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こんにちは!人事担当の相内です。
本記事では、女性メンバー5名と代表額賀による「女性キャリア座談会」の内容の一部始終を皆様にお届けします!
弊社では「ひとりひとりが活躍」できるように1on1やクエスト制度などを行ってきましたが、今回はPdMチームマネージャー宇野さんの発案を受けて座談会を実施することになりました。
「女性」というキーワードをメインの切り口にしつつも、
- 「多様な人材」が「それぞれのカタチ」で自己実現するには?
- それを会社としてはどのようにサポートできるのか?
についてお話をしております!
(登場メンバー)
- 額賀:代表
- 宇野:最初の正社員
- 横関:セーフティチームの立ち上げ
- 相内:コーポレート
- 本間:コーポレート
- 金城:デザイナー
額賀:本日はお時間いただきありがとうございます。宇野さんの発案を受けて今回は「女性キャリア座談会」を実施することになりました。
会社としてみんなが働きやすい状態を目指すなかで「実際に女性メンバーは働きやすいのか」というのをフラットに意見をもらいながら、オープンにディスカッション出来たらと考えてます。
今日は「会社にとって〜」とかはあまり考えすぎず、素直な自分の意見をみんなで言い合えたらなと思います!
それでは、テーマについて宇野さんからお願いします。
宇野:はい、では1つ目のテーマは、
「性別関係なく、スキル/性格に合わせて機会が割り振られていると思うか?」です。
「"YES"か"NO"のどちらかと聞かれたらどっちだろう?」というのを決めて、挙手していただければと思います!それでは、早速「YES」だと思う人は手を挙げてください!
「真っ先に思いついたエピソードがあります!」
全員:おおおおおお!
額賀:最初から全員手を挙げていただいて... ありがとうございます。それでは、具体的にどんなところでそう思うのかを聞かせてください!ぜっきー(横関)どうだろう?
横関:はい。在籍してもうすぐ3年になるんですけど、そもそも差別的なことを感じたことが一度もないです。女だからやらせてもらえないとかも、なかったと思います。
いま、話を振られて真っ先に思いついたエピソードがあるんですけど...
私がいるチームは元々違うチームだったのですが、当時額賀さんから「横関さん、セーフティどうだろう?性格的に向いていると思うんだけど」と言っていただけたんですよね。
自分自身も性格的に「セーフティ」の業務は向いているかもなと感じていたので、ソノトキの経験はとても印象に残っています。
額賀:いい意味で性別とかは僕自身意識していなくて、それよりも個人の性格やスキルにあった機会を提供できたら良いなと思ってます。
次は... 逆に新しいメンバーでゆかちさん(金城)どうでしょう。
金城:私は職種的にデザイナーが1人というのもあるかもしれませんが、差別的なことは感じたことないです。
ちょっと別の角度ですが、私自身転職の理由が「もっと上流工程から仕事に携わりたい」というのがあったので、それを意識して仕事をいただけているなというのは感じています!
額賀:確かに1人っていうのもあるかもしれないんですけど、入社すぐに上流から関わっていただけてむしろすごく助かっています!ありがとうございます!!
それでは、次のテーマにいきましょうか。
宇野:そうですね!次のテーマは、
いま「産休/育休」などが必要になったら申請できる雰囲気か?心配事はあるか?です。
額賀:これもYESかNOかでお願いします。心配事とかがある場合はこの場で言ってもらえるとすごく助かるので率直な意見を聞かせてもらえればと思います!
それでは、YESと思う人は手を挙げてください。
宇野:おおおおお、全員「NO」。心配事や不安がまさにあるということですね。
額賀:では、相内さんどうでしょうか?
実は女性は取りやすい?気にするべきは...
相内:私はコーポレートを担当しているんですけど、育休や産休の制度って実は用意されているものの告知をできていないって状況があるなと思っています。なので、皆さんにはどのような形でお休みだったり補助を受けられるのかを伝えられていないなあと...
別の角度で言うと、もし休暇を取るとなったときに「自分がやっていた仕事はどうなってしまうんだろう?」という不安があります。
皆さんが気を使ってきっと埋めてくれるとは思うんですけど、それを想像してしまうと私は休暇の申請などはちょっと出しづらいですね...
