こんにちは。
ポテンシャライトの新井です!
ここまで7名が1つずつ好きなカルチャーを題材に続けてきたカルチャーブログですが、今回は少しテイストを変え、新井と小磯がそれぞれの切り口で「make to do」について書いてきたいと思います。
新井🙋♂️:大項目1、2を担当し、
小磯💁♀️:大項目3、4をお伝えいたします。
では、まずは私新井からいきたいと思います!
1. make to doとは?
上の図にあるように、ポテンシャライトでは何か業務を終えた後、必ずmake to doをするカルチャーがあります。つまり、次にやるべきこと(Todo)を必ず設定するという意味です。
そしてそれは、
- 「業務」のやることではな
- 「同じ失敗をしないため」「よりよくするため」に何をすべきか?
という意味でTodoを設定します。
せっかく日々の仕事で多くの学びや気づきを得たとしても、
それに満足して次の行動に生かさなければ、学びや気づきの意味がありません。
2. 成長に必要不可欠な要素「make to do」
本項では、新井のmake Todoに対する考え方をご紹介させていただけたらと思います。
2-1. なぜmake to doが重要だと考えるのか
なぜ重要だと考えるのかいうと、「昨日よりも確実に前進できるから」です。
- 学んだと「感じて」、具体的な次の行動を「設定していない」パターン
- 学んだと「感じて」、具体的な次の行動を「設定している」パターン
上の2つだと、圧倒的に後者の方が前進できます。
人間は必ず物事を忘れる生き物です。行動を振り返って「次はこうしよう」と考えたことも必ず数日で忘れてしまいます。そのため、ポテンシャライトでは5W1H観点でネクストアクションを設定することで、確実に成長していこうという文化があります。
ご存知の方も多いかと思いますが、上記の図はエビングハウスの忘却曲線です。
時間に対する記憶の保持量として例に挙げられる概念です。当たり前ですが、時間とともに記憶は薄れてしまうということです。
時間がたつと物事を忘れてしまうので、ポテンシャライトでは全てのMTGでTodoを設定しています。
また、ポテンシャライトにはChallenge yourselfというバリューがあります。これは、「身の丈以上」のチャレンジを推奨し仕事を自ら取りにいきましょうという文化です。
身の丈を超える経験は大きな学びを得ることができる一方で、ただ「経験しました」だけではポテンシャライトにいなくてもできることだと思っています。
成長の機会を取りにいける環境にいながら、「それなり」に仕事をするのはもったいことです。
例えば、採用ブランディングのご支援に入らせていただいた際です。
採用ブランディングとは「企業の魅力を発掘、整理、言語化すること」
※ポテンシャライトでの定義です
採用ブランディングの詳細を知りたい方は下記の記事をご覧いただければと思います。
採用ブランディングは、定常業務ではありません。
クライアント1社のご支援期間は、長いと1年以上になりますが、その期間の中で、採用ブランディングを実施するのは1度のパターンが多いです(場合にもよりますが)。かつ、奥が深くすぐにマスターできるものではありません。
みなさんの業務の中でも、大きな成長の機会やなかなか経験できないことがあるかと思います。
例えば、エージェント業の業務に置き換えると、
(1)これまで取引がなかった企業様との初回の商談時
(2)転職意欲・スキルレベルも高い求職者様との面談時
が該当するでしょうか。
仮に、(1)のシーンがあった後に振り返りを行い、「競合他社と比較して自社のメリットを伝えられなかった」という反省があったとしましょう。
それに対してTodoを設定する際に、
- 「次は自社のメリットをしっかり伝えよう」と「頭で考える」だけ
- 「自社と競合他社の比較表を来週月曜日までに作成する」と「TODOを設定する」
上記の2つだと「後者」のほうが、前進できるはずです。
このように、経験を確実に次に生かすことができる「make to do」は成長する上で必須の要素だと感じています。
2-2. 他の会社と何が違う?
個人的な主観も含めつつ、Todoを設定する上で他の会社となにが違うのかを2つの観点からお話しできればと思います。
①Todoの「具体性」
一つ目は、立てたTodoの具体性が高いということです。
例えば、
「クライアントとのMTGで発生したタスクは、翌日までに完了させ先方に納品する。」
のように、5W1Hの視点で具体的なアクションに落とし込みます。
上記に対して、NG例としては下記になります。
「クライアントから依頼はできるだけ早く終わらせるよう意識する。」
NG例のTodoの場合は、具体的なアクションまで落とし込めていないため、99%の確率で実施せずに忘れていってしまいます。
ちなみに、「具体性の低いTodo」を設定すると、取締役から下記のようなありがたいフィードバックをもらいます...!
