1
/
5

未経験で飛び込んだボールド。自立することが先輩への恩返し

2018年新卒入社の松島彩乃(写真右)、ITは全くの未経験で入社。先輩の細谷明男(写真左)とインフラ設計構築のプロジェクトに参画中。入社から現在について、仕事に対する想いを語ります。


分からないことは全て聞く。そして全て教える。だから成長した。

―松島さんは昨年新卒でご入社され、一年以上細谷さんが指導されてこられましたが、この一年を振り返った感想をお聞かせください。

松島:今も席が細谷さんの隣なので、わからないことがあるとすぐに聞ける環境でありがたいです。本当に何でも答えてくださるので、聞いてばかりで申し訳ないくらいです…

細谷:確かに松島は質問が多いかもしれないです(笑)。でも質問してくれた方が、何がわからないのかがわかるので、どしどし聞いて欲しいですね。質問をしてくれないと、わかっているのかわかりませんし、何を教えたらいいのかもわかりませんから。最初の頃は「何がわからないか、わからない」状態だったので、私も一から教えるようにしていましたが、そうすると松島は「それ知っているから」顔をしていましたね(笑)。
でも最近は質問の種類も変わってきて、的確なピンポイントの質問ばかりになってきました。質問の仕方からも成長を感じますよ。

松島:私は今も細谷さんに頼りっぱなしなので、リーダーの方にも「自立しなさい」と言われていて…。この前2か月間だけ細谷さんと離れて別プロジェクトに関わったのですが、離れてみて改めて“確かに私、細谷さんに頼りっぱなしだ”と実感しました。
そのプロジェクトでは知らない人ばかりだったので、結局わからないことは、帰社した時に細谷さんに質問してしまっていました。


―では、松島さんにとって細谷さんはどんな先輩ですか?

松島:入社前は、エンジニアの先輩って恐いイメージしかなくて。研修中は皆さん優しかったのですが、きっと現場に出たら細谷さんも鬼のように怒るだろうなと思っていました(笑)。それが実際はずっと優しくて、寄り添ってくださって…本当にボールドに入社して良かったと思っています。
もちろん叱られたことはありますが、理由を聞かずに怒鳴られたことは一度もありません。何がいけないのか原因と理由をわかるまで説明してくれますし、次にどうすべきかを一緒に考えてくださいます。
お忙しいのに嫌な顔をせずに後輩のために時間を割いてくださいますし、未経験で入社した私に合わせて教えてくださいます。細谷さんがいるので、私も安心していろいろなお仕事にチャレンジしたいと思えるようになりました。本音を言うと、まだまだいろいろと教えていただきたいので、異動はしたくないですね(笑)。今は、私が独り立ちすることが細谷さんへの恩返しなので、もっともっと頑張らなきゃいけないなと思っています。


―頼りになる先輩なのですね。細谷さんから見た松島さんの良いところはどんなところですか?

細谷:すごく気が利くと思います。周りをよく見て動いているので、私も助かることがありますし、きっと仕事にも活かされてくると思います。

―後輩を指導する時に、心がけていることはありますか?

細谷:自発的に仕事ができるエンジニアになってほしいと思って教えています。ネガティブな話ではなく、私が来月いなくなっても継続して働けるように自発的に挑戦し、吸収し、力を発揮できるようになってもらいたいですね。今は一緒に働いていても、10年20年一緒にやっていけるのかどうかはわかりませんし、もしかしたら来年は離れ離れになってしまうかもしれない。その時に自発的に動けたら、それが強みになると思います。せっかくボールドで働くのですから、自発的に仕事をする姿勢を身に着けてほしいですね。

松島:明日から自発的に動くように気を付けます!

細谷:ぜひ、明日と言わず、今からでも(笑)。

―先輩社員として、エンジニア未経験者が入社してくるのは大変ではないですか?

細谷:大変ではないですよ。この仕事は日々進化していくので、知識や経験よりも、新しく吸収したいという姿勢の方が大切です。
経験があることで、自分の能力に制限をかけてしまうケースもあるので、10年20年のキャリアがあるエンジニアよりも、経験がない貪欲な新人の方が教えがいがあることもありますし、成長の幅も広いことが多いですね。逆に自分のやり方しかできない人は、自分で自分の成長に制限をかけてしまうので難しいかもしれません。私自身もそうならないように、常々気を付けていることですね。そういう意味では、松島も今年の新人山口も成長したいという気持ちが大きいので、伸び代しかなく、とても楽しみですね。


SESでも孤独を感じない。BOLDayから拡がる横のつながり

―現場に常駐されていると他の社員とコミュニケーションをとることが難しいかと思います。どのようにコミュニケーションをとっていますか?

