みなさん、こんにちは。CINRA, Inc.人事の康(かん)です。今回は、弊社のテクニカルディレクター、エンジニアが所属している「エンジニアチーム」についてご紹介します。
2006年の会社設立当初より、自社メディアの運営とウェブサイトなどの受託制作を行なってきたCINRA, Inc.(以下CINRA)。社内には、デザイナー、エンジニアなどクリエイティブ制作に携わるメンバーも所属しており、ウェブサイトなどが内製できる体制が整っています。
CINRA, Inc.の組織図
今回取り上げるエンジニアチームのメンバーは、「XDU(体験デザインユニット)」に所属しています。
エンジニアチームの所属人数は、マネージャー含め5名(2022年7月時点)。事業会社出身、社内SE経験者など、さまざまなバックグラウンドをもつメンバーが活躍しています。エンジニアチームの仕事と働き方についてはこちらのインタビュー記事でもご紹介しております。ぜひこの記事と併せてお読みください。
それでは、エンジニアチームがどんなチームなのか、見ていきましょう!
目次
・勤続年数
・エンジニアとしての経験年数
・メイン / 得意な領域
・携わっている案件
・エンジニアとしてCINRAに所属していて良かったと思った瞬間
・最近気になっている言語、技術スタック
・仕事や普段の生活において、こだわりを持っていること
・一番身近にある芸術文化
・エンジニアチームの雰囲気
・CINRAのエンジニアに向いているタイプ
勤続年数
エンジニアチームには、幅広い勤続年数のメンバーが集まっています。なかにはコロナ禍に入社したメンバーも。弊社はリモートワークを導入しているため、リモート下でのコミュニケーションはどうしているんだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。エンジニアチームではslackのtimesを導入し、気軽にコミュニケーションを取れる環境をつくっています。
エンジニアとしての経験年数
弊社には、若手からベテランまで、さまざまな経験をもつエンジニアが集まっています。経験年数でみると幅がありますが、より良いものづくりのため、年齢や経験に関係なく意見を出し合い議論をする場面もあります。
次は、彼らのメイン / 得意な領域をご紹介します。
メイン / 得意な領域
アンケート結果だけを見ると「バックエンド」を得意とするエンジニアが少ないように思えます。ですが、バックエンドエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在はテクニカルディレクターとして活躍するエンジニアなど、広い領域で活躍しているメンバーも弊社には所属しています。エンジニアたちの声をご紹介します。
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◯フロントエンドに軸足を置いていますが、WordPress側のちょっとした改修などは自分でやってしまうことが多いです。Jamstack構成の台頭によってフロントエンドで扱う範囲が広がり、楽しく働いています。
◯もともとインフラエンジニアをやっており、CINRAに入社してから本格的にバックエンドもやり始めました。インフラとバックエンドでは粒度がまったく違うので大変な部分もありますが、それぞれの面白い部分もあって、日々勉強させてもらっています。
◯もともとウェブという大きな枠に興味を持ちエンジニアになりました。なので、得意とするフロントエンドだけではなくバックエンド、インフラなどの開発業務にも広く関わっています。
◯得意なのはテクニカルディレクションです。浅く広くでやってきたので、フロントエンド、バックエンド、インフラ、アプリ、すべて同じぐらいのレベルだと感じています。それらの知見を生かしたプロジェクトへの適切なサービス選定や説明といったところが自分の一番の長所だと思っています。
◯バックエンドエンジニアとしてキャリアをはじめましたが、いまはその経験を生かしテクニカルディレクターとして案件に参加することが多いです。フロントエンドはまだまだ勉強中です。
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携わっている案件
中途採用の面談や、面接でお会いするエンジニアの方の多くが、「自社メディアへの関わり方」に興味をもってくださります。そこで、実際はどうなのか、この記事でもご紹介します。
アンケートの結果、すべてのメンバーが受託案件と自社メディアを兼任しているという回答に。
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◯受託案件の比率のほうが少し高いですが、自社メディア「CINRA」のインフラ部分などの根幹部分にも関わっています。
◯自社メディアと受託案件、どちらもかかわることで開発としての気づきや視点が増えています。
◯割合としては受託のほうが多いですが、自社メディアにもグロース施策を考えるところから入っています。
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自社メディアに関わることが、受託案件にも良い影響を生んでいるようです。
エンジニアとしてCINRAに所属していて良かったと思った瞬間
このセクションでは、弊社のエンジニアたちが「CINRAに所属していて良かったと思った瞬間」をご紹介します。
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◯各々の思想が合理的に受け入れられやすい部分を良いと感じています。
◯受託案件ではお仕事を引き受けるか否かをジャッジする指針がしっかりしていること。他社ではなくCINRAのチームで引き受けることの意義についての認識合わせをプロジェクトの初めにするので、モチベーションを長く維持することができる。
◯学生のときから読んでいた自社メディアのフルリニューアルに関われたこと。案件を通してさまざまなバックグランドのカルチャーを持つ人たちと関われたとき。
◯いろいろありますが、趣味が面白い人が多いので飽きないです。
◯好きなメディアの成長を間近で感じられる。
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この数年のあいだに、CINRAにはさまざまなバックグラウンド・嗜好をもつメンバーが入社してくれました。そのなかにはもちろん、入社前から自社メディア「CINRA」の読者だったメンバーも大勢います。エンジニアチームにもそういったメンバーがおり、自分が読んでいたメディアに携われることを嬉しく思ってくれているようです。