宇野:確かにそうですね。まだ社内で実例が一度も出てないから不安はあるかもしれないですね...
額賀:宇野さんはどう思いますか?
宇野:大前提申請を出すこと自体はできるのかなーと思いつつい、前例がないと制度があっても不安というのは結構あるなと思っているんですね。どんな会社でも最初は前例がないのが当たり前なので作っていきたいなと思ってます。
あとは相内さんのお話していたところに触れると、普段から「自分の仕事を自分以外でもできるようにする」って考えるのは改めて大事だなと。来たるべきときに備えて、最初から意識できるようにしたいと自分自身思いました。
額賀:ありがとうございます!ぜっきー(横関)はどうだろうか?僕の中でのイメージだと考えていることがありそうな気がする!笑
横関:確かに、自分の人生を計画的に考えるタイプなので将来的なこととかに向き合うことも多いですね笑 ちょうど今年に入ってから旦那と仕事のこととか子供のこととかを考える機会が出てきて「そういえばうちの会社ってどうなんだろう?」と思ったところでした!
個人的には取るときのこと、例えば「補助」や「休暇」のことも気になるのですが、それよりも「戻ってくるとき」ってどうなんだろう?と思いました。自分の周りには休暇をとって仕事に戻った人はまだいないし、自分はできれば戻りたいと思っているのでそのあたりが心配ですね。
宇野:あー!わかるかもー!私も産休、育休じゃないのよね。その後どうなるのかのほうが気になっちゃうなあ... 例えば、何かあったタイミングで会社に子供連れてきてもいいのかなーとか。
額賀:相内さんも話してたけど育休や産休に関わる制度自体は用意はしていて、まだ必要とされていないというのもあるとはいえ周知出来ていなかったなと改めて感じました。
あとは、こういうのって女性だけでなく男性も関わることなので...
宇野:確かに理解をしてくれる男性とかが最初に現れるとみんな安心できる気もしますね。
横関:女性って実は産休育休取りやすいのかなって思ったりもします。実際目で見てお腹が大きくなってきて、体調的につらそうだなってときもわかると思うので。そう考えると、逆に男性って取りづらいんじゃないでしょうか。
あくまで周りを見ていてなんですけど、子供ってすごく体調を崩しやすいのに女性が今日は仕事休めない!ってなってすごく困ることがあるんですよね。なので、男性もとれるようにしていくことがみんなの負担を減らせると思います。
なので、男性が早退できたりとかもしやすいと助かります!
額賀:使っている人もいるんですけど、実は有給休暇は全休や半休だけでなく時間給でも使えるようになっているんですよね。もっと周知していけるようにしますね!
次にみんなで「どうしたらもっと良くなるのか」を考えていきたくて... 本間さんどうでしょうか?
称賛する文化をつくろう
本間:はい、会社からメンバー向けにどのような制度があるかについての定期的な共有があると申請しやすいと思います。今回の様な「女性キャリア座談会」も、改めてどんな制度があるかわかったので申請しやすくなったなと感じました。
額賀:たしかにそうですね。人数が少ないうちはなかなか事例も出ないので申請する人も不安ですよね... 今後もクエスト制度などの時間で定期的に話せるようにしていきましょう!
横関さん、どうでしょうか?
横関:ちょっとパッとは思いつかないので自分自身がやっていることでもいいですかね?私は自分の性格もあるとは思うんですけど、沼田さん(元所属チームのマネージャー)に自分の人生設計や、どんなときに休みがほしいのかを話すようにしています!
