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SaaSベンチャーを経験し入社したCOOが語る、アシオットの事業・組織の今とこれから

今年の4月に入社し、COOを務める盛本さんにインタビューをしました。アシオット入社に至る経緯、今のアシオットならではの課題感とやりがいについて、本音を聞いてみました。本組織では現在、一緒に働くセールスのメンバーを募集中。少しでもご興味のある方は是非お気軽にご連絡ください!

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■盛本プロフィール
大学卒業後、新卒で人材系企業に入社。当初より決めていた独立を、25歳で決意。Web制作系の会社を共同で立ち上げ。その後BtoBのSaaSベンチャー2社を経験。直近はIoT×SaaS領域のセールスマネージャーを経験し、23年4月アシオットに入社。現在はCOOとして、主には営業組織の立ち上げ・拡大に従事している。
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ーアシオットに入社する前のキャリアについて教えてください。

小学校から大学までずっとサッカーをやっており、プロを目指していました。しかし大きな怪我をしてしまいプロへの道は諦め、就職を決めました。実はサッカーを辞めた20歳のときに、「新卒の3年間で思い切り成長し自分で事業をやる」ということを決めていました。

1社目の人材領域の会社で3年経験を積んだあと、前から決めていた独立にチャレンジをします。もう1人と一緒にWeb制作会社を立ち上げて、3年ほど事業を運営しました。大変なことはもちろんたくさんありましたが、同じ船に乗っている人たちが皆同じ方向を向き、がむしゃらに走っているという実感があった当時は、とても楽しかったです。ただ、人が増え組織が大きくなる中で状況も変わり、会社はもう1名の役員に渡して、私は改めて違うキャリアを積んでいくことを決めました。

そこで入社を決めたのが、当時まだ50~60名程度だった、名刺管理系SaaSのベンチャーです。当時は「ビジョンに共感できるか」ということを強く重視しており、この会社のビジョンの強さや現場への浸透度合いに惹かれ、入社を決意しました。7年ほど在籍をする中で、営業のプレイヤーだけでなく、マネジメントや地方支社の立ち上げなど、本当にたくさんの経験をさせていただきました。その中でも当時マネジメントをしながら苦しんだり悩んだりしたことは、今の私を作るとても良い経験になっていると思います。人によりモチベーションのスイッチやエネルギーの源泉が大きく異なることに気づかされました。数字で示せる評価とか報酬とかではなくて、会社のビジョンだとか、この人のために頑張りたいとか、強い思いを持って働いている人が多かったことも、学びや刺激になっていました。

ー「ビジョン共感」ということが、ひとつ大きなキーワードなんですかね?

そうですね。これは今振り返って思うことですが、サッカーをずっとやってきた中で考えていたこと・経験したことが、仕事にも影響を与えているように感じます。サッカーってもちろんチームスポーツで、それぞれの役割・ポジションは決まっているものの、かなり皆が自由に広く動ける競技なんですよね。そんな中で皆がどううまく連携し勝利に繋げられるのかを考えることが、難しくも面白いやりがいでした。これがビジネスになった場合、スポーツみたいにわかりやすい勝敗とかゴールみたいなものはあまりなく、その達成へのストーリーも抽象度がだいぶ高くなると思っています。それでも組織として会社として何を成し遂げたいのか、言葉として掲げ皆で追いかけるものが、ビジョンやミッションだと思います。ここの本気度やわかりやすさ、浸透度がやはり強い組織作りに繋がるし、私としては大事にしたいポイントになっています。

ー7年在籍したベンチャーのあとは、何をされていたんですか?

当時とてもやりがいはありましたし、上場という大きな転機を経験できたこともよかったです。ただ経営方針が変わったり組織が大きくなっていく中で、別のマーケットへの興味や、より経営に近い環境への挑戦意欲がどんどん強くなり、別の会社でチャレンジをすることを決めました。

IoT×SaaSのプロダクトを扱うベンチャーに入社をし、エンタープライズ向けセールスの立ち上げを任されました。前職からSaaSを扱う中で、SaaSというビジネスモデルはとても面白いと思っており、そんな中で日本発グローバルに挑戦でき得る領域に飛び込みたいと思っていました。防犯という、世界共通でニーズがあるマーケットに向き合うということに、大きな可能性を感じ入社を決めました。

これは今のアシオットにも繋がる話なのですが、ソフトウェアだけではなくてハードな”モノ”が関わるプロダクトを扱うのが初めてで、とても難しかったです。無事に導入が決まっても、取り付け作業で時間や工数がかかったり、各現場で解決ができなかったり、Webだけで完結するサービスを扱うのとはわけが違うと思いました。ただその分、顧客や社会から価値を感じてもらえたと感じたときは、大きなやりがいを感じていました。

その後一時的に会社を離れ、別の領域でチャレンジをした期間もあったのですが、また同じ会社にもう一度戻り、さまざまな経験を積ませていただきました。

ーそんな中で転職を考えたきっかけと、アシオットとの出会いを教えてください。

そうですね。30代後半に差し掛かり今後のキャリアを考える中で、もっと経営に関わりたい、現場のマネジメントをしながらも経営との距離が近い環境で仕事をしたい、と考えるようになっていました。現場の成果最大化のためのマネジメントをしつつも、もっと高い視座でサービス作りや事業運営、組織作りに関わりたいと思っていました。

