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人事とは異なるアプローチから、学生の「本質的なキャリア選択」を支援する醍醐味

Original Pointでは一緒に大学キャリア教育に革命を起こす仲間を募集しています。今回話を聞くのは、「ハタチのトビラ」のプロデューサーとして活躍しているコクヨ株式会社の山本浩貴さん。

山本さんはもともと人事として新卒採用の現場で働いていましたが、「人事とは異なるアプローチで大学生のキャリア支援をしたい」との想いから、2020年に副業でOriginal Pointにジョインしました。Original Pointで働く理由や醍醐味について、山本さんに伺いました。

大学3年生よりも、早い段階でのキャリア支援が必要だと感じた

ーこれまでのご経歴を教えてください。

新卒でコクヨに入社し、最初の5年間は空間構築のコンサルティング営業、その後の7年間は人事で主に新卒採用を担当してきました。今年の1月から再び営業に戻り、現在はマネジメントの仕事を中心に行なっています。

Original Pointでの副業は、私が人事だった2020年頃に始めました。もともと「ジョブシャドウ」という動画制作サービスをご依頼していたので、会社としては以前から取引がある状態でした。

ーなぜOriginal Pointで副業を始めたのですか?

採用の現場では、「福利厚生がよかったから」「いい人がいたから」といった、自分にとっての「働く」という行為を、表層的な理由だけで考え就職先を決めてしまう学生も多いと感じていて、危機感を感じていました。そしてそれは、社会人が学生の皆さんに対して問いかける機会が少ないんだとも感じていました。

人事として関わる学生は大学3年生が中心です。しかし学生が本当に納得して就職先を選ぶためには、もっと早い1、2年生の段階から自分のキャリアについて考え始める必要があると思ったんです。

その点、Original Pointが展開している「ハタチのトビラ」は、まさにその部分をカバーするサービスでした。副業として関わることで、人事とは異なる方向性から学生のキャリアを応援できるのではないかと思い、ジョインを決めました。

ー現在はOriginal Pointでどんな仕事をしていますか?

「ハタチのトビラ」では、自分なりの思いやテーマを持って働く大人を増やすことを目的としたイベントを開催しています。自分はそのプロデューサーとして、コンテンツの企画設計からイベント当日のファシリテーションまで行なっています。

常に意識しているのは、参加してくれた学生に「問い」を残せる場にすることです。

私たちは就活をうまく乗り越えてもらうことを目的に事業を行なっているわけではありません。「世の中にはいろんな大人がいて、いろんな選択肢がある。その中で自分はどうしたいのだろう?」ということを考えてもらう場にすることを心がけています。

安易に答えらしいものを与えることをしないのは、結局キャリアを決めるのは学生自身だからです。何かしらの基準を持って会社を選ばない限り、人は安易な転職を繰り返してしまう。その結果、いつの間にか言い訳ばかりの人生になってしまうかもしれません。

一回の就活だけではなく、その後の人生においてもずっと「自分で納得して決める」ができるようになってほしいという想いを持って、この仕事に取り組んでいます。

学生の内側から「問い」が湧き上がる場を設計する

ーOriginal Pointで働く魅力は何ですか?

一つは、企業の一採用担当として接するよりも、圧倒的に幅広い学生のキャリアを応援できることです。

企業の担当者としては会社に興味を持ってくれた学生と関わることの方が圧倒的に多いかと思いますが、Original Pointでは就活を始める前の段階の学生にもアプローチができるので、自分自身が価値を提供できる幅が広がったなと感じます。

ちなみに、大学生のキャリア支援サービスを提供する会社は他にもありますが、私はOriginal Pointは独自のポジションに位置していると捉えています。

一時の就活を乗り越えるためのHow toを教えるのでもなく、特別なトレーニングの場を用意して外部から炎を焚きつけるのでもない。あくまで学生の内側から「問い」が湧き上がるような場を設計し、働くテーマを見つける支援をしているのはOriginal Pointだけだと思います

ただ、独自のポジションだからこそ、その価値を広げるのが簡単ではないのも事実です。

さまざまなプレーヤーがいる業界の中で、どのように学生の認知を獲得していくか、そしてサービスをどのように進化させていくかを考えられるのは、今このタイミングでOriginal Pointに関わるからこそ感じられる面白さの一つだと思います。

ー山本さん自身も「ハタチのトビラ」に関わることで得た気づきはありましたか?

はい、それはたくさんありました。「ハタチのトビラ」のイベントでは毎回ゲストを呼んでキャリアの話をしてもらうのですが、普段だとなかなかお会いできないかとの刺激的な話を聞くことができるので、普通に社会人の話を聞くよりも、よっぽど面白いと思います(笑)

独立して事業を営んでいる人も、会社の中で尖った個性を発揮している人も、自分なりの思いやテーマを持って働いている大人が「ハタチのトビラ」に集まってくるので、さまざまな社会人に知り合えます。

純粋に「こんな風に働く大人ってすごいな」と思える機会を得られるのは本当にありがたいですね。自分自身の学び直しやキャリアの見直しにもつながっていると思います。

独自のポジションから、純粋な思いで学生に向き合える

ー今後Original Pointで実現したいことを教えてください。

「ハタチのトビラ」を中心としたコミュニティを形成したいです。

ここに参加した学生が社会人となり、また「ハタチのトビラ」にやってきて、交流しながらキャリアについて一緒に考えていく。僕らが一方的に伝えるのではなく、学生と卒業生がお互いに育て合うような環境が作れたら嬉しいですね。

ーどんな人にOriginal Pointにジョインしてほしいですか?

人のキャリアに興味がある人や、「働く」をポジティブに変えたいという想いのある人は、大きなやりがいを感じられると思います。

Original Pointには「学生のキャリアにとって本当に良いことはなんだろう?」という、根本的な問いを持つ人が集まっているので、純粋な思いで学生に向き合うことができる環境があります。

学生のキャリアに本質的に向き合いたい、自分の提供できる価値の幅を広げたいという人は、ぜひOriginal Pointへのジョインをご検討ください。一採用担当者視点では知り得なかった、新しいキャリア支援の形に出会えると思います。

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