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こんにちは!ALCHEMYのエンジニア、Mです。
7月下旬、ちょうど私が研修に励んでいたころにエンジニア交流会が開催されました。今回は、研修生の目線で感じたことや学んだことをお伝えしていきます。
皆さんは、エンジニア交流会と聞いてどのようなイメージを持ちますか?経験のあるエンジニアがチャンスを求めて参加する場?それとも、ルーキーエンジニアが価値ある情報を交換する場でしょうか。
今回のイベントは、ちょっと違っていました。
イベント当日
未経験の私にとっては、普段は現場に出ていてなかなか会えない先輩方に会えるチャンスです。苦労話や面白い体験談を聞いて学ぼうと意気込みます。
オフィスではプロジェクターが起動していて、薄暗い部屋にスライドが映し出されています。これから長くお世話になる先輩方なので、うまく馴染んでいきたい…まずはアイスブレイクでゲーム「お題当てゲーム」が始まるようです。
回答者が正解を導き出すまでみんなでヒントを出し合う…つまり、その人をよく知っている必要があるので難しそうですね。えっ次は私が回答者ですか?ジャンケンで決まったので仕方ありません。わ、一発で答えられました!先輩、分かりやすいヒントをありがとうございます。緊張しました〜。
こうして、いつの間にか溶け込んでいました。
ウォーミングアップ
次は、Codewars の時間です。コードを記述して問題を解けたらクリアというゲームですが、これをもとにチームで分かれてポイントを競います。JavaScriptを使った問題ということで、研修で学んだ内容が役立つ展開に。
業務では他の言語で書いているという先輩もいるため、集中的に学んだ研修生の出番かな!と思っていたら、まさかの in English。ドキュメントや翻訳サービスを駆使しつつ、あれが使えそう、これならどうだ、と盛り上がりながらクリアしていきました。
ライトニングトーク & クイズ
プログラミングで熱くなったところで、ライトニングトークと自己紹介クイズが始まります。ここでは、研修生が主役として活躍します。
実はこのアクティビティ、運営メンバーから事前に声がかかってこっそり準備していたものです。入社までの経緯や、自分の好きなものについて話していきます。笑いあり驚きありで、途中で昼食も挟みながら続きました。一番経験の浅い私たちがステージにいるとは、普通は考えられないシチュエーションです。
ここでなんとなく、このイベントは私たち研修生のために作られているのではないか、と感じるようになってきました。
JavaScriptでゲーム開発
外は夏を浴びるような天気ですが、快適なオフィスでは新たな企画が始まります。JavaScriptを使って数当てゲームを作ろうというものです。現場経験のある先輩たちと協力しての開発ということで、私たち研修生にとっては、ちょうどいい実践の機会でした。
形式はモブプログラミングで、一人が実装を担当し、他のメンバーがサポートしていくというものでした。面白かったのは、役割がローテーションするシステムだったことです。一般的には、初心者がコードを書き、経験者がアドバイスをするのがよくあるパターンですが、今回はその逆もありました。直近で学んだ知識をもとに自分から意見を出していくというのは、少し不思議な感覚でした。
先輩方も同じ研修を受けてきたとはいえ、普段の業務ではJavaScriptを使っていない方もいますので、私たち研修生がリードしていく場面は多くありました。経験豊富な方々を前にして恐れ多い気持ちもありましたが、自分の意見を出して受け入れてもらえたときには、自信が湧いてくる感覚になりました。
時間ギリギリまで、挙動を確認するだけでなく、もっと何かできないかと相談して開発を続けました。先輩方は手取り足取り教えてくれるというより、任せてもらえる雰囲気でした。その中で、連携して開発していく難しさに気付いたり、自分のコードをチェックしてもらいたい欲求が出てきたりしました。最後にはチームごとの発表があり、開発の流れや工夫したポイントを共有しました。
振り返ってみて
実際に現場に出てみると、この交流会が思い出されます。経験豊富な方たちに囲まれながら、自分なりに考え、意見を伝えていくことの難しさと面白さを日々感じています。
この交流会を通じて、直接的にも間接的にも研修生の存在感が生まれました。チームにも自然と溶け込めましたし、先輩方とも相互に楽しめたのではないかと思います。そして、これから共に世界を変えていく、そんな力も感じられました。この体験は、エンジニアとしての私の未来と、成長していくチームの未来に繋がっていると言えます!
最後に
ちょっと変わったエンジニア交流会についてお伝えしました。経験の有無にかかわらず、自ら動き、場を作り上げていくのは、予想以上に楽しいものでした。また、一般的な交流会のようにネットワーキングに悩む必要もありませんでした。なにしろ、同じチームなのですから。
スキルを磨きつつ、自分たちのためにイベントも企画し、チームメイトと一緒に成長する、そんなエンジニアチームにご興味のある方は、ぜひ弊社を覗いてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。