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学生だけど正社員!Kaggler&競プロerの23歳アルゴリズムエンジニアにインタビュー

こんにちは、AppBrew(アップブリュー)の阿部です。

今回インタビューでご紹介するのはProductGrowthチームでアルゴリズムエンジニアを務める平尾 礼央(ひらお れお)。
平尾は高専を卒業後、首都大学東京システムデザイン学部情報通信システムコースに編入。大学で自然言語処理を学ぶ傍ら、Kaggleの機械学習コンペで上位5%の成績を収め、競技プログラミングサイトAtCoderでは上位15%の成績である水色を獲得しました。

大学院に進学後、2020年の8月にAppBrewに正社員としてジョイン。以来、AppBrewのメインプロダクト「LIPS」にてアルゴリズム部分の機能開発を担ってきました。今回のインタビューでは入社のきっかけや学生と正社員の両立について聞いていきます。

ーーこれまでの経歴について簡単に教えてください。

シンガポールで生まれ、親の都合でパキスタンに行き小3まで過ごしました。帰国後は普通の公立小中学に入り、情報学を学ぶため工業高専に進学。Minecraftなどのゲームから興味を持ち、早く専門的なことを学びたかったんです。高専では画像処理の研究をしていました。

高専卒業後は首都大学東京(現東京都立大学)に編入し、自然言語処理の研究を始めました。AppBrewの初期メンバーで、高専の先輩でもある吉野さん(@ysn514)に誘われアルバイトとして1年半程お手伝いし、その後正社員として入社しました。

ーー 今、学業も兼任していますよね。現在はどんなステータスですか?

今は大学院修士課程2年目、いわゆるM2で且つ正社員の立場です。M1になってすぐ正社員になりました。

ーー 学生と正社員の両立、なかなかないですよね。どんな流れで正社員になったんですか?

自分が担当しているアルゴリズム領域を一緒に担当していた方が異動になったタイミングで当時アルバイトだった自分に正社員スカウトがきました。それを受ける形で現在に至ります。

ーー よくスカウト受けましたね!入社の決め手はなんでしたか?

ぶっちゃけると......給料が魅力的でした。笑
新卒ではなかなか出ない額を提示いただけたのですが、スキルや実績をフェアに見ていただいたのが嬉しかったです。過大評価なのかもしれませんが。

入社前に競技プログラミングや機械学習コンペに参加していて、その成績を学生だからと割り引かず実績ベースで評価して頂いたと感じています。

ーー 不安はありませんでしたか......?

正直、かなりありました。研究の方も進めないといけない中、両立できるのか悩んだのですが、研究室に相談したところ週に20時間研究すればいいよと言われ「平日に研究4時間+仕事8時間ならいけるかも......。」とチャレンジを決めました。

AppBrewの場合フルフレックスでコアタイムがないので平日に研究室のMTGが入っても柔軟に調整できますし、コロナの影響で学校も会社もほぼ行かずにフルリモートで働けたので今は両立できています。

ーー なるほど。では実際、どんなスケジュールで動いているんですか?

大体起きるのが10~11時でまずslackチェック。本格的には12時くらいから始めて22時くらいまで仕事をします。研究は22時くらいから日付が変わるくらいまで自然言語・画像処理で最近流行りの研究の論文を読んだりコードを動かしたりします。研究が足りなかった分は休日に埋め合わせていますね。

ーー 他の社員とステータスが違う中、チームメンバーとのコミュニケーションで困ったことはありませんでしたか?

あまりありませんでした。プロダクト部はリモート勤務の方が多いので基本的にMTGはGoogle MeetやZoomで完結しますし、お喋りしたかったらSpatialChat(※ブラウザ上でバーチャルオフィスを体現できるオンライン通話ツール)を使えるので特には困っていないです。SpatialChatではミュートしてない人の雑音が聞こえてきて、実際に隣にいて身近に感じられるのでオフィスにいるような気持ちになれますね。

▲SpatialChatで開発中のverのデモを行う様子

ーー 日々のお仕事の進め方や、どんなお仕事をしているか教えてください!

施策策定から実装まで基本1人で進めています。直近だと、プッシュ通知を個人単位でパーソナライズして送る施策を行いました。現在アルゴリズムチームとしては2名体制で、週1だけ進捗共有のためのMTGをしていますがそれ以外は一人で黙々と。

LIPSのユーザーは、年齢がばらけていたり、化粧品の好みがそれぞれ異なりパーソナライズが重要だと考えているのでやりがいがあります。

ーー もうアルバイト2年、入社して半年経ったようですが入社して印象的だったことがあったら教えてください。

給与も評価も全公開なのはとても印象的でした。クォーターごとに業務で関わった人に評価をしてもらい、その評価に応じて給与が変動する評価制度です。
自分がAppBrewを魅力的に感じたのはこのようなフェアな評価と給与制度なので、自分が評価する側に回るときはできるだけ正しく評価するよう心がけています。

ーー 自分が評価するときに気をつけていることはありますか?

評価は甘すぎないように、且つモチベーションを下げてしまうくらい厳しく書かないようにしています。また、自分が知ってるエピソード1つで極端に評価したり下げたりしないようにしています。一つのエピソードだけで大きく評価を下げると失敗を恐れるようになってしまうと思うので。

評価が低くても高くても評価者がコメントをつけてくれるので、次のQからの改善に繋げることができます。なので自分もできるだけコメントをつけるようにしています。

ーー 学生目線で、AppBrewのいいところって何でしょうか?

ほぼフルリモートで出社しなくていいところはかなり大きいですね。都心から離れたところに住んでいる学生にとってはかなりプラスだと思います。

また、多くのユーザーを抱えるC向けサービスを抱えているため学生だとあまり経験できない大規模データ、大規模インフラを扱うことができることも貴重な経験になると思います。

ーー 入社してみて何か楽しいことはありましたか?

業務で関わる人は少ないけど、社員同士の繋がりが結構あるのが楽しいです。有志の部活があって、最近は6人くらいでスノボに行きました! 他にはボードゲーム部とか脱出ゲーム部とか、年齢が違くてもいろんな人と楽しめる遊びのイベントが結構多いです。大学には最近行けないけど、大学のサークルに参加している気持ちです。笑

最近はなかなか難しいけど、前は全社員が集まる忘年会もありました。出席が自由で、ボードメンバーも好きなように参加したり欠席したりしているのが気楽で安心です。参加の強制力がないのが全くないのが良いですね。

ーー 最近の趣味やハマってることがあれば教えてください!

技術的なことじゃないんですが『VALORANT』というゲームがあって......今はそれにハマってます。リリースから1年も経ってないけどそろそろ世界大会が開かれるくらい人気なんです。今のところPCだけのFPSで、キャラごとに能力があるのが特徴です。競技性とゲームバランスが高くて面白いです。
https://playvalorant.com/ja-jp/

ーー 最後に、AppBrewはどんな人にフィットしていると思いますか?

いわゆるフルスタックになりたい人にはおすすめです。一人で施策出しから効果検証までするので、SQLを書いたりインフラ触ったり広く経験が積めると思います。

それから、エンジニアの裁量がかなり大きく自由度が高いのと、特定分野の専門家のようなメンバーも多く在籍しているので新しい技術を学ぶ意欲が高い人にはフィットするんじゃないかなと思います。非エンジニアも自分でSQLを書く事を推奨されていて、全体的な技術レベルも高い気がします。

ーー ありがとうございました! AppBrewを検討している方へ一言ください!

楽しく成長していける職場なので、是非一緒に働きましょう!

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