こんにちは。人事担当の相内です。
「困難に直面しても計画を練り、周囲を巻き込みながら仕事を進めていく姿勢」を大切にしているANIMA GROUP。今回はその姿勢を皆が示せるタイミングでもある「クエスト制度」についてご紹介します!
そもそも「クエスト制度」とは?
「クエスト制度」とは、
・チーム内で"即時"解決できなかった課題 ・メンバーが抱える悩み
などををゲームになぞらえて「クエスト」と称し、チーム外のメンバーを巻き込んで相談/ディスカッションを週一回のペースで行う制度です。
リラックスして実施できるよう任意参加・飲食自由としており、実際にクエスト後はそのまま雑談会に移行することも多いです。
実際にメンバーからは、
・業務で行き詰まった時に相談しやすい ・自分の意見を発しやすい ・メンバー同士の親睦が深まる
などの声があり、既に長期に渡って運用されている制度です。
クエスト制度の特徴
① 週次開催
主に会社全体での週締め会の後に開催しています。
1度の開催で取り扱うクエストは2個を目安としており、実際に各クエストに6~8名ほどのメンバーが参加しています!
②飲食自由
リラックスして全員が意見を発しやすくなるように飲食OKのカジュアルな会議としています。常に社内にストックしてあるお酒やお菓子を手に取りながら自由な雰囲気で実施していました。
昨今の状況も踏まえてリモートワークでの参加メンバーに対しても参加する場合は1度につき500円が支給され、お酒やおつまみなどを買っている方も多いです。
③役職問わず参加可能・任意参加
クエスト制度は社内のメンバーであれば誰でも参加可能で、メンバーから社長までフラットに意見を出したり、メンバーが社長にに提案することなども珍しくありません。
例えば、新規事業に関わっていないメンバーでも新規事業部に意見することができるなど、部署をまたいだ交流にもつながっています。
また、任意参加・入退室自由なので自分自身が、
・自身が価値を発揮できると感じたクエスト
・有意義な時間になると感じたクエスト
など、好きな時に好きなクエストにに参加できます。
過去クエスト例の一部をご紹介!
①「会社の未来を考えてみよう」
メンバー同士で全社の話をする機会を設けるため、代表が提案したクエストです。それまでメンバー同士で会社の現在・未来を俯瞰して話し合う機会が少なかったため、「有意義な時間になった」と参加メンバーからも好評でした!
②「評価面談で給与はどうやって決める?」
社内での査定時に、自身の評価を一方的に伝えられるよりも自分自身の評価を一度上司に提示した上で、それについて一緒に考えていくのはどうだろうか?と考えた代表が提案したクエストです。メンバーからの意見が飛び交い、代表自身も驚くほど参考になる意見が集まる時間となりました。
③「年末年始のGood & Newを話し合おう」
新年初のクエストで、年末年始でのメンバー各々の「良かったこと(Good)」や「新しい発見(New)」を全員で共有することで、相互理解を深める場となりました。
④「新入社員と仲良くなろう」
普段は解決策を得るための話し合いや意見出しに用いられることの多いクエスト制度ですが、新入社員との親睦を深める場としても利用されています!
クエスト制度がもたらすもの
①コミュニケーションの活性化
社内のメンバーが増えてきたり、昨今の状況からリモートワークなどもありコミュニケーションをとるメンバーの数が減っていくなかで、週に1度必ず誰かと交流できる場としてのクエスト制度の存在意義は非常に大きいです。
クエスト終了後雑談に移行する場合も多く、メンバー同士の信頼関係構築にも一役買っています!
②課題・悩みの解消
業務で壁にぶつかった際、自分・チームメンバー以外の多様な視点でアドバイスを得ることができます。クエスト制度によって課題解決の糸口を見つける機会を得られるため、悩みや課題を抱え続ける状態を作らず、メンバーのモチベーション維持にも効果が期待できます。
③部署間の交流
クエスト制度を通じて、他チームの仕事内容や他チームが抱えている課題を知ることも多いです。普段自分の業務をこなしているだけでは見えてこない事情を知ることができる貴重な機会であり、組織全体の業務効率向上につながります。
クエスト制度の今後
今後さらに多くのメンバーがクエストに参加し、提案できる環境づくりを目指しています。まずは「クエスト初参加のメンバー数増加」を目標とし、定期的に目標を見直しながらクエスト制度をより良く進化させていこうと考えています。
また、クエスト制度に留まらず、メンバー同士のコミュニケーションを促進するため様々な施策を検討していく予定です。出社時のコミュニケーション環境を可能な範囲で再現できるよう、ゲームトレード全体で注力しています!