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デジタルで人と人とをつなぎ、お買い物を通じて楽しい体験を作りたい

こんにちは! アイムデジタルラボの採用広報担当です。今回は、当社の代表取締役社長・三部智英(さんべ ともひで)のインタビューをお届けします。
2021年、アイムデジタルラボは、日経コンピュータ主催『IT Japan Award 2021』特別賞に選出されるなど、多くのみなさまに注目していただきました。その1年をふりかえるとともに、2022年の展望を語ってもらいました。

個性豊かな中途採用メンバーが新しい風を運んでくれた!


Q.まずは、ご経歴など自己紹介をお願いします
私は大学卒業後、三越伊勢丹HDに新卒入社し、伊勢丹浦和店の婦人服売場に配属されました。理工学部出身だったこともあり、4年目で伊勢丹の情報システム部門に異動。以来、20年以上にわたって多くのシステム開発に携わりしました。
2019年10月には三越伊勢丹のDXを目的として株式会社アイムデジタルラボを設立し、代表取締役社長に就任しました。

Q.設立から現在まで、アイムデジタルラボの歩みもお聞かせください
アイムデジタルラボは2019年10月、約 350 年の歴史を持つ三越伊勢丹グループが培ってきた現場の資産に、テクノロジーやクリエイティビティをかけ合わせ、新しい買い物体験を生みだそう、という志で設立しました。
「仕組みを変えてお買い物を楽しくする」というミッションのもと、シューフィッティングサービス『YourFIT 365』や、オンラインで接客を受けて店頭の商品を購入できる『三越伊勢丹リモートショッピング』などを開発。伝統と信頼をベースにしながら流通業界のデジタル変革をリードする取り組みを進めています。

Q.2021年はどのような年でしたか?
アイムデジタルラボは三越伊勢丹からの出向と中途採用メンバーが半々ですが、中途メンバーとのディスカッションが楽しかったですね。
彼らは各現場に入って「お客さまを喜ばせたい」「三越伊勢丹のお買い場や従業員の仕事をよくしたい」という思いで仕事を進め、課題やアイデアを持ち帰ってくれます。その報告では「ここまでやってくれているの?」とこちらが驚くほど、自ら考えて素早く動き、現場に溶け込んでます。外部な視点で新しい気づきをもたらし、課題解決の動きが出てきていることがうれしいです。
エンジニアチームは、取締役・鈴木雄介(すずき ゆうすけ)氏の配下でスピード感を持って対応してくれ、個性を生かしてやりたいことをやってくれています。自分たちの意志で仕事をしてくれて、とてもいい形ができていると実感しています。

Q.三越伊勢丹内でのアイムデジタルラボの存在感に変化はありましたか?
『YourFIT 365』は4カ月間、『三越伊勢丹リモートショッピング』は3カ月間というスピード感で開発したことはもちろん、メンバーが売場と一体となって課題改善に挑む姿勢が評価され、現場からの認知度もさらに高まりました。
三越伊勢丹ホールティングスのCEO・細谷敏幸もアイムデジタルラボというIT子会社の存在をホールディングスの価値と認め、社内外に発信しています。この1年で、仕事がやりやすい環境が整ってきたなと感じています。

350年も続く老舗がDXで評価された

Q.2021年はさまざまな受賞やメディア記事で取り上げられました
印象深いのは独立行政法人情報処理推進機構・IPAのDX実践手引書に、我々のプロダクトがモダナイズの事例として取り上げられたことです。三越伊勢丹のように350年も続く企業がデジタルの好事例として挙げられたのは、うれしかったです。
そのほか、レッドハット社の『Red Hat APAC Innovation Awards 2021』や、日経コンピュータ主催の『IT Japan Award 2021 特別賞』も受賞できました。技術的な取り組みを評価していただいたのは、大きな栄誉だととらえております。

Q.三越伊勢丹のDX推進の進捗状況はいかがですか?
三越伊勢丹は小売業ですので、目の前のひとりひとりのお客さまに向き合って価値を提供し、その小さな積み重ねを広げていくことを最も大切に考えています。だからこそ、DXも小さな変革の積み重ねだと思っています。
デジタルを活用した成功事例は多々生まれており、たとえば弊社で開発した『三越伊勢丹リモートショッピング』では、お客さまから感謝の言葉をいただくことがとても多いんです。そのひと言で現場スタッフのモチベーションが高まり、また新たなサービスに波及するような好循環が生まれ、かなり活用度が高まってきました。

幸せな買い物体験にITで寄り添い、社会全体の課題解決へ


Q.これからのアイムデジタルラボの展望はどう描いていらっしゃいますか?
そうですね、我々の知見を三越伊勢丹だけでなく、世の中にも広く提供し、企業に寄り添って課題解決に挑む事業も考えていきたいです。そのためにはもっと視野を広げて、社会全体の課題解決に向かっていきたいと考えています。
今はクリックすれば手軽に何でも購入できる時代ですが、お買い物は「幸せになれる何か」を探すような、言語化できない思いがつまったものです。我々のミッションは「仕組みを変えてお買い物を楽しくする」です。DXは、デジタルを通じて人と人との関係を築き、お客さまをハッピーにするものです。お客さまが笑顔になる、もしくは一緒にタッグを組んだ企業が課題を解決できてハッピーになる…。お買い物を通じて、そういう“ハッピーイノベーション”を実現できるような世界を構築していきたいと考えています。

Q.今後、どのような方にジョインしていただきたいでしょうか
弊社のビジョンである「世の中を楽しくしたい」「お買い物を楽しくしたい」に共感してくれる方。そして、弊社でどんどん新しい試してみたいという方。そんな人材が加わってくださるとうれしいですね。
お客さまとのやり取りには、AIでは解けない答えがあります。そこにどうテクノロジーを活用できるのか、一緒にトライ&エラーしながら考えていきたい。テクノロジーに対する考え方、将来像までともに描いていける人が加わってくだされば頼もしいですね。

Q.今後、アイムデジタルラボはどう進んでいくのか、抱負を教えてください
「ここでお買い物してよかった」「またお買い物に来たい」――そんな幸せな体験をどんどん生み出すため、お客さまや企業に喜んでもらえるサービスをたくさん作りたいですね。現状ではまだまだ足りていませんから!今後も、さまざまな課題に挑み、新たなサービスを提供していきますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。


いかがでしたでしょうか? 350年の伝統を舞台に新たなお買い物体験をイノベーションしていく…そんな弊社の取り組みに興味を抱いた方はぜひ、お話ししましょう!
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