細谷:確かにボールドは現場が違うことが多いので、仲間意識や先輩・後輩の関係を築きにくいですね。でも会社が帰社日(BOLDay)を用意してくれるがあるので、みんな集まってきますし、サークルも多いのでコミュニケーションを取る機会はたくさんありますよ。
個人的にも、最近は現場が近いメンバーで集まってランチ会をしたり、同じ大学出身のメンバーで集まって飲んだりしています。横のつながりを持てる機会はたくさんあった方がいいですから、これからも会社発信以外の機会も積極的に作っていきたいですね。

松島:細谷さんの大学出身飲みは私の同期も参加していて、すごく盛り上がっていると聞いています。

細谷:結構同じ大学の人が多くて、だんだん広がっていきました(笑)。
BOLDayもそうですけど、楽しくないと集まらないですからね。実は前職も帰社日が設けられていましたが、形式的な帰社日だったので、仕事の忙しさを理由にほとんど戻ったことはありませんでした。でもBOLDayは、当たり前のように戻ってしまいますね。
そもそもBOLDayに参加しないという選択肢は自分の中にないです。BOLDayは会社の根幹になっているイベントですから、「参加しなきゃいけない」という義務感ではなく、楽しいから、自分のためになるから参加する、そういう感覚ですね。多分、他社にはない部分だと思いますよ。


ボールドで得られる刺激と変化が働き続けられる理由

―以前松島は「独り立ちしたい」と話してましたね。

松島:独り立ちしたいですし、私も細谷さんみたいに後輩に頼られる先輩になりたいです!

細谷:いや、それはもう実現していますよ。先日、プロジェクトの振り返りをした時に、新人の山口が「松島さんのようになりたい」と言っていましたからね。そのプロジェクトはオールボールドでやりきったので、失敗できないというプレッシャーの中、二人とも頑張っていました。

松島:山口さんに質問されてもわからないことばかりで…結局、細谷さんにお聞きしています(笑)。でも大きくつまずくことなく、ひとつのプロジェクトをやり切ることができて良かったです。


-細谷さんはご入社されて6年ですが、当時と今を比べて会社が変わったところはありますか?
細谷:社員が増えて、会社が大きくなっていくのを感じます。会社の成長とともに、社内環境も大きく変わりましたね。でも澤田社長が日々おっしゃっていることは一貫していて変わることもなく、ぶれることもないので、社長の一貫した姿勢とそれを裏付ける会社の成長にも魅力を感じていますね。

―6年間、働き続けられる秘訣は何ですか?
細谷:前職までは、自分のキャリア形成のために仕事内容で会社を選んでいました。でもボールドでは仕事内容ももちろん重要ですが、それだけじゃなく一緒に働きたいと思わせてくれる仲間が多いことですね。
それにボールドの社員は、誰かに何かを言われて動くのではなく自発的に動く人が圧倒的に多いので、その中に私もいたいという気持ちが大きいです。


―細谷さんは通常業務の他にも勉強会の講師、さらに補講もされているとお聞きしました。通常のお仕事をしながら勉強会を開くのは大変ではないですか?

細谷:大変ですけど慣れましたね!(笑)毎回できるわけではないですが、補講をしたり、1on1でのフォローもしていたりします。やっぱり勉強会の参加をABC評価制度の目標にしている人がいますから、業務都合で参加できずに評価が下がってしまうのであれば、僕が2時間付き合えばいいだけですからそのくらいはやりたいなと考えています。

松島:私も3回くらい補講を受けさせていただきました。IT未経験だったので最初はよくわからなかったのですが、教えていただいたことが業務に役立ったことがあって、受けていてよかったなって思っています。

細谷:役立って良かった(笑)。講師をやるようになったのも、自分が得た知識や経験を還元したいという思いもあって始めました。
でも私にとって勉強会は、現場仲間に出会える場にもなっています。勉強会メンバーが次の現場を探している時に、「同じ現場で働こうよ」と誘ったりすることもあります。勉強会で一緒でしたから、人柄やその現場に合うかどうかも何となくわかりますので、誘いやすいですね。だから今の現場は、勉強会で知り合った方がほとんどです。勉強会で伝えたこともそのまま戦力にもなりますし、現場が楽になるので、勉強会は私にとってとても良い循環ができています。

―それでは最後に、ボールドで楽しく働けるのはどんな人ですか?

細谷:成長したいと思っている人ですね。先ほども言いましたが、自分で限界値を作って可能性にリミットをかけたり、自分の能力に制限をかけたりする人にはおすすめできません。つらいと思います。走り続けないといけないので、それをつらいと感じるのか、自分の成長として心地よく思えるのか、その違いがあると思います。

―ありがとうございます。一人ひとりの成長がボールドの大きな成長につながっているのがよくわかりました。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!



細谷明男(Akio Hosoya)
2012年10月ボールド中途入社。インフラ設計構築、特にAWSを得意とし、大手のお客様先でインフラ基盤プロジェクトへ参画している。現場ではプロジェクトリーダーとして自ら手を動かしながら、メンバーのマネジメントもこなす。非常に高い顧客評価と実績で、年に1度選定される社内アワードを2度受賞。経験と知識を活かし社内の勉強会も積極的に開催し、多くの社員の手助けとなっている。

松島彩乃(Ayano Matsushima)
2018年4月ボールド新卒入社。細谷と共にインフラ基盤プロジェクトへ参画中。AWS構築に苦戦しながらも細谷からの指導と積極的な姿勢で日々奮闘している。お客様からの評価も高くインフラエンジニアとして成長中。

Invitation from 株式会社ボールド
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社ボールド's job postings
3 Likes
3 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Ryo Sakamaki's Story
Let Ryo Sakamaki's company know you're interested in their content