。
さいごに
━━━Marooのインサイドセールスに興味がある方に向けて一言お願いします。
Marooではインサイドセールスのプロフェッショナルとして、お取引先のお客様を成功に導くという強い意志や責任感を持っている方が活躍しています。正社員雇用や業務委託などにかかわらず、仕事に対して熱量を持って取り組み、貢献できる人材が集まる組織で仕事をすることで多くの経験を積むことができるでしょう。
どんなプロジェクトやサービスでも成果を出せる、最強のインサイドセールスを目指す組織に魅力を感じて一緒に働いてくれる方をお待ちしています!興味をお持ちいただけた方は、以下の「話を聞きに行きたい」または他の募集記事からご応募ください。
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