自分の状況などを話していくことで、自分がサポートしてもらいたい部分を把握してもらえるよう意識してます!こういうのってお互い様なのかなと思っていて、自分も言いたいことを言わせてもらっている分は他の人が難しいことを手助けできるようになれたらいいなと。
額賀:結構テクニカルだね笑 宇野さんどうでしょうか。
宇野:男女関係なく、自分の都合などは伝え合えるような文化にしていきたいですね。あとは、育休や産休だと長期で休む人もいればそうでない人もいると思ってます。
そうしたときに誰かは休んだけど、私は休んでないというようなディスり合いではなくて、
「子供や自分のために休むことって良いことだね」
「子供や自分のために働くことって良いことだね」
と称賛し合えるような文化にしていきたいです。
横関:称賛ってうちっぽくていいですね笑
額賀:たしかにね、そうなっていきそうだね笑 あとはさっき出た話だと「仕事をどうやって引き継いでいくのか」だね。
宇野:最近は採用していないですけど、それこそまたインターン生を迎えていくことも良いことかなと思います。今だとなかなか引き継ぐ機会もないので、自分の小さな仕事でも任せていく文化を作れれば変わる気がしますね。
額賀:たしかにそうだね。最近文化になってきたけど、ドキュメントなどを定期的に残すこと引き継ぎを日常的に行っていきたいね。宇野さん、最後のテーマをお願いします。
宇野:では、3つ目のテーマです「自分のキャリアアップ、キャリア安定のために会社への要望はあるか」です。
額賀:男女関係ないことだなとも思うんですけど、やっぱり女性ならではのライフイベントなどもあると思うので、そういったことが障壁にならないように会社への要望とかがあったらぜひ教えてほしいです!
これも一旦YES・NOで聞かせてください!おー!二人ですね。
では、ゆかちさん(金城)からお願いします!
社会と繋がれる場所、「おかえり」を用意する
金城:一個目の産休育休の話のなかで「復帰してから」の話がでていて、私もその部分は気になっています。復帰してからすぐガッツリというよりも、なにかしらのサポートがあるとライフイベントへの不安は少なくなるなと思いました。
額賀:確かにそうですね。例えば子供が大きくなるまでは時短勤務の利用であったりとかを実施できると良いかなと思いました。ありがとうございます!宇野さんはいかがですか?
宇野:私もどちらかというと復帰してからの話ですね。ここまでの話にもあるように私としてはキャリアを大事にしたいなと思ってます。今やってることと同じくらいのやりがいを感じられる仕事に戻ってきたいと考えていて...
それが働き方なのか、雰囲気なのか、制度なのかまではわからないんですけど、頑張りたい人は頑張りに戻ってこれるし、落ち着きながら働きたい人はそれを選べるようにしていきたいです。
額賀:いいですね。確かに。時短、バリバリ働きたい、ポジションなど選べるのは良いですよね。そうしたら、会社としてどんな風な向き合い方をしてほしいとかはありますか・・・?
宇野:そうですね。例えばなんですけど、育休中でも今の会社のメンバーとコミュニケーションを取るように出来たら良いなと思っています。会社のメンバーも自分もバタバタしているかもしれないけど、たまに行う1on1とかの時間は取れるかなと思うんですよね。
育休中でも自分ができることや、してほしいことなどをコミュニケーション出来たらお互いに良いのかなと思います。完全に切り離されちゃって戻ってくるのは辛い感じもしますし... 休んでいる間に知らないことや知らない人が増えすぎてしまうと居づらい雰囲気にもなるので。
あとは別の角度として、子供が生まれると社会と切り離されてしまうと感じる人も多いというので、そういった側面でもコミュニケーションが取れるのは良いことかなと思います。
横関:それよく言いますよね。「〜〜ちゃんママ」と呼ばれてしまって辛いとか。社会とのつながりというか、戻ってこれる場所があるっていうのはいいですよね。みんなが「おかえり」って言えるような。
宇野:「今月の育児生活」とかをみんなで楽しめたりしても面白いかもね。他社の事例だけどSlackにファミリーチャンネルなんかを作ってそこで相談したりとか。ヤフー知恵袋とかよりも信頼できる人に相談できていいらしいですよ!
あとうちは代表含めてエンジニアメンバーとかも多いので育児の効率化を共有したり?笑
「授乳IoTをラズパイで作りました!」みたいな笑
額賀:確かに、そのくらいみんなで楽しみながら迎えられると良いかもね!笑 でも、そんなハックできることあるかなあ笑
横関:ぬっかさん(額賀)、楽しみにしてますよ笑