食品を取り扱うナコムはDXに挑戦しています。20名の正社員、20名のパートの会社で、DXに関して熟知している社員や経営者もいない。だけど、挑戦をしていきたいとの思いがふつふつと湧いてきた。
10年ほど前から既存のシステムの改修を行って、業務の改善を図ってきたこともあり、システムが仕事を楽にさせることは社内でも風土はあります。
そこで、数年前から”IT改善”として、プロジェクトを立ち上げ、常務取締役 西村と数人の社員がスタートした。手始めに、kinotneを使って、仕事の共有化や改善をし始めた。今でも経費申請アプリや日報、毎週月曜日の朝礼での日直による発表アプリなど共有したいときには、すぐに作れるkinotne。どんどん増えて今では自分たちで作ったアプリは100個ほどになった。
さすが、kinotne。共有化と簡単な仕組みは作りやすい。
ここで次は、ずっと課題であった、受注入力を改善しようというもの。
電話とFAXの大量な受注を改善するために、kintoneでは断念。なにせ複雑な受注の方法があり、他に探しては見たが、出てこない。
そこで、Filemaker を導入することにした。さすがに自分たちでは作れないのでベンダーさんに委託して作っていただいたのが「スマート発注」アプリ。全国の1000件を超えるお客様からの受注をスマホを使って受注ができるものを目指した。約1年をかけ完成。今現在で70件ほどの利用者となっている。
Filemakerは複雑なロジックが組めることが分かったので、古いシステムを全面的に載せ替えようという気持ちに変わったのが2024年のことである。そうなると、投資金額もうなぎ上り。せっかくなので、自社の強みを活かしたDXの構想をしようと思い立って、今現在は、構想の真っただ中である。
DXでナコムを変えたい!
生産性を大幅に向上させて、働き方を変えたい
自社の強みを最大限に活かして、営業活動を変革したい
既存業界だけでなく、将来は、知らない世界に自社の強みを活かして課題解決をしたい
そんな気持ちになっている