最近気になっている言語、技術スタック
次に、弊社のエンジニアたちが近頃気になっている言語、技術スタックをご紹介します。
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◯言語ではないですが、Creative Coding方面の演出スキルが気になっています。
◯もうじき正式リリースされる、Astroという静的サイトジェネレータに注目しています。Jamstack構成には積極的に挑んでいきたいです。
◯GCPのCloud Run。言語はPythonが気になっています。Cloud Runは、フルマネージドなコンテナの実行環境としてかなり充実した機能を持っています。おまけに、非常に使いやすいので、従来であればVMで構築していたものを積極的に置き換えることが可能だと思っています。Pythonは書きやすさ、学習しやすさに加えてDjangoなどのフレームワークが充実しつつあるので、何か案件で使いたいと考えています。
◯AutoMLです。機械学習は間口が広いので、やりたいやりたいと思っていてなかなか入れていないところです。
◯React、Three.jsです。フロントエンドもキャッチアップしたいと思い勉強中です。
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弊社では、オウンドメディアを制作する機会が多いのですが、開発面は担当者の裁量に委ねられている部分も多く、積極的に新しい言語や技術スタックを試すことが可能です。
仕事や普段の生活において、こだわりを持っていること
次は、仕事や普段の生活のなかでこだわりを持っていることを教えてもらいました。
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◯仕事においては、ウェブサイトの手触り感、アニメーションの「トルク感」。ホバー時の動きなど、細かな調整こそが、統一された世界観を生み出すと信じています。生活においては、眠くなったら素直に寝ること。
◯コーヒーを自分でいれるのが好きで、良いコーヒー豆を売っている店はつねに探しています。おいしいコーヒーを入れる条件(温度、時間、豆、挽き方など)は、ある種プラグラミングなどと共通する部分があると感じます。また、楽器も好きでよく中古楽器サイトを巡回してます。
◯仕事に関しては、時間とその時間に対する仕事の密度。集中して良いものを早く終わらせることを気をつけています。
◯仕事をするうえで、非機能要件を取りこぼさないことと、実現可能性を最大化するように心がけています。実装の一線に関わっているからこそ気づけることや、提案できる内容があるためです。
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「エンジニアはこだわりを持っている人が多い」という考え方は、ともするとバイアスとして受け止められてしまう可能性があります。ですが、弊社のエンジニアは、何かしらこだわりを持っているメンバーが多いようです。そのこだわりが、「より良いアウトプットを生み出す」という姿勢に結びついているのでしょう。
一番身近にある芸術文化
弊社は会社設立前よりカルチャーメディアを運営していたこともあり、CINRAと言えば「カルチャー好きが集まる会社」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そこで、弊社のエンジニアたちに、一番身近に感じている芸術文化を教えてもらいました。
漫画・アニメを身近に感じているメンバーが多いようですね。なかには、他チームのメンバーと趣味の漫画を通して交流を深めているエンジニアも。そのほか、「実装に行き詰まったらいったんギターを手に取ります」という声も聞かれました。
開発チームの雰囲気
ここまでは、仕事のことやチームメンバーそれぞれのことについてご紹介しました。次は、チームのことをご紹介したいと思います。CINRAエンジニアチームはどのような雰囲気なのでしょうか?
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◯わいわいとした雰囲気です!
◯それぞれのメンバーが得意分野を持ちつつ、苦手な分野を補い合いながら仕事をしています。個人のレーダーチャートが尖っていることはむしろ大歓迎という雰囲気です。
◯普段から和気藹々としていているけど、やるときはやる、という感じです。
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和やかでチームワークを大切にする雰囲気ですが、それだけではなく、良い意味でピリッとする場面もあるチームのようです。
CINRAのエンジニアに向いているタイプ
最後に、エンジニアチームのみなさんに、どういった方が弊社のエンジニアに向いているのか、教えてもらいました。
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◯自身の学習意欲が原動力である人。そんな人に向いていると思います。
◯ウェブ制作に留まらず、記事制作から映像制作、ときにはイベントまで一手に引き受けることができるのは、弊社の大きな強みです。また、クライアントのみなさんは、そういったさまざまなソリューションを結合できる部分に期待をして、弊社にプロジェクトを依頼してくださっていると感じます。自分の担当範囲から少し視野を広げて、プロジェクト全体の成功のためにどういったアプローチがベストかをつねに意識し、それを楽しめる人にとっては充実した仕事ができる環境だと思います。
◯決められたことしかやらない、というよりは幅広くいろいろなことを楽しんでやれる人が向いていると思います。また、技術選定などは裁量があるので、いろいろ学びながら楽しんでチャレンジできる方にとってはとても良い環境だと思います。
◯自分が興味をもてるポイントを見つけるのが上手な人が向いていると思います。
◯不完全な部分も多々ある組織なので、その状況を楽しめたり自分で変えてやるといった気持ちがあると楽しく仕事できると思います。
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みなさん、いかがでしたでしょうか? 「興味をもてるポイント」はありましたか?
現在弊社では、テクニカルディレクターとバックエンドエンジニアを募集しております。この記事を通して良い出会いがあることを願っております。
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