②Todoの「頻度」
結論、Todoを「毎日」の頻度で設定しています。
実入社半年以内のメンバーはほぼ全員、「毎日」1日の振り返りを実施しTodoを設定しています。
社会人になり年次が上がるにつれて、1日を振り返ることは減っていくでしょうし、実施している社会人は1%程度なのではないかと思います。
代表の山根によく言われるのは、
「年齢が上がると成長スピードが鈍化するというのは勘違い。30代になっても、23歳の新卒社員以上のスピードで成長することは可能」
と言われてます。
また、年齢/年次が上がったからといって、振り返りをしなくていい理由はないと伝えられています。
振り返りの仕組みとして「振り返りシート」をスプレッドシートで作成し、毎日終業時にslackにアップしています。
フォーマットは特に決まっておらず、個々人のやりやすい形で実施しています。
ここまでは、新井が考える「make to do」を記載させていただきました。
ここからは、小磯からお伝えします💁♀️
(新井が記載したことと同じような内容を含みますが、小磯目線で感じているカルチャーが記載されていると思っていただけると幸いです。)
3. ポテンシャライトは日本で1番make to doを気にしているかも!?
大項目の通り、ポテンシャライトでは日本で1番と言っていいほど、「make to do 」に拘っている会社なのではないか?と思っています。
3-1. 入社して学んだmake to do
これは私 が入社して間もない頃、一度業務で失敗をしてしまい 山根に謝りに行った時の話です。
私は怒られると思い、正直ビビっていたのですが 山根から、
「初めてのことだし 、教えてないことだから別にいいよ。ただ、また同じミスをしてしまうとと正直きつい。 だから 二度と同じミスをしないような施策 考えてそれを俺に伝えて」
と言われました。
怒られるなと思っていた私は、結構驚きました。
「学び」や「反省」は「した」だけでは本当に意味がありません。次に生かすためには何をするべきなのか考え、実行してやっと意味がある体験になることを身を持って体験した事例でした。
3-2. make to doの仕組み化
ポテンシャライトのmake to doはとても粒度が細かいです。
例えば研修の後にtodoを設定する際には「明日、今日の研修を復習をする」というtodoだけでは、山根から絶対に復習をすることを忘れない自信があるかどうか聞かれます。
こちらのdo constructionのブログでも公開しましたが、ポテンシャライトは「仕組み化」にもこだわっている会社です。なのでtodoを忘れない 仕組みを考えることも重要です。
do constructionのブログはこちら!
これも入社して間もない頃、山根に教わった事なのですが、todoを必ず実行するための行動の秘訣。
それは「必然的行動と結びつける」です。
たとえば、研修の復習についてのtodoをメモを見返すと設定したのであれば、
研修で学んだことのメモを1週間スマホの待ち受け画面に設定する
↓
1週間後、同期にテストを出してもらって満点をとる
これがポテンシャライトのtodoです。スマホの待ち受け画面にすれば自然と目に入りますし、テストを1週間後に実施するとなると、勉強しなければならない状況になります。
3-3. 毎日の振り返り
前項で新井から話があったように、私も日々の「振り返り」を大事にしています。
正直私は、ポテンシャライトに入社するまで業務日報や個人的な日記ですら、全く続いたことがない人生でした。(3日続けばいいほうでした・・)
しかし、ポテンシャライトに入社してから半年間毎日欠かさずに振り返りを続けてこれました。今では、1日の終わりに振り返り時間を設けないとすっきりしないほど習慣化しました。
▲とある日の私の振り返りです。5W1Hでネクストアクションを設定しているので、比較的細かく設定していると思います。
なぜ日記すら続かなかった私が、半年間も自主的に振り返りを続けてこれたのか。
それはポテンシャライトに入ってmake to doすることの大切さに気づいたからだと思います。
また、Slackのkoiso-chに振り返りをUPして、たまにメンバーからスタンプやコメントをもらえるのもモチベーションだったりします!
4. 最後に
いかがでしたでしょうか?
「そこまでmake to doするの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
- この記事を読んでワクワクした方
- 自分もmake to doを大切にして圧倒的な成長をしたい!と考えた方
- HR領域でプロフェッショナルを目指したい方
にとっては、ポテンシャライトにピッタリの環境があると実感しています。
このカルチャーに少しでも共感できた方、ぜひカジュアルにお話しましょう!