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多様なバックグラウンドをもつメンバーが集まる当社では、サービス業出身者も多数活躍しています。IT業界へ転身した元店長3名はどんな活躍をしているのでしょうか?
↑↑↑ 安藤 孝志 Takashi Ando
新卒で大手焼肉チェーン運営企業に入社。その年の年間表彰でいきなり最優秀新人賞を受賞し、全国の店舗発表会でも2位を獲得。その後、店長経験を経てSV(スーパーバイザー)へ昇格。著名人が行きつける高単価焼肉店の店長経験者でもある。
ClipLineではカスタマーサクセス担当として外食企業を中心に多数のクライアントの成果創出に貢献。5年経過した現在はリーダーを務める。
↑↑↑ 梅澤 裕人 Hiroto Umezawa
世界中に店舗展開する大手アパレルチェーンの店長経験者。着任店舗では売上前年比維持以上を絶対指標とし、業績向上に貢献。売上達成賞受賞歴多数。
ClipLineではカスタマーサクセス担当として、小売業を中心に多数のクライアントの成果創出に貢献。
↑↑↑ 菅原 康平 Kohei Sugawara
全国に店舗展開する大手アパレル小売チェーンの店長経験者。ディベロッパーによる接客覆面調査では館内1位獲得経験をもつ。当時の東日本エリアでは最短店長昇格を果たした。
退職後、他社でエンジニアとしての経験を身に着けClipLineに入社。入社3ヶ月でPM兼フロントエンドエンジニアとして新プロダクトの開発に携わる。
目次
- 人の成長を見届けるのが店長業務の大きなやりがい
- 店長時代にClipLineがあったら…
- クライアントから学んだClipLineの魅力
- 店長経験が顧客支援や開発で活きる
人の成長を見届けるのが店長業務の大きなやりがい
―まずはそれぞれ店長時代のご経験を教えてください。
安藤:店長の仕事って一言でいえば人、モノ、カネ全般の管理です。売上の他にお客様の満足度、クレームの件数なんかをKPIとして管理しながら、従業員や店舗の状態を健全に保つ必要があり、仕事の種類は多岐にわたります。
特に高級焼肉店では、和牛の歩留まり比率(焼肉として提供できる部分)を高めるために新しい料理を考えたりもしましたし、利益を上げるための施策を何でもやっていく必要がありました。
チェーン店時代で印象に残っているのは、アルバイトの子たちがどんどん成長していく過程に自分が関わっていけたというのはやりがいだったし、自分の価値を感じられていたと思います。退職後も連絡を取り合ったりして人のつながりを作っていけたし、高級業態の時はお客さんが自分についてくれることを実感していたので、そういうところで達成感を感じていました。
梅澤:人の成長の過程がみられるというのは、すごくやりがいを感じられる部分ですよね。
安藤:そうですね、店長という職種はそこが醍醐味だと思いますね。
梅澤:僕は大手アパレルチェーンで6年店長をしていまして、損益管理、売上管理、在庫管理、売場管理、人事管理などなど、お店に携わるものは全部店長業務として権限をもって行っていました。運営だけではなく、並行して部下の教育や昇格という課題もありました。
それら全部、成功も失敗も自分にダイレクトにかえってくるのが、すごく商売している実感があって面白かったです。
菅原:私も大手アパレルや小売業の店長をしており、梅澤さんの話に近いようなことを経験してきました。
お二人の話の通り、人の成長っていうのはやはり一番大きい喜びでしたね。副店長だった社員が店長に昇格した時に、私が言っていることは以前は理解できなかったけど、店長をやってみるとよくわかる、と言っていたことがあって、それが成長なのかなと感じたことがありました。
―なるほど。店長ならではの大変だった経験も教えてください。
梅澤:それはもう色々ありますが、人がいないのはつらかったですかね。いちばんしんどかったのは、開店から閉店まで一日中フロアのゴミを拾ったり、お客様にカゴを配ったり、使用済みのカゴを回収することしかできなかったことがありました(苦笑)。
安藤:人出不足はどの業界も一緒だと思いますが、それにしてもそんなことあるんですか?
梅澤:土日でキャンペーンをやるんですよ。オープンしたらお店の前に100人くらい並んでいて、うわーっと入ってきて、一日中延々とレジ列が途切れず、ずっとゴミ拾ってカゴ回収して。400坪以上の広さがあるお店だったんですけど。
安藤:そんなに広い売り場で一人?