やはりIoT×SaaSという領域にやりがいを感じていた中で、ふとアシオットを紹介され、知っていく中でどんどん事業や組織に興味を持つようになりました。ポイントは大きく2点で、1点目がビジネスの面白さや将来性、2点目が技術力の高さです。

前者のビジネスの魅力については、今我々が向き合っている電気・ガス・水道というライフライン領域が、人々の生活から切り離せない重要なものであるということです。国内外問わず、人が生きていく上で欠かせない、生活のインフラ領域におけるDXを推進する我々のプロダクトは、社会にとって大きな価値をもたらしうると思っており、そこにポテンシャルを感じています。
後者の技術力については、社長の三上を筆頭に、アシオットという組織がこれまで高い技術力を武器に成長してきた会社であるということです。エンジニア集団として、ハード・ソフト両側面で品質の高いプロダクトを作り、顧客ひいては社会から評価を受けはじめている様子を見て、強く興味を持ちました。そのプロダクトの価値をもっと対外に伝える、ビジネス面のリードにチャレンジをしたいと思い、入社を決めました。

ー実際にアシオットに入社をして、その印象は変わらないですか?

苦労もやりがいも、思っていたより大きいというのが素直なところです。苦労は、初期導入のハード面での難しさなどももちろんありますが、我々のサービスの使い方の定義がまだされていない、ということが大きいと思います。例えば、メーカーの工場や商業施設などに提案をするのですが、メーターの自動化により可視化されたデータの活用って、先方はまだやったことがないケースがほとんどなんです。人件費削減や効率化だけではなく、初めて見えてくるデータの活用まで支援できるサービスだけれど、その価値や実際の運用方法は先方にとっては未知の領域なんですよね。なので、お客様の課題を聞きながら、どのように我々のプロダクトをフィットさせ活用してもらえるか、その価値の定義を一緒にしていく段階であるということが、提案の中での難しいポイントです。
少し似た話ですが、やりがいは、プロダクトを提案したり活用してもらう中で、当初はわからなかった潜在的なニーズが出てくることがとても多いということです。例えば、検針の効率化というニーズだけで受注に繋がった顧客が、見えてきたデータを商品の生産に必要な原価の計算に生かしていることがわかったケースがありました。ただの検針の効率化だけではなく、事業運営におけるコスト削減に繋げられたと喜んでくださったんです。これは、我々のプロダクトがまだ良くも悪くも認知度が高くなく、使い道が定義されきっていないから見えてくるものであり、その可能性をもっと対外にアピールできるのびしろだと思っています。

ー事業やプロダクトについて、理解できました。今の組織について課題に感じるのは、どんなところですか?

私が管轄しているビジネス側の組織について、お答えします。まだまだ会社全体も営業チームも小さな組織です。今後、我々のサービスの価値・可能性をもっともっと社会に対し伝えていける組織にしていく必要があると思っています。これまで技術面を強みに、どちらかというとプロダクトアウトで成長してきた我々ですが、その価値や活用方法を広く伝えたり、顧客のニーズにフィットさせていく段階を迎えていると思います。顧客の期待を超えて、社会から良いサービスだと認知してもらえるように、社内の体制やオペレーションを整えていきたいと思っています。

ー今、アシオットに入る面白さはどんなところにあると思いますか?

2点あるかなと思っています。1つめは、サービスがまさに成長しマーケットにフィットしていく一連の流れに、そばで関われるということです。今も既存プロダクトのバージョンアップや、もうひとつのサービスの開発をまさに進めているところです。顧客の声をフィードバックしながら、社内にいるエンジニアたちとコミュニケーションをとり、サービス成長を共に味わえるということが、今のフェーズならではの醍醐味だと思います。
2つめは、グローバル色の強い多種多様な価値観に触れられるということです。代表の三上や数名のエンジニアは中国出身ですし、最近ヨーロッパ出身のメンバーもジョインしました。日本人ももちろん今後増えていく予定ですが、様々な価値観を持つメンバーがいるこの環境はとても魅力的だと思っています。

ー今後、どんな人と一緒に働きたいですか?どんな人がアシオットの仲間になってほしいですか?

このマーケットや今のアシオットのフェーズを面白いと思って、チャレンジをしたいと思ってくださる人がいいですね。やりがいも大変なこともたくさんある今の状況を、それでも楽しみながら一緒に走れる人だと嬉しいです。あとは、もちろん助け合う文化があるのは前提ですが、自分で考えてトライをしながらどんどん動ける方だとマッチすると思います。今って、正解がないことを挑戦しながら切り開いていくフェーズだったりします。やってみて考える、考えながら走れるタイプの方だと、とても合うんじゃないかなと思います。これからのアシオットを一緒に作ってくださる仲間を、お待ちしています。

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