梅澤:スタッフは全員レジと試着室にまわして売場は僕一人です。ひたすらゴミを拾って、レジのカゴを元の置き場に戻しながら、お客様に聞かれたことに答えるという感じです。
―必要最低限の人員でどれだけまわせるかというのも店長の力量なのはわかりますが、それにしても大変ですね。
梅澤:多分営業時間が12時間くらいあったのかな。段ボールの商品を棚に並べる暇もないぐらいで、平置きの什器から商品が一枚残らずなくなる感じでした。売れるのはいいことだけど大変でしたね。
―それはお疲れ様でした。菅原さんはいかがですか。
菅原:僕もお二人のような経験はありますよ。それ以外で言うと、横浜の店舗にいたときに1週間後に青森に異動と言われたのが大変でした。1週間はさすがに無理だからなんとか2週間待ってもらって、引っ越し先の家は青森のマネージャーが見つけてくれて、バタバタと横浜から青森に引っ越すというのはありましたね。
店長時代にClipLineがあったら…
―ところで、もし店長だった頃にClipLineがあったらどう使ったかアイデアを聞かせてください。
安藤:やっぱりまず新人教育で使いたいですよね。クリップを見てから仕事に入るとか、練習で投稿しておいてねとか。実際、高級焼肉店の時に、動画で撮影して自分で見るというのをやっていたんです。
例えば、トレンチ(お盆)を持ってドリンクをテーブルに置くという単純な作業でも、新人さんはなかなか上手くいかなかったりするんですよ。バランスがとれなかったり落としちゃったり。やってみせても同じようにできないので、自分のフォームを撮影して確認してもらっていたんです。
自分を客観的に見られる「撮影、投稿」の機能がポイントだと思ってるんですよ。上長から遠隔のフィードバックが受けられるのも利点なんですが、自己学習に使ってほしいですね。
菅原:私がいた職場の場合、商品の陳列を毎日変えるんですけど、陳列を変えたら連絡ノートに書くんですよ、どちらかが休みでも支障のないように。
陳列の変更って言葉だけだと表しにくいので、絵や図を描いたりして補足するんですがかなり手間なんです。なので、ClipLineで写真をポンと撮ってクリップに登録して、説明欄に変更点を書いて店舗内に告知したらすごく便利だと思います。
あと同じような感じで、上司から売り場についての指示があった時に、スマホで写真を撮ってパソコンに転送してチャットツールに投げるというような面倒なフローがあったんですけど、ClipLineだったら撮影してダイレクトにレポートで投稿できます。
梅澤:お二人のはマストですね。僕の場合は毎日必す朝礼をしていまして、伝達事項を話す場面がありました。まず朝にやって、次に昼頃出社してくる人たちとやって、夕方に出勤してくる学生さんたちとやって、と同じ話を1日何度もしてたんですよね。なので朝の分をiPadで撮影して、昼以降の人はそれを見てもらう運用にしていました。
1回は店長がやって、それを聞いた代行者が残りをやってくれたとしても、そこにバラツキが生じることもあります。ムラをなくし、自分の言葉を熱量をもって伝えるのに動画は最適ですよね。さらに、誰が見たかというところまで確認できるので便利です。
また、週次で売上を管理していたので、週の注力ポイントをクリップやToDoにして配信するというのは必ずやりたいと思ってます。施策の落とし込みなどは絶対やると思います。
クライアントから学んだClipLineの魅力
―クライアントの使い方が魅力的だなと思ったところはありますか。
安藤:この前、あるクライアントで、オペレーションフローを確認するために、数日間のうちに数百店舗以上をマネージャー陣が臨店するという取り組みがありました。
臨店自体をリモートで行うことも多いのですが、今回はまずは正しいオペレーションをすぐに通達しようということになりまして、正しいオペレーション方法を本部から全店舗一気にClipLineで配信したそうなんですね。正しい施策をすぐに全員に発信できたので非常に助かりましたとお声がけいただいたんです。
もしこれを従来の方法でマネージャーがお店に行ってひとりずつ伝えるとしたら、その時にいない人もいるし、一気に教えられるわけもない、時間も限られている。動画ならダイレクトに、社員もアルバイトも全員に届くわけです。動画を見ているかどうか進捗も確認できます。
梅澤:ひとつのツールに情報やノウハウが一元化されているのが非常にありがたいというのはよく言ってもらえます。それがどこに入っているかきちんと整理されていて「助かってます」という言葉をよく頂きました。
菅原:私はお客様と直接接点があるわけではないので自分の経験からになっちゃいますが、以前店長をしていたチェーンはマニュアルをとても大事にしていて、分厚い電話帳みたいのが何冊もありました。
今はPDFなど電子化されているようですが、動画にした方がわかりやすいと感じる内容がいくつもありました。
そういうマニュアルを大切にする企業にこそClipLineを使ってほしいと思うんです。マニュアルのメンテナンスに関わる手間が減って、大企業ほど効果を実感しやすいのではないかと思います。
梅澤:マニュアルの変更部分を差し替える人とそれをチェックする人が店舗ごとに必要だったりしますからね。さらにそこに印鑑を押す業務が発生したり、こういう積み重ねで店長は忙しくなってしまうと思います。
店長経験が顧客支援や開発で活きる
―最後に、業務の中で自分の店長経験が活きているなと実感できるシーンがあれば教えていただけますか?
安藤:当社は飲食業のお客様が多いので、繁忙期対策とかトラブル対応時の活用方法とか、現場経験を元にした提案がしやすいですし、感謝のお言葉をいただくことも多く、それなりに頼りにしていただいてると思っています。
もちろん業態や価格帯、企業文化などお客様によって様々なので、知らなかったことや新たに学ぶこともありますが、それでも背景事情をある程度理解した上で、自分ごととしてお話できると思っています。
梅澤:厚かましいかもしれませんが、お客様というより身内になった感覚で提案をしている意識はあるんですよ。思い入れが先行して独りよがりにならないようにもちろん気を付けていますが、つい力が入っちゃうのはありますね。
菅原:ここにいる3人で、プロダクトの拡張や新しい機能についていろいろなことを考えているんですけど、(社長の)高橋さんに言うとだいたいちょっと突っぱねられるんですよ(苦笑)。高橋さんは多数の多店舗展開企業のコンサルタント経験から内部事情もよく知っていて、そういう機能は使われないんじゃないみたいなことを言うんですけど、私たちみたいな実務経験者だからこそわかる感覚ってあるんですよ。
安藤さんの話と一緒ですけど、想像ではなくて「私の部下はこうだったんです!だからこの機能は使われるんです!」って反論できることはあります(笑)。
安藤:業種の違いかもしれないけど、僕は高橋さんの言ってることちょっとわかる時あるんですけどね(笑)、でも多様な視点を入れて開発できるって強みでしかないし、単純にワクワクしますね。また新しい提案をお客様にしていくのが楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
店長経験者が中心となって進める新機能は目下「爆速開発中」です。
近日中に新機能発表のタイミングで詳しい裏話をお届けする予定です。
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